死んでもシネマ

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ぜーんぶ函館、
函館いっぱいで旅気分だ。
今日10月になったんだけどもう寒いのかな？函館。
そんな函館を舞台に描かれた
1979年に佐藤泰志さん自身の経験を元に
書かれた短編小説の映画化だよ。




東京の出版社で働いてて
心が壊れた主人公が嫁と地元に戻ってきて
病院で自律神経失調症って診断されるわけ。
で、精神科の先生に言われたとーり、
運動療法ってことで毎日ランニングを始めるんだ。

決められた時間に、
少しずつ距離を伸ばしながら
彼はずーっと走り続ける。
真面目なんだな、元々が。
そういった人が心の病気にかかりやすいってよく聞く〜。
でもって、おんなじところ走ってると
おんなじところによくいる人と出会ったりするんだけど
出会った少年たちとのダッシュ合戦！！！みたいな
不思議な交流もはじまったりして
じょじょに回復して行くんだけど。

躁鬱にしても、自律神経失調症にしても
治りかけが一番やばい。
よく知ってる。
悲しい思いいっぱいした。

どんなに近くにいても、
どんなに仲良くても
他人なんだよ。
家族でも友達でも。
他人の本当の気持ちって、
わかんないよ。

自分中心でなく、
相手に沿うことって
ほんと難しい。

俳優陣の演技が最高なんだわ。
このメンバーじゃなきゃダメって感じでさ〜。
配役した人最高じゃーん！！！！