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2022年03月19日

渚のカセット

casette.jpg
時は1987年、東京での生活が始まって初めての夏。

テレビからキリンレモンのCMでTUBEのサマードリームが流れていた。

この少し前、家でステレオやコンポで音楽を聴いくのが当たり前だった時代から、WALKMANやカーステレオで『音楽を外に持ち出す時代」に変わって行った。

アルバムをカセットテープに入れて聴いていた僕が、なぜか様々なアーチストの楽曲を90分のカセットテープに片面10曲ずつ合計20曲を入れてその年の夏のBGM「渚のカセット」を作るようになった。

cassetttetape.jpg

まずCDを大量にレンタルしてその年の夏を象徴する曲からスタート。

車に乗り、エンジンをかけて家を出て高速に乗り、ここで海が見えてしばらく海沿いの道路を走る、頬にあたる潮風が気持ち良い。駐車場に車を止めて砂浜に降り、座って海を眺めながら過ごして夕方家路に着く。

当時、僕は車を持ってなかったので見える景色は完全に頭と心と肌感覚である。

drive.jpg

それを六畳一間のアパートで目を閉じながら感じてるのだ(謎)

僕は高校生の時にバンドを組んでいてLIVEのセットリストは僕が作っていたのでここで上げて、ここで落として、後半一気に畳みかけるなどという自由自在な流れを作るのがたまらなく好きだった。

それから何年か経ち、車が持てるようになった。

今まで頭と心と肌感覚で作っていた作品を実際車で聞くようになると風、音、振動の体感がよりリアルに感じる。

車を運転しながら

「あ、ここでアップテンポがもう一曲必要だ」

「この繋ぎはいい」

「あーここでこの曲じゃない」

「なんかしっくり来ない」

「違う!」

とか。 

家に帰り曲順を入れ替える修正作業が始まる。

新しい曲を持ってきたり、今回この曲はごめんなさいしたり、どうしてもあの曲を入れたいのにCDレンタル屋さんに行ったらで借りられて無かったりしてすぐに完成しなかった年もあったけどハマった時は本当に気持ちが良かった。

「渚のカセット」を作ったら夕日の海を見ながら聴きたい「Sunset Beach」も作るようになった。

sunset2.jpg

邦楽、洋楽のバラードばかり20曲、採用の基準は夕日をイメージしてその曲を聴くと鳥肌が立つかどうかだ。

そんなことやってたなぁ・・・


いい映画には必ずいい音楽がある

映像と音楽がばっちりハマると感動する

そして夏の思い出はずっと心に残る。


posted by まあ at 07:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 思い出
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