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posted by fanblog

2017年06月30日

“カイザー・長谷部“がいないとダメ! 独紙が日本の主将を大絶賛「彼がいないと3バックの意味ない」

リベロとして機能
シーズン終盤は苦しい戦いとなってしまったが、ニコ・コバチ率いるフランクフルトは今季ブンデスリーガで印象的な戦いを見せてくれた。中でも特徴的だったのは、日本代表MF長谷部誠を3バックの中央に据えるシステムだ。シーズン途中から採用したこのシステムは見事にフィットし、一時はヨーロッパリーグ出場権を狙える位置にまで順位を上げることができた。

長谷部、故郷藤枝でボールを使ったトレーニング再開!

地元紙『Frankfurter Neue Presse』も長谷部のことを絶賛しており、「コバチは長谷部の正しいポジションを発見した。長谷部は基本的にヘスス・バジェホ、ダビド・アブラハムとともに3バックの中央でプレイし、これがフィットした。彼はフランツ・ベッケンバウアーのようなリベロとして動いた」と伝えている。

長谷部の本職は中盤だが、その統率力と冷静な状況判断はリベロの役割に合っていた。センターバックを任せるにはサイズに不安もあったはずだが、コバチのコンバートは見事だったと言える。

その効果は守備面だけでなく、ビルドアップでも効果があった。もともとボランチを務める長谷部は最終ラインに下がったことでプレッシャーを回避しやすくなり、そこからシンプルにボールを散らすことが可能となった。同メディアは「長谷部はフリーマンだった。彼にプレッシャーがかからないようになっていたので、彼は3バックの中央から攻撃の第1歩となるパスを出せた」と分析している。

ただ残念だったのは、長谷部が3月のバイエルン戦で膝を痛めてシーズンを終えてしまったことだ。その頃よりチームの勢いには陰りがあったが、同メディアは「長谷部がいなければリベロを含む3バックは意味をなさなかった」と伝えており、守備を統率する男の離脱を嘆いている。

その長谷部は復帰へ向けて着々と準備を進めており、すでにボールを使ったトレーニングを再開するところまできている。同メディアも来季再びリベロ・長谷部が見られることを期待しており、これまでと変わらずフランクフルトにとって重要な存在となりそうだ。

2017年06月23日

面白いと噂のジェフ。 ハイプレス・ハイラインって、どんだけ高いのか

今季より就任したフアン・エスナイデル監督のもと、ジェフユナイテッド千葉が面白いサッカーをしているということは、小耳にはさんでいた。

 このアルゼンチン人指揮官が求めるサッカーは、ひと言でいえば「ハイプレス・ハイライン」。とりわけそのライン設定は極端で、「どんだけ高いんだよと!」と思わず突っ込みを入れたくなるほどだという。




当然、背後には広大なスペースが生まれるが、それでも高い位置でプレスをかけて出しどころを抑え、背後にボールを簡単には蹴らせない。あるいは蹴られても、出し手と受け手のタイミングを狂わせることで、オフサイドにかける。その積極的な守備スタイルは一見すると無謀だが、うまくハマればほとんどの選手が相手陣内にいるため、分厚い攻撃を仕掛けられるメリットがある。

 ハイプレス・ハイラインとは、つまり、ハイリスク・ハイリターンと言い換えることができるだろう。

 実際にこれまでの千葉の戦いを振り返れば、そのリスクとリターンの振れ幅の大きさを感じることができる。松本山雅FCに1−3(第4節)、横浜FCに0−4(第9節)、東京ヴェルディに0−3(第14節)と完敗を喫した一方で、V・ファーレン長崎に5−0(第13節)、愛媛FCに4−2(第16節)と完勝。そうした派手なスコアだけでなく、第17節を終えた成績は6勝5分6敗と、勝ち負けを繰り返す出入りの激しい戦いを続けている。



ハイラインの実効性を知るうえで、奪ったオフサイドの数を見ても面白い。開幕戦のFC町田ゼルビア戦では11回、第6節の京都サンガF.C.戦では12回、第7節のザスパクサツ群馬戦では13回と、何度も10を超えるオフサイドを奪っているのだ。通常、1チーム当たり1試合で2〜3回が平均だから、この数はちょっと尋常ではない。

 そんな千葉の特殊なサッカーが首位チーム相手に通用するのか。ホームで行なわれた第18節のアビスパ福岡戦は、彼らの力量を知るうえでも、実に興味深い一戦となった。

 どこまで極端なのか――。そんな高揚感をもってこの試合を見たためか、結論から言えば千葉のパフォーマンスにはちょっと拍子抜けさせられた。

 最終ラインは確かに高いが、「どんだけ!」と突っ込みを入れたくなるほどもでない。ハイプレスも献身的ではあったが、想像の範疇のレベルだった。むしろ感じたのは、バランスのよさ。それでも次々に福岡の選手がオフサイドに引っかかる。得点源のFWウェリントンが次第にイライラしていく様(さま)は、まさに千葉の巧みな守備の賜物だった。

 一方で攻撃面でも、よさが見えた。前線にクサビを入れて、その落としをアンカーのMF佐藤勇人やセンターバックのDF近藤直也がサイドに展開。両ウイングだけでなく、サイドバックも果敢なオーバーラップを繰り出し、厚みのあるサイドアタックを実現する。4−3−3のフォーメーションを採用した千葉は、3−4−3の布陣だった福岡とのシステムのギャップを突いて、サイドから次々にチャンスを作った。



もっとも、20分ほどまでは完全に千葉のペースだったが、前半途中から福岡が4バックに変更したことでギャップを突けなくなると、次第に千葉の勢いはトーンダウン。落ち着きを取り戻した福岡にラインをかいくぐられ、ピンチを招く場面も増加した。

 それでも千葉は粘り強く耐えしのぎ、逆にいくつかチャンスを作った。結局、失点はしなかったものの、得点も奪えずに試合はスコアレスドローで終了。試合後、エスナイデル監督は「いい試合だったと思っている。もちろん勝ちたかったが、全体的には満足している」と納得のコメントを残したように、首位チーム相手の引き分けは、千葉にとっては前向きなドローだったようだ。

 個人的な感想では、物足りなさが残った。どこか規格外のサッカーを期待しすぎたのかもしれない。そんな想いを佐藤に伝えると、苦笑いを浮かべながら、こう返してきた。

「開幕当初はこのサッカーはすごいなというか、ラインが高すぎるんじゃないかという不安を持ちながらプレーしていました。でも、最近は自分たちも慣れてきて、うまくバランスを調整できるようになってきたと思います。危険なシーンもだいぶ減ってきたし、リスク管理もできるようになってきた。それでもオフサイドはしっかり取れている。不安が自信に変わってきたという手応えを感じています」


当然、破天荒なスタイルだけでは結果にはつながらない。試合を重ねるごとにハイライン・ハイプレスのサッカーは悪い部分がそぎ落とされ、成熟度を増していったということなのだろう。極端ではなく、程よい高さ。その絶妙なバランスを、徐々に見出しているのかもしれない。

 首位の福岡を零封した守備の手応えがある一方で、佐藤は攻撃面の課題を口にする。

「立ち上がりはよかったですけど、時間が経つにつれて勢いは消えていったかもしれません。攻撃の質ももちろん重要ですけど、意識の問題も大きい。1点でも獲れば、相手は出てこざるを得ないので、自分たちのやりたいサッカーがもっとできると思う。だからまずはシュートの意識、ゴールを奪うという覚悟をもっと持たないといけないと思います」

 確かに、この日の千葉はいい形を作りながらも、得点の匂いを感じることは少なかった。スタイルの成熟の一方で、個々の意識が欠如していた。不安は自信になったが、その自信を確信に変えるには、指揮官が求めるスタイルを体現するだけでは足りないのだ。

 2009年以来、J1から遠ざかっている千葉に今求められるのは、「ハイライン」でも「ハイプレス」でもなく、勝利を得るための「覚悟」なのかもしれない。
【SIESTA読谷】
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シエスタ読谷
ハイサイ!(*゚▽゚*) 南国の地、沖縄県の社会人サッカー1部リーグに所属しております、シエスタ読谷と申します! 当ブログでは様々なサッカー関連情報や動画等を紹介したりしていきたいと思います♪
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