放射能安全研究所の所長より。日本のみなさんへ
2012/10/20 アレクセイ・ネステレンコ所長の記者会見を視聴しました。
どのような人物なのか
・ベラルーシの核物理学者
・ベルラド放射能安全研究所の所長
福島に訪問され、20日に会見が行われたそうです。こんなの全然しらなかった。
偏向報道なんでしょうか?全くマスメディアで取り上げられていないとおもいます。
今後妊娠しようとしている人やママになる人には一度見ていただいたほうがいいかと思い、
最初のところの内容も下に記載しました。
ネステレンコ氏の言葉
福島の村の様子をみて、チェルノブイリ原発事故後のベラルーシの村のことを思い出しました。
福島県で悪い意味で驚きました。
線量計を持って地表の線量を測ってみたところ、思っているよりも高い値がでました。
政治的な現状を見ていて、ソ連政府がとっていた行為を鮮明に思い出しました。
ソ連政府がやってきたことを日本政府はなぞらえているようです。
そして一般市民と話す機会が恵まれました。
人間の人生の中でも悲劇であると感じました。
事故被害の規模や一般市民の声を隠していると感じています。
(ここでいう事故被害は放射能に関しての汚染がひどいということを言っていると思われます)
チェルノブイリ事故後との共通点が多く、26年前当時感じたことを、現在ここにきてまた感じて悲しい。
福島を周ってわかったことですが、人が住んでいるところで思っていた以上に線量が高いです。
そして汚染地図がありません。もっと細かい汚染地図があれば、そこに住んでいる人がなにか対策が取れるとおもいます。
わかりにくいものがあるので、もっとわかりやすく細かいものが必要と思います。
日本は人が密集し、建物も隣接しているのでもっと細かいものが必要となるのです。
オグニ地区にいきましたが、学校のフェンスから5mと離れていないところにホットスポットがあり、毎時27mmシーベルト計測されました。
これは大変高い数値であり、小さなこどもが通うところにあってはならないものです。
もっと細かな汚染地図が必要です。日本人にとって必須事項とおもいます。
食品についても懸念されます。
食品基準値は不明と思う点がいろいろあります。
一年に体内に蓄積していく体内被曝の数値を計算していくと、年間あたり20mmシーベルトに達する計算になっています。
何のための法律かと思うことがあります。
食品の測定に関しては、国の検査に頼るのではなく、民間や国、いろいろな機関を並行して検査する必要があると思います。
そして、食品の蓄積量についてですが、たとえば事故が起きてから半年までの蓄積量で、1度しかしていません。
そこだけの測定の結果で安全、大丈夫、危険である、安全でないと判断しているのはいかがなものでしょうか。
国は都度、取得したデータについては全て公開し、また、公開するだけでなく、対策方法を国民に説明する必要があると思います。
それがパニックをふせぐことになると思います。
除染についてですが、コンクリートや土を剥がすということを聞きました。その後の汚染された廃棄物はどうなっていくのでしょうか。放射性廃棄物をどのようにするのか課題が残っています。
みなさんは福島県だけが放射能汚染地域と認識されているようですが、全国の食品も放射能を調べる必要があります。
チェルノブイリ事故も詳細は2、3年たってから、ベラルーシ全土が汚染されていたということが明らかになりました。
そして日本で最初にしなければならないのが、法律の制定です。ベラルーシ、ウクライナ、ロシアでも被害者救済のための法律が制定されました。
しかし今回聞いたのが、市によってここまで大丈夫、大丈夫じゃないというのが違い、それにショックを受けました。
こういうわけで、国に頼らずNGO団体やここに集まるようなジャーナリストの方々にお願いし、これからも活発な活動を行うことが重要とおもいます。
これから起こるのは保証の問題と思っています。
誰が責任をもって払っていくのか。額や保証はどうなるのか。
大変な問題だと思っています。
残念なことにソ連政府が行った間違いを、また行なっているように思います。
ヨウ素剤を配布しておけば、このようにこどもたちに影響が起こることはなかった。この教訓が全く活かされていない。
やはり官僚主義が邪魔をしているんでしょうか。
もうひとつ気づいたことは、このような事故を起したことに、原子力というエネルギーに対しての国の態度がまるで変化がありません。
このような大事故が起こったのにもかかわらず、使いつづけるということが続いています。
二度とこのような事故を起こしてはならないとおもいます。
簡単ですがこの様な印象を受けました。
質疑応答も載せようかと思ったんですが、文字数が多くなってしまいました、リクエストがあればまたUPすることにします。
どのような人物なのか
・ベラルーシの核物理学者
・ベルラド放射能安全研究所の所長
福島に訪問され、20日に会見が行われたそうです。こんなの全然しらなかった。
偏向報道なんでしょうか?全くマスメディアで取り上げられていないとおもいます。
今後妊娠しようとしている人やママになる人には一度見ていただいたほうがいいかと思い、
最初のところの内容も下に記載しました。
ネステレンコ氏の言葉
福島の村の様子をみて、チェルノブイリ原発事故後のベラルーシの村のことを思い出しました。
福島県で悪い意味で驚きました。
線量計を持って地表の線量を測ってみたところ、思っているよりも高い値がでました。
政治的な現状を見ていて、ソ連政府がとっていた行為を鮮明に思い出しました。
ソ連政府がやってきたことを日本政府はなぞらえているようです。
そして一般市民と話す機会が恵まれました。
人間の人生の中でも悲劇であると感じました。
事故被害の規模や一般市民の声を隠していると感じています。
(ここでいう事故被害は放射能に関しての汚染がひどいということを言っていると思われます)
チェルノブイリ事故後との共通点が多く、26年前当時感じたことを、現在ここにきてまた感じて悲しい。
福島を周ってわかったことですが、人が住んでいるところで思っていた以上に線量が高いです。
そして汚染地図がありません。もっと細かい汚染地図があれば、そこに住んでいる人がなにか対策が取れるとおもいます。
わかりにくいものがあるので、もっとわかりやすく細かいものが必要と思います。
日本は人が密集し、建物も隣接しているのでもっと細かいものが必要となるのです。
オグニ地区にいきましたが、学校のフェンスから5mと離れていないところにホットスポットがあり、毎時27mmシーベルト計測されました。
これは大変高い数値であり、小さなこどもが通うところにあってはならないものです。
もっと細かな汚染地図が必要です。日本人にとって必須事項とおもいます。
食品についても懸念されます。
食品基準値は不明と思う点がいろいろあります。
一年に体内に蓄積していく体内被曝の数値を計算していくと、年間あたり20mmシーベルトに達する計算になっています。
何のための法律かと思うことがあります。
食品の測定に関しては、国の検査に頼るのではなく、民間や国、いろいろな機関を並行して検査する必要があると思います。
そして、食品の蓄積量についてですが、たとえば事故が起きてから半年までの蓄積量で、1度しかしていません。
そこだけの測定の結果で安全、大丈夫、危険である、安全でないと判断しているのはいかがなものでしょうか。
国は都度、取得したデータについては全て公開し、また、公開するだけでなく、対策方法を国民に説明する必要があると思います。
それがパニックをふせぐことになると思います。
除染についてですが、コンクリートや土を剥がすということを聞きました。その後の汚染された廃棄物はどうなっていくのでしょうか。放射性廃棄物をどのようにするのか課題が残っています。
みなさんは福島県だけが放射能汚染地域と認識されているようですが、全国の食品も放射能を調べる必要があります。
チェルノブイリ事故も詳細は2、3年たってから、ベラルーシ全土が汚染されていたということが明らかになりました。
そして日本で最初にしなければならないのが、法律の制定です。ベラルーシ、ウクライナ、ロシアでも被害者救済のための法律が制定されました。
しかし今回聞いたのが、市によってここまで大丈夫、大丈夫じゃないというのが違い、それにショックを受けました。
こういうわけで、国に頼らずNGO団体やここに集まるようなジャーナリストの方々にお願いし、これからも活発な活動を行うことが重要とおもいます。
これから起こるのは保証の問題と思っています。
誰が責任をもって払っていくのか。額や保証はどうなるのか。
大変な問題だと思っています。
残念なことにソ連政府が行った間違いを、また行なっているように思います。
ヨウ素剤を配布しておけば、このようにこどもたちに影響が起こることはなかった。この教訓が全く活かされていない。
やはり官僚主義が邪魔をしているんでしょうか。
もうひとつ気づいたことは、このような事故を起したことに、原子力というエネルギーに対しての国の態度がまるで変化がありません。
このような大事故が起こったのにもかかわらず、使いつづけるということが続いています。
二度とこのような事故を起こしてはならないとおもいます。
簡単ですがこの様な印象を受けました。
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