雨が降ったにおいがした時。
不安でなんとなく胸がそわそわする時。
街でネコを見かけた時。
思い出して。読みたくなる漫画。観たくなる映画。
『鉄コン筋クリート』昔からとっても好きな作品です
漫画が発売されたのは。調べてみると94年!!! ってずいぶん前!!!
その何年か後。
初めて読んだとき。
わたしは小学生だったのにww はるか昔だ(笑)
今読んでも。そんなに年月が流れた感じが全くしない。
タイムスリップして昔に戻ったような。その逆で未来を見てる気分にもなる。
漫画って不思議。
子供の頃に戻れたり。
大人になった今だから生まれてくる感情もある。
映画が公開されたのももう7年前
なので。
今更だけど。
つい最近。文庫版コミックが発売されたってことで。
嬉しくなって
いま書き留めておきたくなりました。
書き尽くせないけどwww
詳しいストーリーについては。公式サイトへ。ここ↓↓↓映画公式サイトバイオレンスなシーンも多いので。苦手な方にはおすすめできません
自由に飛び回る
ネコと呼ばれる少年
クロと
シロが中心となっている物語なのですが。
ピュアなシロの感覚とかセリフがとっても好きなのです。
コンクリート匂い。
雨降った時のが、一番好き。マーガリンみたいな匂いなの。みたいなことをシロが言うんですけど。
わたしも小さい頃から同じこと思っててビックリしたのを覚えてます
雨上がりの匂い共感できる人がいてうれしいっ
シロは冬が嫌いでね。冬になるとよく泣くよ。。
アリとキリギリスの話、シロ嫌いでさ。
キリギリスは悪くないのにって、シロがさ。泣くんだ。シロが泣くんだ。(クロ)それから。
子供の頃のわたしは、『アリとキリギリス』のお話を何度も読んで。
何度も考えた(笑)
大人になったわたしはシロの純真さになんとかしてあげたくなるww
シロとクロがお互いを想い合っていて。信じきっているところが。
あたたかくも感じ。切なくも感じます。
シロのことを理解して守ってあげられるのはクロだけ。
クロを孤独から救って光を見せてあげられるのはシロだけ。
何回読んでも観ても。ぼろぼろ泣いちゃいます(´Д`)人(Д` )・°。
なんかいろいろな感情が混ざり合った涙。
愛。友情。信頼とか。
人間が持っている見えないものって強いようでもろい。
でも。壊れても信じたいって気持ちはなくならないのだと思う。
信じる人にしか見つからないもの。見えないものもきっとたくさんあるんだろうな。
心のネジなんて揃ってなくていいって
わたしはいつも思う。
それでクロとシロは一緒にいられるのだから。
漫画・映画の中の不思議な世界だけど。
宝町もクロもシロも。
身近にあるような。いるような。
自分自身の中にいるような気がしてます。
わたしの理想
ネコが自由に飛び回れる町には。
雨が降るとマーガリンの匂いがするコンクリートがあって。
リンゴの種を植えて芽が出ると信じて水をあげ続ける子供がいて。
冬でもキリギリスが好きな音楽を奏でられる世界
が広がっていてほしい。
シロがもう泣かなくていいように。それを見たクロが悲しまなくてすむように。
クロとシロに。
見放されない場所。人であり。
彼らを。
受け入れてあげられる場所。人でありたい。って思う。
不安で胸がそわそわするとき。
好きな人に
『安心安心』って言われたらどんなに救われるだろう。
シロみたいに
『あんしんあんしん』って自分に言い聞かせてみる。
わたしもクロに
『安心安心』って言われたいな(笑)
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