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2022年03月14日

何もしなくていい

nanimosinakuteii.jpg
父がアルツハイマー型認知症、母がレビー小体型認知症になり、実家に帰る回数が増えるようになった。

だんだん出来る事が減っていく姿を見るのが切なかったし、いつ転倒するか分からない2人をいつもヒヤヒヤしながら見ていた。

実家に帰らない時も妹が仕事で居ない時は心配で心配で堪らなかった。

ある日、妹が仕事でいない日に実家で父、母、僕の3人でいる時、父が僕に「水」と言った。

僕はコップに水を入れて父に渡した。

すると父は僕に「ありがとう」と言った。

それから父と母は昼寝をして、その2人の寝顔を見て

僕は今までずっと父と母に何かをしなきゃ、何かしなきゃと思っていたけど、僕は何にもしなくていいんだ、ただそばにいればいいんだ。

と感じた事があった。

水と言われたら水を持って来る

背中が痒いと言われたら背中を掻く

足が痛いと言われたら足を摩る

冷やし中華が食べたいと言われたら冷やし中華を作る、または買って来る

買い物に行きたいと言われたら買い物に連れて行く

母が「部屋の中に蛇がいる」言ったら「蛇なんていないでしょ!」と言わずに「蛇がどこにいるか教えて」と一緒に蛇を探すと「居ない」「気のせいか」と母は思う

そう言った感覚で父と母に接するようになると随分気持ちが楽になった。

親の介護ってついあれをしなければ、これをしなければと常に何かを探しがちになって、介護する側か疲れ切ってしまうこともあるけど実は

あなたの親は「あなたがただそばに居てくれるだけでいい」と思っているかもしれない。


posted by まあ at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 認知症
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