燃えにくいマッチでも、
何度か擦っているうちに、火がつくものだ!
そんな、前書きから始まるのが、
この名著!
ならば、
人の心も、何度となく、
マッチのように、繰り返し、擦らなければ、
火は灯らないし、花火は上がることさえない!
芥川賞という形で、評価され、一世を風靡した純文学な小説。
世の中では、俗に言われる、先輩後輩・・・。
年上は、敬うべき存在!とは言うけれど、
いざ、社会に出てしまえば、デキル人ほど評価は、高いもの!
芸人の世界なら、その格差は、必至!
ウケる、ウケない!たったそれだけのあっという間の瞬間・・・
そこで、すべての評価が決まってしまうのが現実。
先輩が、後輩の前で、すごくカッコつける。
けれど、
後輩のほうが、がんばって、評価が高く、仕事の幅が広がっていく。
こうした、社会性を反映させながら、
個人としての人間関係は?というと・・・
友だちに近い関係であればあるほど、
完全には、腹を割らないところがある!と。
芸人のコンビに、その特性を見出しながら、
運命を共にしている、その独特の世界観は、
まさに、マッチを擦って火花を起こすものかも・・・。
人の心の変化と進化・・・
そして、
世の中に対する、従順な姿勢と、
俗世間への反骨精神の共存・・・
燃えにくいマッチでも、
何度か擦っているうちに、そのうち、火がついてくる・・・。
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