2018年02月02日
遠藤保仁も心躍らす新スタイル!『クルピ×ヤット』の化学反応でガンバに何が起こる?
「また攻撃的にいって、たくさん点を取って打ち勝つサッカーをやりたい」
遠藤にとってプロ20年目のシーズンは、静かにスタートした。ガンバ大阪は1月22日、沖縄でキャンプを開始。大阪から移動し、午後に練習をスタートしたこの日は、アップ後に約45分間のランニング。まずは身体を起こすと、あっという間に全体練習は終了した。その後は自主練習タイムに。クルピ新監督は特に指示を送ることはなく、じっと選手の様子を見守るだけ。選手たちはおのおのでグループを作り、ボール回しを始めた。そんななかで遠藤はひとりチームスタッフを伴い、体幹トレーニングを開始。約30分間にわたり、黙々と自らがやるべきことをこなした。
31日までの1次キャンプでは練習試合の予定もなく、主に体作りがベース。
「今は漠然と攻撃的にやるんだろうな、というイメージぐらいしかないんでね。また攻撃的にいって、たくさん点を取って打ち勝つサッカーをやりたいですし、失点を抑えつつ攻撃的な部分を出せれば、新たな発見もあると思います。守備の部分で厳しく、という部分も当然ありながら、いかにしてボールを取られないか、ということが先に来るんじゃないかとは思っています」
戦える身体へのシフトチェンジを徐々に図りながら、遠藤は自身も望む攻撃的スタイルへの変化に向け、静かに心躍らせた。
昨季まで5年間指揮した長谷川監督の下、守備の規律と戦う意識を持ったチームは、14年の三冠達成など4つのタイトルを獲得した。しかし昨季は10位と低迷。ひとつのサイクルが終わったシーズンとなった。クラブは今季、かつての攻撃的なスタイルを取り戻すべく、クルピ監督を招聘。G大阪=攻撃というスタイルに、もう一度舵を切ろうとしている。
一方で今オフ、クラブは例年に比べて移籍市場で目立った動きを見せていない。現時点で、課題のひとつである絶対的な得点源の獲得にも至っていない。そんな状況を踏まえ、今季の目標と戦力分析については、遠藤は現実的な目も持っている。
「もちろんタイトルというところは頭にありますけど、昨季僕らは10位。バカみたいにでかいことは言えない。チャレンジャーとして、臨みたいと思います。いろんな問題も出てくるとは思いますけど、その都度きっちり修正していければ、チャンスはあると思います。今いる選手が自分たちの力をしっかり出せれば、他のチームに劣っているとは思わないですよ。代表もたくさんいますし。でもチームが優勝を争うためには、新たな若手の力も必要不可欠だと思います」
「自分としては若手より良いパフォーマンスを見せるだけ」
クルピと言えば、セレッソで若手の才能を次々と開花させた慧眼の持ち主だ。若手の台頭は、遠藤にとってポジションを争うライバルが出現することを意味する。
「僕も自分の持っているもの、経験などを表現したいし、監督の要望に応えるようなプレーを見せたいと思っています。毎年この時期は、誰もポジションを保証されていない。今までの実績は関係ないし、いい危機感とプレッシャーを与えてもらいながら、自分としては若手より良いパフォーマンスを見せるだけです」
この程度の状況で、かつてチームメートの今野が「神のメンタル」と呼んだ遠藤が、慌てふためくはずもない。思い返せば、これまでガンバで宇佐美や堂安といった若手が才能を花開かせた背景には、彼らが力を発揮できる状況を作り出す背番号7がいた。『クルピ×ヤット』が起こす化学反応で、2018年のG大阪にどういった変化が生まれるのか注目だ。
遠藤にとってプロ20年目のシーズンは、静かにスタートした。ガンバ大阪は1月22日、沖縄でキャンプを開始。大阪から移動し、午後に練習をスタートしたこの日は、アップ後に約45分間のランニング。まずは身体を起こすと、あっという間に全体練習は終了した。その後は自主練習タイムに。クルピ新監督は特に指示を送ることはなく、じっと選手の様子を見守るだけ。選手たちはおのおのでグループを作り、ボール回しを始めた。そんななかで遠藤はひとりチームスタッフを伴い、体幹トレーニングを開始。約30分間にわたり、黙々と自らがやるべきことをこなした。
31日までの1次キャンプでは練習試合の予定もなく、主に体作りがベース。
「今は漠然と攻撃的にやるんだろうな、というイメージぐらいしかないんでね。また攻撃的にいって、たくさん点を取って打ち勝つサッカーをやりたいですし、失点を抑えつつ攻撃的な部分を出せれば、新たな発見もあると思います。守備の部分で厳しく、という部分も当然ありながら、いかにしてボールを取られないか、ということが先に来るんじゃないかとは思っています」
戦える身体へのシフトチェンジを徐々に図りながら、遠藤は自身も望む攻撃的スタイルへの変化に向け、静かに心躍らせた。
昨季まで5年間指揮した長谷川監督の下、守備の規律と戦う意識を持ったチームは、14年の三冠達成など4つのタイトルを獲得した。しかし昨季は10位と低迷。ひとつのサイクルが終わったシーズンとなった。クラブは今季、かつての攻撃的なスタイルを取り戻すべく、クルピ監督を招聘。G大阪=攻撃というスタイルに、もう一度舵を切ろうとしている。
一方で今オフ、クラブは例年に比べて移籍市場で目立った動きを見せていない。現時点で、課題のひとつである絶対的な得点源の獲得にも至っていない。そんな状況を踏まえ、今季の目標と戦力分析については、遠藤は現実的な目も持っている。
「もちろんタイトルというところは頭にありますけど、昨季僕らは10位。バカみたいにでかいことは言えない。チャレンジャーとして、臨みたいと思います。いろんな問題も出てくるとは思いますけど、その都度きっちり修正していければ、チャンスはあると思います。今いる選手が自分たちの力をしっかり出せれば、他のチームに劣っているとは思わないですよ。代表もたくさんいますし。でもチームが優勝を争うためには、新たな若手の力も必要不可欠だと思います」
「自分としては若手より良いパフォーマンスを見せるだけ」
クルピと言えば、セレッソで若手の才能を次々と開花させた慧眼の持ち主だ。若手の台頭は、遠藤にとってポジションを争うライバルが出現することを意味する。
「僕も自分の持っているもの、経験などを表現したいし、監督の要望に応えるようなプレーを見せたいと思っています。毎年この時期は、誰もポジションを保証されていない。今までの実績は関係ないし、いい危機感とプレッシャーを与えてもらいながら、自分としては若手より良いパフォーマンスを見せるだけです」
この程度の状況で、かつてチームメートの今野が「神のメンタル」と呼んだ遠藤が、慌てふためくはずもない。思い返せば、これまでガンバで宇佐美や堂安といった若手が才能を花開かせた背景には、彼らが力を発揮できる状況を作り出す背番号7がいた。『クルピ×ヤット』が起こす化学反応で、2018年のG大阪にどういった変化が生まれるのか注目だ。
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