先週金融サミットが開催され、首脳宣言が出されました。

要約すると、今回の金融危機の元凶とみられる、ヘッジファンドの規制

格付け会社の規制、IMFの機能強化が主な内容になっています。

金融サミットに集まった、先進国、新興国の代表が政治より金融問題を

共通の危機として、取り組んだ事に意義を感じます。

現代はイデオロギーより経済が世界を動かす時代になっています。

そんな現実を金融サミットが証明したかと思います。

しかしながら、政治力で経済は動かせない時代にもなっています。

今回、日本もリーダーシップをそれなりに発揮したかとも思います。

IMFへの拠出金は10兆円もの大金を出します、この事は、3年後に生きた

金として評価されるように思います。

今後、日本を取り巻く環境は厳しさを増すと考えています、

それは、日本の産業構造にあります、過去日本の繁栄は、安い資源を加工して

付加価値を付けて、海外に売り込み、繁栄してきたのが実際のところですが

新興国、先進国との競争激化は利益を低下させてしまう現実が顕著になるかと

思います、そんな、大転換期と金融危機が一挙に日本に押し寄せているのも

日本にとっては現実認識と危機感を醸し出す機会であったかと思います。

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