メルカリで手に入れたルームステイトのデニムを紹介します。
ローガンというブランドのデザイナーが関わっているブランドです。
昔、発売されて当初は欲しくてたまらなかった一品。
かつては3万近くで売られてたのですが、メルカリで2千円で購入しました。
時代の流れを感じます。
もはや皆が忘れているだろうデニムです。現在、ルームステイトのサイトを見たらもうデニムとか作ってないみたいですね。ただ現在もオーガニックコットンにこだわりはあるみたいで、オーガニックコットンで色々服作ってるみたいです。
随所に色々と可愛いディテールを盛り込んでるのがこのデニムの特徴です。メンズが履いてもいいの?と思われるかもしれませんが、ズドンとテーパーが全くかかってないどストレートデニムです。イメージはPRPSのデニムかな。こういうシルエットって外人の方が好みますよね。日本人が履くと裾踏んじまうんですよね。
ちなみにですが、裾のステッチはロックミシンで仕上げてます。このデニム自体赤耳は一切使用しておりません。ヴィンテージというより、アンティークデニムですね。まぁとりあえず履き込みレポートしてきたいと思います。
<1week>
めちゃくちゃ履きやすいですわ、このデニム。
オーガニックコットンが良いのか、低いozのおかげなのかよくわかりませんが、へたらないので洗濯なしで履き続けられますね。
膝のあたりの色落ちが目立ってきました。
あとヒゲと蜂の巣ですかね。おそらく11オンスくらいしかないように思われます。夏に履くにはかなり快適、春秋に着るには少し肌寒いかも。
かなりローライズなのでお尻丸出しで履いてます。
なんでフロントポケットの色落ちが結構進んでいる気がします。
<2week>
あんまり色落ちしないですね、このデニム。生地もまだまだ生き生きしてます。
ストレッチ入ってないのですが、柔らかくて結構履いてます。でもまだまだって感じの育ち感。
もうちょい履きこんで行きたいと思いまーす。
フロントリベットの比翼がブチ切れましたね。ここのパーツを薄手のコットン生地で作るとこうなるのだなと勉強になりました。
<3week>
だんだんと膝のあたりの色落ちがはっきりとわかるようになってきました。
それでもまだ色が濃いですね。もっと色落ちさせたい
<4week>
マジで色落ちしないですね。どういう染めをしたらここまで色が落ちないのか謎です。
Made in チュニジアだからでしょうか。まぁとりあえずそれなりの表情にはなってきました。
<5week>
だんだんと色が薄くなってきたところで気づきました。
いやしかし、こいつ本当に良い色落ちしないな。安いリーバイスで出るような色落ちをしますね。
色が抜けるというよりは生地が痛んできているという感じの色落ち感です。
なんつーか、魅力的な濃淡が全然出ませんね。色落ちに残念な安っぽさを感じます。
当時はこれで定価3万くらいなので、3万払ってこの色落ちはちょっとないですね。今回は運よく2千円で手に入れられましたが、定価では絶対買わないですね。海外ブランドの気をつけておくべき点ですね。
あと補足ですが、比翼の千切れたボタンホールを手縫いで補修しました。ここの強度が非常に低いのでガッツリ糸で留めてやりました。これでもう千切れる心配はないでしょう。
<5week>
だんだんと生地が毛羽立ってきました。色落ちはしません。
思ったのですが、海外ブランドって新品の状態で完成品なんですね。
一方で日本のレプリカは新品から履き込みまで常に完成品。色落ちまで保証しますよって感じです。
こいつを履き込んで分かったのですが、色落ちが安っぽいですね。
あまりしっくりくる色落ちをしてくれない。
<6 weeks>
またのステッチがちぎれてお直しに出してました。
とりあえず復活した記念に一枚納めておきましたが膝の部分がかなり色落ちしました。
気付いたら育っている、デニムって本当にすばらしいですね。
<2023/01/23>
フロント比翼ボタンがついにダメになってしまった。
補修して使っていたが2つボタンではやはり脆いのだろう。
ローライズなので仕方ないがデニムにほしいタフさが今ひとつだった。
ここらで履くのをやめようと思う。今日までありがとうルームステイト 。