short story

過去にデリバリーヘルスで働いてた思い出についてつぶやこうかな。


とりあえずきっかけから。
きっかけはその時好きな彼が(片思い)、知りあいのお店で働く女の子募集してるから、働かないかとの言葉からはじまりましたねー

本当に好きで好きで好き過ぎて、肉食の私がなかなか告白できずに、程よい距離を保ってたつもりだったんですけど、彼には見抜かれてたんですかねーー

お世話になってる知り合いのお店なんて聞いたら、当時のわたしにとって自分が協力するなんて簡単な判断でしたねーー

でも、やっぱり特殊な仕事だし、一応その時をきっかけに遠回しに告白して、わたしがデリやっても嫌いにならないか尋ねたら、『嫌いになんてなるわけないじゃん。仕事は仕事だし。手伝ってくれると思わなかったから、すげー嬉しい』って返って来たから、そりゃあやりましたょ。

今思えば、簡単に転がされてんなーー
って思うよね(笑)

でも、凄く魅力的なひとだったんだよなーー
今でもたまに出先で見かけると、少しだけ『あ。』って思っちゃいますよね。

今が不幸じゃないから、その頃たしかに嫌なことも、たくさんあったはずなんだけど、忘れちゃったんだよねーー
だから、脳がいいところだけ抜粋して残っちゃってるんだろうな。

まあOKだしてからはトントン拍子に、HPの写真とって、名前決めて、オプションなどなど細かいこと決めて(ほとんどノーマルでした)、いざ講習ってときに、オーナーさんがわたしの気持ちに感づいて、その彼を相手にしてくれたのは唯一感謝しています。
他の男性に触られまくる前に、彼に抱いてもらったのは、悲しくも幸せでした。

まあ今思えば女の子が飛ばないように、彼にわたしを管理させようとしてたんですよね。
バカな女だね わたしは

そんなこんなでわたしの風俗デビューが幕を開けたのです。