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86種目はウェストファリアン・ダックスブラッケをご紹介します

英語表記　　Westphalian Dachsbracke 原産国　 　　　　　　　　 　　 　ドイツ サイズ 　 　　 　　　　　　　　　中型犬 体高　　　　　　　　　　　　30〜38cm 体重　　　　　　　　　　　　 　 　 不明

ドイツ原産のセントハウンド犬種で、短足なのが容姿の特徴です。1800年頃に誕生したとされており山林などでも駆け回ることが出来る短足のセントハウンド犬種を目指しイングリッシュ・フォックスハウンドや地元のブラッケ系の犬種とダックスフントを掛け合わせて作出されました。元々はノウサギやキツネなどのセントハントに使われていたが、イノシシやシカなどの大型哺乳類のセントハンドにも使われるようになりました。優秀な嗅覚と猟犬にしては扱いやすい気性を持ち合わせていたため、1848年に一般人の狩猟が解禁されると人気が急上昇しました。1886年に現在の犬種名になり、1900年代にはドイツ国外にも輸出されるようになりました。その中でデンマークに渡って改良されたものはデーニッシュ・バセット、スウェーデンに渡って改良されたものはドレーバーに発展し別の犬種として発展していきました。日本では馴染みのない犬種ですが、ドイツでは猟犬として人気の犬種になっています。



飼い主や家族に対しては忠実で従順な性格をしています。仕事熱心で躾の飲み込みも早く、判断能力に長けています。基本的には人懐っこいため、よほどの不審者以外には有効的に接してくれます。ペットとしての飼育も可能ですが、やはり猟犬としての方が能力を発揮してくれそうです。



運動量が多く、1日に2回30分程度の散歩が必要になります。元々が猟犬であるため運動不足にならないように注意が必要です。被毛の手入れは週に1回のブラッシングと汚れた際には濡れたタオルで拭いてあげるようにしましょう。普通の犬種よりも胴長であるため、腰に負担がかからないように肥満に注意する必要があります。他の胴長犬種同様で抱き方を間違えると椎間板ヘルニアになる可能性が高いので要注意です。