タロットラボ 〜TAROT del FUEGOで味わうタロットの世界

頭の中だけでなく実際に手を動かして形を作り始めることで次の段階が見えるだろう。

杖の９に描かれているコップの水は杖の次のスートであるカップを示しているんじゃないかと今日になって気づいたので、杖の世界観における「達成」だけでなく次の段階も示唆していると読んだ。この解釈はウエイト版（ゴールデンドーンの、というべきか）が元にあるから心持ち迷いもあるものの、直感には素直に従っておくことにする。杖の９に対応しているのが射手座の月だから、射手座のルーラ：木星の拡大・発展性と月の幻想と考えればこの絵にも繋げられるんじゃないかと思う。（今のところは）

ところで四元素の並び順が何かとややこしい。
気になって調べてみたところ、始まりから終わりへの並びは、
GDでは「火→水→風→土」（天上→下界）
占星術では「火→土→風→水」（サインの並び）
マルセイユ版では「風→水→火→土」
（原子の運動→発熱→液化→気化という地球物理の原則が元？→参照ブログ）
生命の樹の４つの世界では「火→風→水→土」（天上→下界）→参照ブログ
これを考えると頭が痛くなってくるのだけれども、
ひとまずこの４つがあり、火ー風（陽／男性性）、水ー土（女性性／陰）でセットになるという点は同じとだけ覚えておけばいいかというところで今日は考えるのを止めた。

そんなことを考えていたら、金貨のペイジが両性具有の生き物による産卵にも見えてきたから困ったものだ。こっちのカードに関しては後日考えることにする。

杖の９…射手座／月