2015年07月17日
皆さん知っていますか?NEWスパイクが切れ味抜群な件・・・
日本代表選手らが一同に集結
アディダスジャパン株式会社は“THE NEW FOOTBALL”のコンセプトのもと開発された最新のスパイク「X(エックス)」と「ACE(エース)」を7月1日から世界同時発売する。これを記念して30日、東京・両国国技館で「adidas X/ACE Japan Launch Event」を開催した。
新たにデザインを一新したニュースパイクのコンセプトは“THE NEW FOOTBAL”。現代フットボールのトレンドとして、チームは確固たる“スタイル”を持ち、そのスタイルを体現する“個の力”という点を強調している。
イベントにはアディダス社の契約選手総勢16人が新モデルのスパイクを身につけて、トークやフォトセッションに臨んだ。
今回発表された新スパイクは2種類。「X」は、高度な戦術を高いレベルで表現する現代フットボールにおいて、予測不能な動きや、相手の裏をかくプレーで試合を破壊する「ゲームチェンジャー」向けに開発された。
このイベントで「X」を初めて着用した日本代表MF香川真司(ドルトムント)は「すごくデザインも斬新で、目立ったスパイク」と感想を口にした。自身が所属するドルトムントのチームカラーを想起させ る、黄色と黒のひときわ目を引くデザインにも「派手なスパイクは好き」と笑顔で歓迎していた。
今夏、ドイツ1部のマインツ04への移籍が決まった武藤嘉紀(FC東京)も、この「X」を着用する選手のひとり。フィジカルコンタクトの激しい新天地ドイツでの活躍を見据え、「やっぱり選手の特長を伸ばすためにスパイクというのはかなり必要。自分の特長である、スピードやフィジカルをXというスパイクは、かなり引き上げてくれると思う」と語っている。
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日本屈指のプレーメーカーも歓迎
一方の「ACE」は、「プレーメーカー」に向けてつくられている。チームがどんな状態でも少ないタッチのパスからリズムを作り出し、ピッチ上の選手の呼吸を感じて相手が予測できないような決定的な パスを通す。そんな敵だけでなく、味方も支配するための新スパイクだ。
日本屈指の技術を持つMF中村俊輔(横浜F・マリノス)は、この「ACE」を初めて履いた感想として「(履いた感触は)いいっす。包みこまれたような感じ」と好印象を受けている。精度の高いFKやパスなど、繊細なボールタッチにこだわる中村にとって、自分のプレースタイルに合ったスパイクは欠かせないようだ。
「アッパーのところが思ったよりも柔らかい。トラップとか、弾力性が合って吸収しやすそう。逆に、反発性もあるということなので、プレースキックやパスの得意な僕のプレーをこのスパイクが広げていってくれるんじゃないかな」
同じく「ACE」を着用した柴崎岳(鹿島アントラーズ)は、スパイクのコン セプトでもある個の力に言及し「個性に突出した選手。前線にかぎらず、GKからディフェンス、中盤の選手まで、なにか一つに秀でている選手、自分はこれだと言い切れるようなプレーをしている選手が必要だと思う」と話している。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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