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2024年09月24日

「錬キン術(2)」

「錬キン術(1)」の続きです。
2ページ目です。
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「錬キン術(3)」に続きます。



新米の季節です。
新米を買う前に、まだ古米が残っているお宅に向け、
古米を美味しくする方法を色々試した結果について発表します。

・にがりを加える
豆腐を作るときに使うにがりですが、これを数滴加えて炊くと
つややかになります。

・もち米に置き換える
古米の何割かをもち米に換えて通常の水分量より多めにして炊くと
おこわのような食感になります。

・麦を加える
もち麦、押し麦やビタバァレーなどと一緒に炊いたら
栄養価も増えて風味も変化します。
刑務所でも麦ごはんが採用されていますが、
これは食物繊維が豊富だからだそうです。

・黒豆をプラスする
直売所で売られていたBB弾サイズの黒豆を
炊飯時に投入すると、紫色のご飯が炊けました。
小粒なので別茹でする必要はありません。
この紫色のご飯にすし酢を混ぜると、
鮮やかなピンク色のすし飯になります。

ちなみに、小粒の小豆を入れて炊いたら同様にお赤飯色になるか
試しましたが、まったく染まりませんでした。不思議。

・しけったおかきを入れる
おかきの原料はもち米なので、入れて炊くと
もち米を入れて炊いた時と同じような効果を得られます。
香りや風味がほのかにご飯に移り香ばしくなります。

・古代米を入れる
直売所では赤米や黒米などが古代米として売られています。
これを入れるとご飯が色鮮やかになる上、栄養価も上昇します。

「古米」を美味しくするために「古代米」を加えるとは、
字面がなんとも面白い…。



…ここまで古米を美味しく食べる方法を書きましたが、
今年は米不足で古米も貴重な存在なので
美味しく食べる方法など考えるよりもまずは
米を食べることができること自体に
感謝して食べなくてはなりませんね…。

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posted by 飛田 at 22:39 | 漫画

2024年09月20日

「錬キン術(1)」

新作漫画です。
1ページ目です。
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「錬キン術(2)」に続きます。



おんぼろPCから変な音がしています。
もしこれから長い間更新しない時期があったら、
PCを修理に出しているか買い換えたけどやさぐれているか
だと思ってください。

今のうちに描きかけの漫画のデータを外部媒体に
保存しておこうかな…。

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posted by 飛田 at 19:56 | 漫画

2024年09月14日

「宇宙船エンライトメント号の船窓から」

「宇宙船エンライトメント号」シリーズの新作です。
全1ページです。
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何故ワニかといいますと、
1コマ目のしょうもないギャグのためではなく、
オス同士の縄張り争いが激しいことと
ワニは卵の時の環境温度によって性別が分化するため、
他の生物より産まれる子供の性別を操作しやすいからです。

爬虫類の多くはこのように卵の時の温度で性別が決まる
「温度依存性決定」だそうですが、
地球温暖化が進むとどうなってしまうのでしょうか。

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posted by 飛田 at 17:30 | 漫画

2024年09月08日

第37回 トリップ飛田「JR西日本赤字路線で道の駅巡り(8) 紀勢本線の旅 後編」

こんにちは。
旅行記「トリップ飛田」です。

今回は紀勢本線の旅の後編です。

前編はこちら

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和歌山県警察シンボルマスコット「きしゅう君」です。

紀州犬のいぬのおまわりさんにご挨拶をする、
紀州犬の蘆雪風仔犬。




■ 道の駅「くしもと橋杭岩」


道の駅「くしもと橋杭岩」は東牟婁郡串本町鬮野川にあります。
この文字化けしたような難読住所は、東牟婁郡は「ひがしむろぐん」、
鬮野川は「くじのかわ」と読みます。住民の方は大変でしょう。

道の駅「くしもと橋杭岩」は国の名勝天然記念物に指定された
橋杭岩に隣接しており、きのくに線紀伊姫駅から徒歩約16分です。
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観光地の最寄り駅なのにシンプルな駅舎です。
駅名はなんとなく優雅。


こちらが橋杭岩です。
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約850mに渡って岩柱が並んで立っています。


奇岩好きには興味をそそられる光景です。
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自然の不思議な造形美です。


橋杭岩ばかり撮影していたので、
これが唯一撮影した道の駅の写真です。
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串本の牧場でとれた牛乳を使った
道の駅ソフトクリームのポスターです。


天然記念物と一緒に名物ソフトクリームを記念撮影しました。
そそり立つ奇岩とそそり立つソフトクリームのイメージです。
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写真へったくそ。


この時は橋杭岩に歩いて近づけそうなくらいの引き潮でしたが、
潮が満ちているときもあります。
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(手前の岩が、次の道の駅の名産品のイノブタに見える…。)

訪れる時々によって違った光景が広がりますので、
お好きな時期の橋杭岩をお楽しみください。


道の駅では、地元の特産品を使ったお土産品や、
エルトゥールル号の悲劇から始まり交流が続くトルコのお守りなども
売られていますので、絶景を楽しんだ後にお立ち寄りください。


串本町のサイト内の道の駅「橋杭岩」紹介ページ




■ 道の駅「すさみ」


西牟婁郡すさみ町にある道の駅「すさみ」は
きのくに線江住駅から徒歩約10分です。
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前後の駅が「みろづ(見老津)」と「わぶか(和深)」。
橋杭岩の住所といい、南紀には伝説がありそうな地名が多いです。


道の駅すさみに設置された顔はめ看板です。
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ベルトが特産品のイノブタの顔になっています。多分。


こちらの道の駅では豚とイノシシのいいとこどりの
「イノブタ」が名産ですが、地魚をいただきたい気分だったので
海の見える食堂で地魚の天ぷら入りの天丼を注文しました。
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食料品を販売している店舗が多いので、
絶景を見ながら店内でゆっくり食べるもよし、
ファストフードや南紀名物めはり寿司を購入して
お好きな場所で食べるもよしと選び放題です。


食事の後は道の駅すさみと同じ敷地内にある
「エビとカニの水族館」でダイオウグソクムシに
会うのも良いかもしれません。
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手前の車は、出張水族館だそうです。


他にも温泉やバーなど一日中楽しめそうな施設があります。
電車の発車時間の許す限り満喫しましょう。


道の駅「すさみ」公式サイト



■ おまけ・会いたかった紀州犬


紀州犬は、紀伊半島原産の日本犬で、
国の天然記念物に指定されています。

和歌山県PRキャラクターの「きいちゃん」も
紀州犬です。
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おなかのマークがジャイアンぽいけど、きゃわゆい。


紀伊勝浦駅にあった、きいちゃんの
温泉地らしいペットボトルキャップアートです。
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あひると一緒に温泉につかるきいちゃんの背景には、
那智の滝が見えます。


私の好きな江戸時代の絵師で南紀に滞在していた長澤蘆雪は
仔犬の絵を多数描きましたがその犬は紀州犬と言われており、
実物に会ってみたかったのですが、
飼育数が少ないこともあり、希望は叶いませんでした。
和歌山城で会える時があるそうですので、
次回は近くで見てみたいものです。


(きいちゃんを紹介したかっただけのコーナー)



■ 最後に


二回に亘って紀勢本線(きのくに線)の旅行記をお届けしました。

きのくに線は南紀の沿岸を走る路線ですので海が近く、
海の恵みを五感で堪能し、海と空と奇岩の織り成す光景を見ながら
旅をすることができました。


先に触れた長澤蘆雪も、南紀に滞在したことで
師匠である円山応挙とは異なる独自の画風の確立に成功しました。
どこまでも広がる空と海、海産物、絶景や温泉など
南紀の自然の恵みは人生を変える力があるようです。

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きのくに線の車窓から。
橋杭岩以外にも奇岩や千畳敷がいくつもあります。


海に近いということは、
同時に災害に対する備えも意識する必要があります。

和歌山県は南海トラフ地震の影響を受けることが
予測されている地域ですので、
きのくに線の車内でも非常時に備えた注意書きがありました。
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注意書きの拡大図です。
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和歌山らしくパンダを使って、
必要以上に恐怖心を煽らない、優しい掲示です。


車内だけではなく、街にも駅にも非常時の避難経路が描かれた掲示が
多数設置されていたので、旅行中も安心でした。
もしもの時の避難経路や案内表示に注意を配りつつ、
自然を肌で感じられるきのくに線の旅を楽しみましょう。



最後の最後に、きのくに線お得情報。

きのくに線の御坊駅から新宮駅間では、サイクルトレインとして
自転車を解体せず追加料金もなく乗せることができます。
きのくに線旅行記で訪れた地域はすべて自転車を持ち込むことができます。
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電車の目的地案内表示にも自転車が。

サイクリストの方は南紀の潮風を感じながら
自転車旅をされてはいかがでしょうか。

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posted by 飛田 at 22:22 | 旅行記

2024年09月06日

第36回 トリップ飛田「JR西日本赤字路線で道の駅巡り(7) 紀勢本線の旅 前編」

こんにちは。
旅行記「トリップ飛田」です。

今回は紀勢本線の旅です。
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本州最南端…に近い場所から見る朝日。




■ 紀勢本線についてざっくり解説


紀勢本線は、三重県亀山市の亀山駅から
和歌山県和歌山市の和歌山市駅に至る路線ですが、
亀山駅から新宮駅間はJR東海、新宮駅から和歌山市駅間は
JR西日本の管轄です。

JR西日本管轄の区間のうち新宮駅から和歌山駅間は
「きのくに線」の愛称が付けられています。
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きのくに線の赤字区間は、新宮駅から白浜駅間です。


同区間の沿線にある歩いて行ける道の駅は4件あります。
上の地図上の1番は道の駅「なち」、
2番は「たいじ」、
3番は「くしもと橋杭岩」、
4番は「すさみ」です。

きのくに線の旅前編では2件の道の駅をご紹介します。



■ 道の駅「なち」


那智勝浦町にある道の駅「なち」(那智駅交流センター)は
きのくに線那智駅に隣接しています。

那智駅の駅舎は熊野那智大社を模し、社殿風の立派なデザインですが、
撮影していなかったので日本で10番目くらいに長そうな
駅のホームに設置されたベンチの写真をごらんください。
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長い…。


こちらの道の駅には温泉施設「丹敷の湯」、
農産物直売所や「熊野那智世界遺産情報センター」などの
施設があります。

農産物直売所は、お土産品や加工品、
名物の勝浦産生マグロのお造りといった食料品など
充実していますので食べ物の買い出しはこちらでどうぞ。

私は旅行中のビタミン不足を補いたくて
ポンカンのストレートジュースを買いました。
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シーズンではなくても加工品が販売されているのは嬉しい。

和歌山は柑橘類の日本有数の産地なので、
ポンカン以外にもうんしゅうみかんや清見など
様々な種類の柑橘類のストレートジュースが売られています。
甘味や酸味も色々なので、自分好みの柑橘を探してみてください。


こちらはみかん色?の駅前ポストです。
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みかんは栄養面だけではなく見た目でも
元気になれる色をしています。


駅の近くには海水浴場もあります。
那智の滝や熊野那智大社も那智駅が最寄りですので、
レジャーやお参りの前後の買い物に立ち寄ってみてください。


那智勝浦町のサイト内の那智駅交流センター紹介ページ




■ 道の駅「たいじ」


道の駅「たいじ」へはきのくに線太地駅から徒歩約9分です。

くじらのまちだけあって、駅の壁画にはくじらが描かれています。
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イルカは機嫌がよさそうに歌っています。


駅内には無料のロッカーが設置されています。
(百円リターン式)
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無料のロッカーが設置された駅を初めて見たかもしれません。

大荷物を預けて散策できる、観光客に優しいサービスです。


道の駅へは太地駅からバスが発着しています。
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ネコバスではなくクジラバス。


くじらのまちに来たので、
道の駅でくじらの竜田揚げ定食をいただきました。
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くじらを食べたことがない人もいらっしゃると思いますが、
想像以上に食べやすいですので機会があればご賞味ください。
高たんぱくで鉄分も豊富です。

直売コーナーでは赤身やコロ(皮下脂肪)など
くじらの様々な部位や加工品が販売されています。
私の好きな部位はとろける触感の鹿子です。



道の駅周辺にもくじらに関する施設が点在しています。

こちらは悠々と泳ぐくじらのモニュメント像です。
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写真では分かりづらいですが、
実物大かと思うくらい大きいです。


他にもくじらの博物館やくじらの骨でできた鳥居のある神社など
くじらと共に生きてきた人々のくじらへの想いが伝わってくる施設が
ありますので、バスで周遊するのも楽しそうです。


道の駅「たいじ」公式サイト



■ おまけ


きのくに線の旅では、駅から徒歩で行ける
海の見える温泉宿に宿泊しました。

きのくに線沿線には白浜駅や紀伊勝浦駅など
近くに温泉施設のある駅がいくつもあります。


宿で寝ていると、突然のけたたましい音で目が覚めました。
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カーテンを開けてみると…


窓の外には、世にも美しい朝焼けが…!
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音の正体は鳶の鳴き声でした。
まるで鳶が海から朝日が昇る瞬間を教えてくれたかのようでした。

鳶の鳴き声で、セットした目覚ましより早く起きて
絶景の日の出を拝む、貴重な体験ができました。


大自然を身近に感じられる紀勢本線の旅は後編に続きます。

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posted by 飛田 at 22:24 | 旅行記
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