2020年04月30日
新型コロナウイルス感染者数 4/30 14,088人 18:00
※国内感染者数は14万人を超えました。
国内現在感染者数:11,727(前日比+140)
国内累計感染者数:14,088(前日比+216)
死亡数:415(前日比+26)
回復数:3,466(前日比+92)
★ダイヤモンドプリンセス★
感染者数:713(前日比+0)
死亡数:13 (前日比+0)
国外新規感染者数:64,730(前日比/11,296)
国外累計感染者数:3,018,952
死亡数:207,973(前日比+5,376)
回復数:972,170 (前日比+46,440)
目から感染する可能性のある新型コロナウイルス
38人の患者のうち12人が結膜炎の症状があり、2人のみ結膜からウイルスが検出されたとする論文や、発症13日目に結膜にウイルスが同定された30歳男性の報告例があります。 カナダからの報告では発熱のない軽症の女性例で、角膜、結膜の症状が強く出現し、結膜か らウイルスが検出されています。また、30例の患者に2、3 日おきに2 回、結膜と涙から採取した検体を調べた結果、結膜炎のあった1 例にのみいずれの検体からもウイルスが検出されたとの報告もあります。
では、その結膜炎はどの程度のものなのでしょうか。
他のウイルスや細菌でも、当然結膜炎は発症します。アデノウイルスによる流行性角結膜炎は多く見ていますが、一見してわかるほど重症なものが多く、カナダの症例はそれに近い症状を持っているように、論文からは読み取れます。一方、小児に多い、アデノウイルス陰性の感冒に伴う結膜炎や、花粉症などでのアレルギー性結膜炎では、見逃してしまうほど軽微なものもよく経験します。
以前、新型ではないコロナウイルスの感染症では、結膜炎は軽微なのに、他の粘膜からはウイルスは検出されず、涙からのみ検出された例が報告されたことがありました。つまり、結膜炎としての症状がほとんどなくても、結膜や涙からウイルスが検出されることもあるようなのです。
便からウイルスが検出される頻度は低いそうですが、発症から2か月以上たってすべての症状が改善しているのに、まだ便からは検出される例もあるようです。このように、ウイルスがいるから必ずそこに強い炎症が起こるとは限らないことも、頭に置いておきたいものです。
先の「国民の皆様へ」の中では、目からの感染防止のため、目を触らない、こすらないことと、手洗いの励行を求めています。また、眼科医向けには、眼科手術に対する考え方を示し、緊急を要さない手術については延期の選択肢も考慮することが書かれています。
東京都内の自宅療養者は635人、ホテルの3倍以上
東京都は30日夜、新型コロナウイルスの感染が確認された後に自宅で療養している人が635人に上ることを明らかにしました。ホテルで宿泊療養している人の3倍以上の数です。
東京都は、4月14日以降に感染が確認された人のうち、自宅で療養している人は、今月28日の時点で635人いることを明らかにしました。自宅ではなく、ホテルでの宿泊療養をしている人は同じ28日の時点で198人、その3倍以上の人が自宅で療養していることがわかりました。都によりますと、自宅療養者は無症状かごく軽い症状で、このまま自宅での療養を続けるということです。今月23日に厚労省が、軽症者などは宿泊療養を基本とするよう方針を転換したことから、東京都でもその後は宿泊療養を推進しています。
国内感染状況
国内現在感染者数:11,727(前日比+140)
国内累計感染者数:14,088(前日比+216)
死亡数:415(前日比+26)
回復数:3,466(前日比+92)
★ダイヤモンドプリンセス★
感染者数:713(前日比+0)
死亡数:13 (前日比+0)
国外感染状況
国外新規感染者数:64,730(前日比/11,296)
国外累計感染者数:3,018,952
死亡数:207,973(前日比+5,376)
回復数:972,170 (前日比+46,440)
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目から感染する可能性のある新型コロナウイルス
38人の患者のうち12人が結膜炎の症状があり、2人のみ結膜からウイルスが検出されたとする論文や、発症13日目に結膜にウイルスが同定された30歳男性の報告例があります。 カナダからの報告では発熱のない軽症の女性例で、角膜、結膜の症状が強く出現し、結膜か らウイルスが検出されています。また、30例の患者に2、3 日おきに2 回、結膜と涙から採取した検体を調べた結果、結膜炎のあった1 例にのみいずれの検体からもウイルスが検出されたとの報告もあります。
では、その結膜炎はどの程度のものなのでしょうか。
他のウイルスや細菌でも、当然結膜炎は発症します。アデノウイルスによる流行性角結膜炎は多く見ていますが、一見してわかるほど重症なものが多く、カナダの症例はそれに近い症状を持っているように、論文からは読み取れます。一方、小児に多い、アデノウイルス陰性の感冒に伴う結膜炎や、花粉症などでのアレルギー性結膜炎では、見逃してしまうほど軽微なものもよく経験します。
以前、新型ではないコロナウイルスの感染症では、結膜炎は軽微なのに、他の粘膜からはウイルスは検出されず、涙からのみ検出された例が報告されたことがありました。つまり、結膜炎としての症状がほとんどなくても、結膜や涙からウイルスが検出されることもあるようなのです。
便からウイルスが検出される頻度は低いそうですが、発症から2か月以上たってすべての症状が改善しているのに、まだ便からは検出される例もあるようです。このように、ウイルスがいるから必ずそこに強い炎症が起こるとは限らないことも、頭に置いておきたいものです。
先の「国民の皆様へ」の中では、目からの感染防止のため、目を触らない、こすらないことと、手洗いの励行を求めています。また、眼科医向けには、眼科手術に対する考え方を示し、緊急を要さない手術については延期の選択肢も考慮することが書かれています。
東京都内の自宅療養者は635人、ホテルの3倍以上
東京都は30日夜、新型コロナウイルスの感染が確認された後に自宅で療養している人が635人に上ることを明らかにしました。ホテルで宿泊療養している人の3倍以上の数です。
東京都は、4月14日以降に感染が確認された人のうち、自宅で療養している人は、今月28日の時点で635人いることを明らかにしました。自宅ではなく、ホテルでの宿泊療養をしている人は同じ28日の時点で198人、その3倍以上の人が自宅で療養していることがわかりました。都によりますと、自宅療養者は無症状かごく軽い症状で、このまま自宅での療養を続けるということです。今月23日に厚労省が、軽症者などは宿泊療養を基本とするよう方針を転換したことから、東京都でもその後は宿泊療養を推進しています。
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