2021年05月01日
H.SELMER Mark6 Vintage フラセル 20万番台
今回は私の持っているヴィンテージ楽器の一つ、フラセルのマークシックスを紹介。
というかエイジングレポートしていきたいと思います。
エイジングというか吹き込みレポートですね。
とりあえず写真見せますわ。
現代のSELMERと比べると結構小柄です。持った感じも軽いし、構えた時もネックストラップを結構短めでセッティングしないと届かない印象。
音色は高音、低音、中間音と満遍なくいい感じに鳴ってくれる印象。オールラウンダーって感じです。
SuperAction80も持ってますが、音圧というか音のウェイトはそれより軽い感じ。ファズればマークシックスのがかなりなってくれる印象ではありますね。
ほぼクローゼットホーン状態で購入したこいつですが、全然吹き込まれてない状態です。
なんで即戦力と言うにはまだ物足りない感じ。もっといろんな音出してやらないと思い通りの音が出せません。
購入当初、フラセルかアメセルかで迷ってたのですが、アメセルの抵抗感の無さが嫌いなのでこいつにしました。まぁへたったフラセルでもアメセルよりかは抵抗感あるんで、抵抗感強目が好きな人はフラセルのがいいと思います。
シリアルからわかる通り、後期のマークシックスです。5デジットは下手したら屑鉄の部類なのですが、値段が軽自動車を新車で帰るくらいの値段で、あまりにバカらしいので現実的な値段のこいつを買いました(70万円でも少し高いですが)。
マークシックスの評価ではないですが、woodstoneのNewVintageをこいつと吹き比べた時、ほぼ同じ印象でした。と言うかwoodstoneのが操作性がいいような気がしました。あとYAMAHA 82Zですかね。ディテールは5デジを意識してるんですけど(洋白とか使っているところが)、キーの配置とか管体の細さとかはマークシックスとほぼ同じかな、と思いました。音のフォーカスはwoodstone,82z共にナローな印象です。5デジットはSBAよりはnarrow, マークシックス後期よりはワイドレンジな印象ですが、woodstoneと82zはどれも後期のマークシックスと同じナロータイプです。5デジに近いといえばcannonball VintageRebornでした。ワイドレンジで、音色は一番アメセルに近い感じがしました。
マークシックは良い、とは一概にはいえないという事がわかりました。私はよりフォーカスのナローでヘビなー音を持つsuperAction80のが好みです。なんで80は2本所有してますね。そのうち80の後継機であるSa80-2 Earlyも買おうかと思います。一生使いたいと思う楽器はSuperAction80でした。
合う合わないは人それぞれです。マークシックスが絶対いいという事はないですね。それぞれ個性がある中で総合して好きになれるのはどれかという話です。マークシックスにも一長一短があるので万能な楽器ではないということを知ってもらいたいです。それぞれ強みにしている事が違うという解釈をしてほしいです。
ついでに言うと、マークシックはフロントFが少し離れたところにあります。Bキーから少し離れたところに位置してますが、これ結構距離感があり、かなり違和感あります。指貝だから気に入っているのでまぁ無視できますが、好きじゃない人は結構いると思います。とりあえず吹き込みレポートしていきたいと思います。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10695833
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック