母がずっと介護してた祖母が突然
逝ってしまっ。
覚悟してください
と先生に言われる度に
家族が集まり「頑張って」と声をかけると
それに答えるかのように
回復し、「は〜い」と元気に返事をしたり
かわいい顔で笑ったり…
今回血圧が下がった時もきっとまた回復してくれると期待し、
「昨日行ったから今日は行かない、
今日は子どものために時間を使おう」
と病院に行かない選択をした。
翌日夜中に呼吸がとまり、
人工呼吸器に切り替え、
その後 脈拍が減り、酸素量が減り、
緩やかに祖母の時間が止まった。
祖母は苦しまず眠ってるようだった。
あの日行けばよかったと後悔は
ほとんどない。
もちろん行っていればもっと良かったけれど、
子どもを連れて何度も何度も病院に通い、
祖母を見てきたから
出来る限りの事はやったと思う。
祖母が少しでも病気の苦しみから抜け出せたなら、良かったと思う。
祖母と過ごした時間はとても幸せだった。
介護を手伝う事は大変ではあったけど、
関われて良かった。
でもその分、日常の小さな事で祖母を思いだし、悲しい気持ちになる。
祖母はもういないんだと、再確認させられる。
少しずつ、少しずつ受け入れられたらいいなぁ。