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2023年01月17日
イングリッシュ・ポインター
76種目はイングリッシュ・ポインターをご紹介しますイングリッシュ・ポインター
 | 英語表記 English Pointer 原産国 イギリス サイズ 大型犬 体高 61〜69cm 体重 20〜35kg |
イングリッシュ・ポインターの特徴イギリス原産の鳥猟犬で主にヨーロッパを中心に活躍してきました。スペインやポルトガルの祖先犬をもとに、イタリアン・ポインターやフレンチ・ポインターを交配させ現在の姿に固定されていきました。イギリス原産の猟犬の中では最高傑作といわれており、鳥猟犬の中でも競争心が強く有能なことから、国内外からの人気も高い犬種となっています。優れた運動能力と嗅覚を兼ね備え、優美で力強い姿が特徴の犬種です。日本では狩猟が一般的ではないため、愛好家や競技用の犬として飼育されてきました。
イングリッシュ・ポインターの性格優しく温和な性格で飼い主に忠実で優れた集中力を有しています。社交的で他に犬や人間とも仲良くすることができます。家族と一緒にいることを好むため、家庭犬として飼育する人も増加しているようです。元々が猟犬であるため、しっかり躾とトレーニングをすれば子供とも仲良くできるでしょう。
イングリッシュ・ポインターの飼い方運動量が多く、1日に2回60分程度の散歩が必要になります。エネルギッシュで体力もあるため普通の散歩だけでは満足できず、運動不足はストレスの原因にもなるため注意が必要です。ストレスを溜めさせないために、長時間走らせたり自然の中でおもいっきり遊ばせてあげるようにしましょう。被毛の手入れは1週間に1回程度のブラッシングと垂れ耳なので定期的に耳掃除もしてあげるようにしましょう。
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2023年01月16日
イングリッシュ・フォックスハウンド
75種目はイングリッシュ・フォックスハウンドをご紹介します イングリッシュ・フォックスハウンド
 | 英語表記 English Foxhound 原産国 イギリス サイズ 大型犬 体高 58〜69cm 体重 25〜34kg |
イングリッシュ・フォックスハウンドの特徴イングランド原産のセントハウンド犬種で、世界的に最も有名なフォックスハウンドタイプの犬種であることから単にフォックスハウンドと呼ばれることもあります。狩猟犬の特徴を引き継ぐハウンド系の犬としては、最もその性格を今でも色濃く残した特徴があるイングリッシュ・フォックスハウンドは、歴史も大変古く、11世紀にはその名が刻まれているようです。キツネ狩りのために作出された犬種で、まさに猟犬といった雰囲気をしており、骨太でしっかりとした体型をしています。優れた嗅覚をしており、足が長く走りがとても速い特徴があります。現在でもショードッグとして登場することは少なく、狩猟犬として活躍しています。日本でも非常に多くの飼い主いがいる「ビーグル」はイングリッシュ・フォックスハウンドの特徴を活かして愛玩犬用に作出されたという説もあります。
イングリッシュ・フォックスハウンドの性格飼い主に忠実で普段はおおらかな性格をしていますが、猟の際には勇敢で果敢に獲物を追います。元々が群れで狩をするため、社交的で他の犬や人間とも仲良くすることができます。忍耐強く愛想もいいですが、初対面の人に対しては警戒心を持ちます。独立心が強いため躾は少し苦労するかもしれません。周囲を察知する能力も高くしっかりトレーニングをすれば良きパートナーになってくれるでしょう。
イングリッシュ・フォックスハウンドの飼い方運動量が非常に多く、1日に2回60分以上の散歩が必要になります。長距離を走るために作出された犬種であるためジョギングやハイキングのパートナーに適しているでしょう。広いスペースで思いっきり走らせてあげるなど運動不足にならないように注意しましょう。1匹での飼育よりも他の犬との多頭飼いの方が飼い方的には適していると言えます。被毛の手入れは1週間に2回ほどのブラッシングをしてあげると良いでしょう。
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イングリッシュ・バンドッグ
74種目はイングリッシュ・バンドッグをご紹介しますイングリッシュ・バンドッグ
英語表記 English Bandog
原産国 イギリス
サイズ 大型犬
体高 不明
体重 不明
イングリッシュ・バンドッグの特徴残念ながら19世紀ごろに絶滅してしまった犬種であるため、いつ頃に誕生したのか定かではありません。1800年代ごろに犬種として確立されたことを示す資料が残されているため、それ以前に生まれていた可能性は高いとされています。イングランド原産の警備犬として活躍した犬種で、バンドッグ系犬種の最古種であるとされるオールド・イングリッシュ・バンドッグにセントハウンド系の犬を掛け合わせ、嗅覚の向上と軽量化を図って作出されました。18世紀にはイングリッシュ・フォックスハウンドの血が導入され、更なる改良も行われました。
警備犬としての能力は高く需要も高かったものの、あまりにも獰猛さで飼育しにくい事や同原産国の警備犬であるブルマスティフの人気の上昇により頭数が減少していったようです。
外見はマスティフとフォックスハウンドの中間であったとされており、筋骨隆々で骨太のがっしりした体つきをしていたようです。
イングリッシュ・バンドッグの性格飼い主には忠実で従順な性格をしていたようです。頑固で縄張り意識が高く獰猛であったようです。熟練者による訓練が必要で、初心者には手懐けることができないようです。
イングリッシュ・バンドッグの飼い方運動量は普通で体重が重く腰に負担がかかるため激しい運動はできなかったようです。大型犬にありがちな股関節形成不全や関節疾患、関節炎などにかかりやすかったようです。
2023年01月11日
イングリッシュ・セター
73種目はイングリッシュ・セターをご紹介します イングリッシュ・セター
 | 英語表記 English Setter 原産国 イギリス サイズ 大型犬 体高 61〜68cm 体重 23〜35kg |
イングリッシュ・セターの特徴イギリスのイングランド原産の犬種で、世界で最も有名なセター種であることから単にセターと呼ばれることもあります。15世紀頃にスペインからイギリスに持ち込まれたセッティング・スパニエルが祖先で鳥猟犬として活躍してたようです。この犬種にポインターやウォーター・スパニエル、スプリンガー・スパニエルなどを掛け合わせてイングリッシュ・セターの基礎犬ができ、更なる改により誕生しました。現在では狩猟犬として活躍する「ルーウェリン・セター」タイプとペットやドッグショー向きの「ラヴェラック・セター」タイプの2つの系統に分けられています。
イングリッシュ・セターの性格明るく活発で元気いっぱい性格をしています。頑固さもありますが甘えん坊でもあります。友好的で他の犬や人に対しても優しく、飼い主には従順です。賢さも兼ね備えているため躾やトレーニングも行いやすいでしょう。しっかい訓練をすれば最高のパートナーになってくれるでしょう。
イングリッシュ・セターの飼い方元々が猟犬であったため運動量が多く、1日に2回60分程度の散歩が必要になります。散歩だけでは充分ではなく定期的に広いスペースでおもいっきり走らせてあげましょう。常に遊べるようにおもちゃを与えておくなどの工夫も必要になります。被毛の手入れは毎日行うのが望ましいです。毎日1回はブラッシング・コーミングをしてあげるようにしましょう。月に1回はシャンプーをすることで抜け毛対策になります。
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2023年01月10日
イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル
72種目はイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルをご紹介します イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル
 | 英語表記 English Springer Spaniel 原産国 イギリス サイズ 中型犬 体高 46〜56cm 体重 18〜25kg |
イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの特徴スポーティング・ドッグの中では最も古い歴史を有し、スパニエル種のランド・スパニエルを改良して誕生しました。イングリッシュ・コッカー・スパニエルとは同じ血統ですが、1902年にイギリスケンネルクラブが独立した犬種として認定しました。イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの方が一回りほど大きいという特徴があります。また、イギリスのランド・スパニエルの中では最も足が長いようです。17世紀からイギリスで鳥猟犬として活躍しており、隠れている鳥を飛び立たせたり、撃ち落とされた鳥を持ち前のスピードで素早く回収することができます。現在では猟犬としてだけではなく、ペットやショードッグとしても人気の高い犬種になっています。
イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの性格明るく温厚で協調性があり、飼い主や家族に対して従順な性格をしています。猟犬の気質も持ち合わせているため注意力も高く、我慢強く留守番ができる忍耐力を兼ね備えています。警戒心も強いため初対面の人や犬と仲良くなるには少し時間がかかるようです。好奇心が旺盛であり猟犬ではよく見受けられることですが、何一つのことに熱中しすぎて周りが見えなくなることがあるため注意が必要です。
イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの飼い方運動量が多く、1日に2回60分程度の散歩が必要になります。それに加え、週に1回は頭を使った遊びや自然との触れ合いも取り入れるようにしましょう。運動量が少ないとストレスが溜まり問題行動に繋がる注意が必要です。ダブルコートの被毛は抜け毛が多いため毎日のブラッシングと、2ヶ月に1回のトリミングを行うようにしましょう。垂れ耳は耳の病気にかかりやすいため定期的に耳掃除も忘れずにしてあげましょう。
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イングリッシュ・スタッグハウンド
71種目はイングリッシュ・スタッグハウンドをご紹介しますイングリッシュ・スタッグハウンド
英語表記 English Staghound
原産国 イギリス
サイズ 大型犬
体高 不明
体重 不明
イングリッシュ・スタッグハウンドの特徴イングランド原産のセントハウンド犬種の1つで、11世紀にフランスのノルマンディー地方から輸入されたノルマン・ハウンドを祖先に持ちます。それをイギリスの気候や狩猟条件に適応できるように改良されたのが本種になります。当時イギリスの貴族の間ではシカ狩りが好まれており、本種はそこで活躍していたようです。鋭い嗅覚を持ち、シカを自力で仕留める力もあったため重宝されていたようです。1814年頃までは活発に行われていたようですが、開発による森林の減少やシカ自体の生息頭数が減少したことでシカ狩りが制限され徐々に需要は低下していきました。更にキツネ狩りが流行したことで、シカ狩り用のスタッグハウンドからキツネ狩り用のイングリッシュ・フォックスハウンドに変化していきました。その結果、絶滅寸前になったようです。数少ない残りから2人の男性が種の保存を試みましたが、現在では絶滅してしまっているようです。種の保存を試みた2人の男性の中には日本でも有名な「ジャック・ラッセル・テリア」を生み出したジョン・ラッセル牧師が含まれていたようです。
2022年12月25日
イングリッシュ・シェパード・ドッグ
70種目はイングリッシュ・シェパード・ドッグをご紹介します イングリッシュ・シェパード・ドッグ
 | 英語表記 English Shepherd Dog 原産国 アメリカ合衆国 サイズ 中型犬 体高 46〜61cm 体重 18〜27kg |
イングリッシュ・シェパード・ドッグの特徴作業用の牧羊犬であるワーキング・コリー最後の生き残りであると言われています。アメリカにイギリスから初めて来た移民に連れてこられたワーキング・コリーが元になっています。イギリス由来の犬種であるため「イングリッシュ・シェパード・ドッグ」と呼ばれています。しかしながらイギリス由来なだけでアメリカで改良されイギリスのワーキング・コリーとは別の犬種に発展したため「イングリッシュ」という犬種名が使用されるのはおかしいと議論されていたようです。牧羊犬としてだけではなく、アメリカの南部ではツリーイング・ドッグとしても活躍しているようです。
イングリッシュ・シェパード・ドッグの性格明るく優しい性格でありながら勇敢さも兼ね備えています。人懐っこい性格で子供とも仲良くすることができます。コリーの血を引いているため警戒心が強いですが、しっかりとした躾とトレーニングを行えば忠誠心の強い良きパートナーになってくれるでしょう。人と共に生活することを好むため室内で常に一緒にいてあげるようにしましょう。
イングリッシュ・シェパード・ドッグの飼い方運動量が多く、1日に2回60分程度の散歩が必要になります。また散歩だけでなく定期的にドッグランなどの広いスペースでおもいっきり走らせてあげるようにしましょう。飼い主さんとランニングしながらの散歩も良いでしょう。被毛の手入れは2日に1回程度のブラッシングをしてあげましょう。非常に賢い犬種なのでしっかりとした信頼関係を築けるようにしましょう。
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イングリッシュ・コッカー・スパニエル
69種目はイングリッシュ・コッカー・スパニエルをご紹介します イングリッシュ・コッカー・スパニエル
 | 英語表記 English Cocker Spaniel 原産国 イングランド サイズ 中型犬 体高 38〜41cm 体重 13〜15kg |
イングリッシュ・コッカー・スパニエルの特徴イギリスには古くから土着のスパニエルが存在しており、その中でランド・スパニエルと呼ばれる陸地での猟に用いられていた犬が祖先と考えられています。17世紀頃のイギリスで、ヤマシギという鳥専門の猟犬として活躍していました。コックを猟る犬からコッカーと呼ばれるようになりました。19世紀にアメリカに渡り独特のウェーブが効いた長毛と小型でしっかりとした体つきが好まれ、愛玩犬らしい改良が施されました。その改良に対してイギリスの愛好家たちが異を唱えましたが、アメリカは受け入れず2つの国の愛好家たちの意見には折り合いがつかなくなりました。その後、アメリカで交配を進められたイングリッシュ・コッカー・スパニエルはアメリカン・コッカー・スパニエルとして独立することになりました。美しいスタイルや手ごろなサイズから猟犬としてだけではなく、世界各国で家庭犬として飼育されています。日本でも飼育されている多くはイングリッシュ・コッカー・スパニエルであるようです。
イングリッシュ・コッカー・スパニエルの性格陽気で好奇心が強く非常に活発な性格をしています。飼い主に対しては従順で献身的に尽くしてくれます。社交的で忠誠心もあるため他の動物や子供とも仲良くすることができます。感受性が強く、寂しがり屋でもあるため常に飼い主やその家族と一緒にいることを好みます。遊び好きで豊富なスタミナを有しています。
イングリッシュ・コッカー・スパニエルの飼い方運動量が多く、1日に2回30分程度の散歩が必要になります。それに加えドッグランで走らせたりボール遊びなども取り入れると良いでしょう。賢く従順なため躾には苦労しないでしょう。飼い主がリーダーシップをとり毅然とした態度でしつけるようにしましょう。被毛の手入れは毎日のブラッシングに加え、美しさを保つため2週間ごとにシャンプーとトリミングを取り入れましょう。垂れ耳なので定期的に耳掃除もしてあげましょう。
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2022年12月17日
イングリッシュ・クーンハウンド
68種目はイングリッシュ・クーンハウンドをご紹介します イングリッシュ・クーンハウンド
 | 英語表記 English Coonhound 原産国 アメリカ合衆国 サイズ 大型犬 体高 53〜69cm 体重 18〜29kg |
イングリッシュ・クーンハウンドの特徴アメリカ合衆国原産のツリーイング・ドッグのひとつで、別名はレッドティック・クーンハウンドと呼ばれています。17〜18世紀にかけてヨーロッパからアメリカに持ち込まれたイングリッシュ・フォックスハウンドがベースとなっています。そこから長い時間かけて改良された「バージニアハウンド」が基礎犬となっています。犬種改良にはロバート・ブルック、トーマス・ウォーカー、アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンが関わっているといわれています。作出にはアメリカン・フォックスハウンドとブラッドハウンドを掛け合わせ、それぞれが持ち合わせた持久力、器用さ、嗅覚を獲得し能力を向上させました。また、獲物を樹上に追いやるツリーイングと呼ばれる猟法を体得しました。猟では主にアライグマを獲物にしていたようです。現在でもほぼ全てが実猟犬として飼育されており、ショードッグやペットとして飼育されていることは非常に稀なようです。大半はアメリカ国内で飼育されています。
イングリッシュ・クーンハウンドの性格明るく勇敢で飼い主に対して忠誠心が強い性格をしています。群れで行動できるように選択繁殖されてきたため、有効的で他の犬や人間と仲良くすることができます。生粋の猟犬であるため良く通る大きな吠え声をしています。また狩猟本能が強いため小動物との同居は避けた方が良いでしょう。
イングリッシュ・クーンハウンドの飼い方運動量が多く、1日に2回60分程度の散歩が必要になります。活発で運動好きなため散歩以外にも運動する機会を作ってあげるようにしましょう。ですが運動のしすぎで起こる関節疾患には注意が必要です。週に1回はブラッシングをしてあげましょう。毛質が硬いため頑丈な獣毛ブラシを用いることをオススメします。
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2022年12月16日
イングリッシュ・ウォーター・スパニエル
67種目はイングリッシュ・ウォーター・スパニエルをご紹介します イングリッシュ・ウォーター・スパニエル
 | 英語表記 English Water Spaniel 原産国 イギリス サイズ 大型犬 体高 不明 体重 不明 |
イングリッシュ・ウォーター・スパニエルの特徴イギリスのイングランド原産の犬種で、単にウォーター・スパニエルと呼ばれることもありますが多種のウォーター・スパニエルと混同するのを避けるため使用されなくなったようです。別名は「フィンダー」と呼ばれてたようです。カーリーコーテッド・レトリバーの祖先でもあります。少なくとも16世紀には存在していた犬種でイングランドでは人気を博していたようです。カールしており油を含んだ水を良くはじくロングコートが特徴的で、コートは二重構造で断熱性が高いようです。泳ぎが得意で多少であれば潜水も可能です。スモールとラージの2タイプがあり、スモールは中型犬、ラージは大型犬相当の大きさであるようです。19世紀を最後に現在では絶滅してしまっているようです。
イングリッシュ・ウォーター・スパニエルの性格忠実で温和で従順な性格をしていたようです。躾の飲み込みも早く、仕事をすることが大好きだったようです。
