経済産業省の試算によると、エアコン（2.2kW、6畳用）で暖房時に設定温度を1℃下げると10％の消費電力を削減できるそうです。
warm biz（ウォーム・ビズ）対応として、オフィスの暖房が低めに設定されるのは理に適っているといえます。
寒いオフィスではインナーにセーターなどを着込むことが出来れば快適です。
仕事着としてジャケットのインナーに着込むには、タートルネックが良いでしょう。
首周りがきちんとカバーされるので、シャツ・ネクタイなしで品の良い着こなしになります。


上のファッションスナップは、Amazonに出店しているPATYから。
品の良いタートルネックの着こなしの参考になりそうです。

ジャケットのインナーとしては無地のタートルネックのセーターが良さそうです。

￥298(10%)OFF	￥2,000(40%)OFF	￥1,000(20%)OFF	￥4,620(40%)OFF
ホールガーメント	￥17,430(50%)OFF	￥8,190(30%)OFF	カシミア100%

お手頃価格のものは、素材がアクリルだったり、中国やタイで生産されたものだったりします。
これは低コストで作られているということで、必ずしも粗悪品というわけではないでしょう。

ホールガーメントは、コンピュータ制御のスライドニードルという新しい編み針によって、ニットウェアを一体型に編み込む技術だそうです。
ニットとニットをつなぎ合わせている部分がないので肌に引っかかる部分がありません。

C.P.COMPANYは1975年創業の高級ブランド。

ジョン・スメドレーは1784年創業のイギリスの老舗ブランド。
素材はニュージーランドメリノウール。
30ゲージの編み目の細かいニットウェア。
縫製部分は職人の手作業で行われるそうです。
愛用者は、トム・クルーズ、マドンナ、ショーン・コネリー、ニコール・キッドマン、ヒュー・グラント、ポール・ウェラーなど。

メリノウールはメリノ種の羊から採れる羊毛。
毛が細く長さも均一に揃い 波状（クリンプ）が多く弾力性（スケール）に優れる高級ウールです。
毛の太さは通常23ミクロン以下。
編み上がりも薄くて絹のような光沢があり保温性も抜群。

ちなみに一般的な糸の種類と細さは以下のようなところだそうです。
・羊毛 ・・・16.0ミクロン〜40.0ミクロン
・カシミヤ ・・・14.5ミクロン〜16.5ミクロン
・アンゴラ ・・・12.0ミクロン〜14.0ミクロン
・キャメル ・・・15.0ミクロン〜24.0ミクロン
・アルパカ ・・・23.0ミクロン〜28.0ミクロン
・モヘア ・・・24.5ミクロン〜40.0ミクロン

ゲージは、編むときに使う編み針の本数。
1インチ当たり何本使っているかという表示です。
10ゲージ以上だとファインゲージと呼ばれます。
目の細かい高級ニットという扱いになるようです。
30ゲージってちょっとすごいですね。

カシミアはヒマラヤなどの高地に生息するカシミアヤギの毛です。
細くて高密度なのに軽く、保温性・保湿性ともに高く、独特の光沢があるのが特徴。
粗毛の下の柔毛を、春の毛の生え変わりの時期に櫛で梳いて集めるため手間がかかる上に、１頭から150g〜250gしか取れないので、とても高価になります。

イタリア・ビエラのルイジ・コロンボ社はイタリアの最高級生地メーカー。
最高級毛織物生産のトップリーダーだそうです。

それなりのお値段のものには、それなりの理由があるというところでしょうか。
Amazonだけでもまだまだ上の物以外の商品を含む様々な商品を閲覧できるところがインターネットの凄いところですね。

タートルネックの防寒機能としては煙突効果防止があるかもしれません。
煙突効果は服の中で温まった空気が襟元から逃げて行くこと。
熱が逃げると胴体部分が冷えて手・足への血流が抑制されるので、手袋をはめても靴下を履いても末端は冷たくなってしまいます。
タートルネックセーターは襟元で暖かい空気を服の中に留める事ができるので、保温効果が上がり、手足の血行まで良くなりそうです。
warm biz（ウォーム・ビズ）に最適なアイテムでしょう。





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