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2020年02月07日

【ABAP】DO/WHILE―構文ルールと無限ループについて


ABAPのループ処理の代表「DO」と「WHILE」を解説します。

ABAPのループ処理は「DO」「WHILE」に加えて「LOOP」「PROVIDE」「SELECT」がありますが、基本的な概念として「DO」「WHILE」から学習すると良いでしょう。

DO/WHILEをしっかり理解しておけば、LOOP〜ENDLOOP、SELECT〜ENDSELECTについても簡単に理解できるかと思います。

まずは、基本を押さえる意味でDO/WHILEについての学習を始めましょう。


目次
1 構文ルール:DO―ENDDO
 1.1 無限ループとは
 1.2 無限ループの回避@ rdisp/max_wprun_tim
 1.3 無限ループの回避A EXIT命令

2 構文ルール:WHILE〜ENDWHILE

3 システム項目:SY-INDEX

4 ループ処理の条件付き終了



1 構文ルール:DO―ENDDO


DO (n TIMES).

・・・・

ENDO.


DO命令とENDDO命令で1つのループブロックを定義します。

「・・・・」の箇所に実際の処理内容を記載します。

( )の n TIMESを指定しない場合、処理は無限に繰り返されます。
これが俗に言う「無限ループ」です。


1.1 無限ループとは


無限ループとは、その処理が永遠に繰り返されることを言います。

例えば、以下のようなプログラムが無限ループです。

DO.
A= A+1.
ENDDO.

Aに1を加算し続けるプログラムですが、数字は無限ですので、この処理は止まりません。

100になろうが、10000になろうがAに1ずつ加算されているのです。
この間、プログラムがメモリを消費し続けるのでシステム全体に影響を及ぼします。

無限ループしているプログラムはずっとメモリを食べ続けることによって、他のプログラムが開始できない、という状態に陥ってしまうのです。
上記例のようにただの足し算であればよいですが、SELECTなどの複雑な処理内容によっては、大きく影響してしまうので注意が必要です。


1.2 無限ループの回避@ rdisp/max_wprun_tim


SAPのシステム設定として、プログラムの実行時間の上限値が決められています。

無限ループが回避される仕組みが予め備わっているのです。

rdisp/max_wprun_timの設定値が300秒であれば、これを超過した場合プログラムは中止されます。


1.3 無限ループの回避A EXIT命令


EXIT命令でループ処理を強制的に抜けることができます。
後述する、システム項目「SY-INDEX」との組み合わせで利用する形がポピュラーです。

DO.
 IF SY-INDEX > 10.
  EXIT.
 ENDIF.
A = A+1.
ENDO.


ループが11回目に入ったタイミングで強制的に処理を切ることができます。


2 構文ルール:WHILE〜ENDWHILE


WHILE (条件式).

・・・・

ENDWHILE.


ENDWHILE.

こちらは、DO〜ENDDOと違い回数指定はしません。

代わりに、条件式をWHILEの後ろに記述します。

この条件式が成り立つ間、WHILE〜ENDWHILEの処理が繰り返されることになります。

したがって、条件式には「SY-INDEX > 10」のような限定的に成り立つ条件を指定しないと、無限ループに陥ります。

「WHILE A = A」のような記述をしなければ良いので、WHILEについては無限ループに入ることは多くありません。


3 システム項目:SY-INDEX


システム項目の一つ「SY-INDEX」に、ループ処理の回数が保持されます。

DO〜ENDDOの処理が始まる前にカウントアップされます。
なので、初期値が1で、2回目の実行になった場合に2となります。


4 ループ処理の条件付き終了


ループ処理を、条件付きで終了させる方法もあります。

例えば、処理の途中で想定と異なる場合が起こった場合(データが取得できなかった。正常に処理が行われなかった。など)のみ、ループ処理を終了したい場合があります。
タグ:ABAP

【ABAP】IF/CASE―条件分岐の使い分け


「IF文」「CASE文」と呼ばれる条件分岐命令について解説します。

決して難しい概念ではないので、初心者でもパッと使えてしまうかもしれませんが、両者の使い分けや構文ルールをしっかり押さえておくことは重要です。

IF文を使うべきところにCASE文を使ってしまったり、逆にCASE文を使うべきところにIF文を使ってしまったりしているコードもよく見かけます。

間違った使い方をすると、コードがかなりごちゃごちゃしていくので、IF文とCASE文の使い分けについては特に注意して、以下を読んでみてください。


目次
1 構文ルール:IF〜ENDIF

2 構文ルール:CASE〜ENDCASE

3 IF文とCASE文の使い分け
 3.1 処理速度の違い
 3.2 分岐の数に応じた使い分け



1 構文ルール:IF〜ENDIF

IF(条件式1).
・・・・
 ELSEIF(条件式2).
  ・・・・
 ELSE.
  ・・・・
ENDIF.

それぞれ「・・・・・」の箇所に処理の内容を記載します。

条件式に合致する場合に「・・・・・」の箇所に記載した処理内容が実行されます。

ポイントは ”IF” ”ELSEIF” ”ENDIF” それぞれにピリオドが必要であることです。
ピリオドつけ忘れで構文エラーとなりますので注意しましょう。

尚、IF命令の後に記載した条件式は上から下へと順次チェックされていきます。

どの条件式にも合致しない場合は、ELSEの後に記載した処理内容が実行されます。


2 構文ルール:CASE〜ENDCASE

CASE(データオブジェクト).
 WHEN(データオブジェクトの値).
 ・・・・
 WHEN OTHERS .
 ・・・・
ENDCASE.


IF文とはことなり、CASEのオペランド部には式ではなくデータオブジェクトを設定します。
また、CASEと最初のWHENの間に処理ロジックを記載することはできません。

WHENのオペランド部にはデータオブジェクトがとりうる値を指定し、データオブジェクトがそこで指定した値に合致する場合に、「・・・・」で記載した処理が実行されます。

IF文と同様に、上から順に条件に当てはまるかをチェックしていきます。


3 IF文とCASE文の使い分け


ここまでの解説でお気づきかと思いますが、IF文とCASE文は手段こそ異なりますが、目的は「条件分岐」で一致しています。

IF文かCASE文のどちらかを覚えておけば、ABAPにおける条件分岐の実装は可能です。

実際、大体のABAPerはCASE文よりもIF文を使って書いている人が多いので、IF文と比較してCASE文を見る頻度は少ないような気がします。

ただし、CASE文を使ったほうが良い場面でIF文を使われると、コードの可読性が下がり改修やバグの調査がしづらくなります。


3.1 処理速度の違い


まず、IF文とCASE文には処理速度の観点で違いがあります。

IF文よりもCASE文の方が若干早く(SAP公式見解)なります。

処理速度の改善を行いたい場合には、IF文とCASE文の置き換えも一案になるかもしれません。
ただし、SAP公式見解で「若干」という言葉を使っているので、そこまで劇的な改善は見込めないはずです。


3.2 分岐の数に応じた使い分け


IF文とCASE文は、条件分岐の数に応じて使い分ける必要があります。

処理ステータスに応じて処理の内容を変える分岐を入れたいとします。

ステータスが「S:成功」「E:失敗」の二つしか存在しえない場合、これはIF文で書くのが良いでしょう。
条件が二つしか存在しない場合を「二分岐」と言います。

TRUE or FALSEも二分岐に分類されます。
本来IF文では、この二分岐の制御を行うものに向いています。

できればELSEIFを使わずに記述したほうが読みやすく、直感的に分かりやすいコードになります。

対してCASE文は、「多分岐」に向いています。

多分岐というのは、TRUE or FALSEの二択ではなく条件が3つ以上あるものをいいます。
例えば、ある人の干支や、星座、年齢などでしょうか?

処理ステータスが「S:成功」「E:失敗」に加えて、「N:未処理」「X:処理中」があるとします。

この場合、それぞれの処理ステータスに応じて、処理内容を変えたい場合、向いているのは明らかにCASE文です。
「S:成功」なら〇〇をする。「E:失敗」なら□□をする。「N:未処理」なら・・・・。

もちろん、IF文でも書くことはできます。が、判読性が悪くなります。
条件が4つであればまだよいですが、5個とか6個とか増えていくと実際熟練の開発者でも読みづらいと言い出します。

CASE文の方が処理速度も若干早くなるので、多分岐の場合にはできるだけCASE文を用いるようにするのが正解です。
タグ:ABAP
posted by busyjife at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ABAP IF/CASE

【ABAP】内部テーブル/構造/変数―3つの基本


ABAPをコーディングする上で、主に初心者が躓きがちな「内部テーブル」「構造(ワークエリア)」「変数」について整理して解説しています。

「内部テーブル」も「構造(ワークエリア)」も「変数」も、どれもプログラム実行中のみ存在する作業領域(メモリ領域)で、この知識がないとABAPのコーディングが非常に難しくなってしまいます。

このページで学べる内容

・メモリ領域について
・変数/構造/内部テーブルの違い
・変数/構造/内部テーブルの宣言方法


目次

1 前提:利用するタイミング

2 内部テーブル/構造/変数 のイメージ

3 変数
 3.1 変数の定義

4 構造
 4.1 構造の定義

5 内部テーブル
 5.1 内部テーブルの定義

6 変数/構造/内部テーブルの初期化



1 前提:利用するタイミング


「内部テーブル」「構造(ワークエリア)」「変数」―。

これらは、すべて共通して「プログラム実行中のみ」に存在する一時的なメモリ領域です。
プログラムを人間として置き換えると、メモリ領域というのは「メモ帳」のようなものです
あれやこれやと作業している最中に、「あ、これは忘れないで覚えておこう」とか「これは後で使えるように一応メモしておこう」とか。

プログラムの中でその役割を担うのが、「内部テーブル」であり「構造」であり「変数」です。
ABAPでは、この3つのメモ帳を用いて様々な処理を行っていきます。


では、それぞれどのような違いがあって、どのように使い分けるのでしょうか?
ここからは、「変数」「構造」「内部テーブル」の違いにスポットを当てて解説を進めます。


2 内部テーブル/構造/変数 のイメージ


「内部テーブル」「構造(ワークエリア)」「変数」をそれぞれイメージで表したのがこちらです。

変数:     変数

構造:     変数 + 変数 + 変数 + 変数 + ・・・

内部テーブル: 変数 + 変数 + 変数 + 変数 + ・・・     構 造
        変数 + 変数 + 変数 + 変数 + ・・・     構 造
        変数 + 変数 + 変数 + 変数 + ・・・  →  構 造
        変数 + 変数 + 変数 + 変数 + ・・・     構 造
                ・                    ・
                ・                    ・
                ・                    ・

ABAPerは、変数/構造/内部テーブルといったら、これらのイメージ図が頭に思い浮かびます。
これらの共通概念をもとに会話が進んでいくのです。

1つひとつ、深堀しながら解説していきます。


3 変数


変数はExcelで例えると「1つのセル」に相当します。

1つのデータを保存するだけのメモリ領域です。
後述する「構造(ワークエリア)」と「内部テーブル」は、変数の集合体である、ととらえることもできます。


2.1 変数の定義


DATA (変数名) TYPE (データ型).


変数の定義には、DATA命令を用います。

この命令で、変数を定義することができます。


4 構造


構造は」Excelで例えると1行の複数セルに相当します。

「構造」はその性質上「ワークエリア」とも呼ばれます。
なぜ、ワークエリアと呼ばれるか?

それは、あるテーブルからデータを1行だけ取り出して処理を行いたい場合に用いられるのが基本的な利用方法となるためです。

例えば、ループ処理では処理の対象とする内部テーブルを1度にすべて処理を実行するのではなく、1行1行別で定義した構造にデータを格納した後に処理を行うのです。


4.1 構造の定義


DATA (変数名) TYPE (テーブル名).

(テーブル名)には、標準テーブルの名称(BKPFとかBSEG)、もしくはアドオンテーブルの名称を指定します。

え。テーブル名でいいの?

そんな声も聞こえてきそうですが、これでOKです。
テーブルをTYPEオプションに指定すると、構造が定義されるのです。
後述しますが、この点逆に内部テーブルを定義する際の注意点となりますので、丁寧な理解が必要です。


5 内部テーブル


内部テーブルは、ご覧の通り複数行の構造です。

「テーブル」の名の付く通り、複数のレコードを保持することができるメモリ領域です。

標準テーブルやアドオンテーブルのデータをそっくりそのまま(もしくは条件を絞って)メモしたい、というときに便利です。


5.1 内部テーブルの定義


DATA (変数名) TYPE STANDARD TABEL OF (テーブル名).

構造と内部テーブルの定義はセットで覚えるのがよいでしょう。


6 変数/構造/内部テーブルの初期化


内部テーブルや構造・変数については、一度定義した後1回のプログラム実行中に何度も使いまわすことが可能です。
つまり、処理Aで利用した内部テーブルは、同一のプログラムであれば処理Bでも利用することができるのです。

ただし、使いまわす際には、必ず毎回中身をクリア(初期化)する必要がでてきます。

初期化しなくても、上書きする形で新たにメモ書きすることが可能ですが、余計な心配事(バグの可能性)をなくすためには、必ず事前にCLEARするのがABAPのお作法です。
タグ:ABAP

【ABAP】DATA命令―3分で学ぶ変数定義


本ページでは、ABAPコーディングの第1歩である「DATA命令」の使い方・構文ルールについてまとめています。
DATA命令は、ABAPにおける「変数」宣言の命令であり、どのようなプログラムでも必ずと言ってよいほど用いられています

このページで学べる内容

・そもそも「変数」とは何か?
・DATA命令の使い方
・DATA命令の構文ルール
・DATA命令に関する注意点・Tips


目次

1 DATA命令とは?

2 構文ルール:DATA命令
 2.1 構文解説:DATA命令
 2.2 "TYPE"オプションで変数の型を定義する
 2.3 @DATA命令―インライン宣言

3 TYPES命令との混同に注意

4 合わせて覚えておきたい:定数定義



1 DATA命令とは?


DATA命令とは「変数」を定義する命令です。

プログラミングでいう「変数」とは、何かを入れておく「箱」のようなものです。

プログラムの実際の処理は、極論この「箱」の操作である、ということができます。
数字や文字列などの実際の値を「箱」に格納して、編集したり計算したり、その結果を表示するために利用したりします。


データの操作は、必ずこの「変数」を用いる必要があるため、「変数」を使わないプログラムは、ほぼ存在しません。

ABAPでは、この変数の定義をDATA命令を用いて行います。
実際のコーディングを見てさらにDATA命令の使い方・構文ルールを解説していきます。


2 構文ルール:DATA命令


@通常命令の場合

DATA (変数名) TYPE (データ型).

DATA (変数名)TYPE(データ型).


Aチェーン命令の場合

DATA:
(変数名1) TYPE(データ型),
(変数名2) TYPE(データ型),
(変数名3) TYPE(データ型).



2.1 構文解説:DATA命令


例として、以下のサンプルコードを用います。

DATA Z_DATE TYPE D.

この構文では、「Z_DATE」という「変数」を宣言しています。

この「Z_DATE」という名称は、任意の文字列でOKです。
ただし、変数の命名についてはソースコード全体の可読性を高めるためにできるだけわかりやすい名称を指定するようにします。

DATA Z_DATE TYPE D.

後半の「〜TYPE D」は、この変数の仕様を決めています。

仕様を決めるとは「この変数にいれるのは、文字列にするのか、日付にするのか」みたいなことです。
「D」は日付型を表します。

これで一旦、日付型の変数「Z_DATE」の宣言が完了します。

システムといっても、魔法ではなく確実にロジックが存在しており、その中心が変数となります。
したがって、このDATA命令を理解しないと、ABAPのコーディングはおろか、読むことさえできません。

TYPEオプションについては、初心者にとって理解しがたい部分があるため、もう少し深堀して解説します。


2.2 "TYPE"オプションで変数の型を定義する


変数を宣言する際にはあらかじめ「変数の型」を指定する必要があります。

DATA Z_DATE TYPE D.

つまり、変数は必ず1つのデータ型(何を格納するものか?)を指定しなければなりません

「Z_DATE」という変数を定義するよ!

だけでは変数定義は不完全であり、必ず

その変数は「日付」を格納するものだよ!

と指定することによってはじめて「変数の定義を行った」ことになるのです。
変数は、箱の名前と箱の仕様(データ型)をセットで宣言すると覚えておきましょう。


トリビア:ABAPerでも知らないDATA命令のTIPS


ABAPerでも、知らない人は多くいる知識を紹介します。

先ほど変数の宣言は「名前」と「データ型」をセットで行うと説明しました。
ただし、実はセットで行わなくてもOKな場合が存在します。

例えば

DATA A.


のように、TYPEオプションを用いずにDATA命令を利用することも可能なのです。
TYPEオプションを用いずにDATA命令で宣言した変数は、「データ型 "C" データ長1」になります

基本は、この構文は利用しないため、あくまでも豆知識としてご理解ください。
ある現場のプログラムで一度だけ見かけたことがありましたが、かなりレアなものであり、可読性も非常に低くなってしまうため、利用は厳禁です。


2.3 @DATA命令―インライン宣言


ABAPも他のプログラミング言語同様に、日々進化し続けています。
@DATA で「箱」と「箱の中身」を同時に定義・処理する記述方式があります。


3 TYPES命令との混同に注意


最初に躓くのが、TYPEとTYPESの違いです。
先ほどの章で、構文の後半部分の「〜TYPE」を説明しましたが、よくある間違い・混乱ポイントとなるのが、TYPEとTYPES命令の違いです。
両者は似て非なるものであるので、しっかりとした理解・認識が必要になります。


4 合わせて覚えておきたい:定数定義


DATA命令は、変数を定義する命令でした。

変数と対をなす概念に「定数」があります。
これは、プログラム実行中に値が書き換えられない「箱」です。


タグ:ABAP

2020年02月06日

【ABAP】TYPEとLIKEの使い分け


@ DATA A001 TYPE TABLE001.

A DATA B001 LIKE A001.

さて、この構文はどちらもエラーなく成り立つものですが、両者の違いを説明できますか?
このページでは、TYPEとLIKEの使い分けについて端的に解説します。


目次

1 TYPEオプションの使い方

2 LIKEの使い方

3 LIKEオプションの注意点



1 TYPEオプションの使い方


TYPEは「TYPES命令で宣言したデータ型や構造、ABAPディクショナリで定義されているデータ型や構造に利用する」オプションです。


2 LIKEの使い方


TYPEオプションが「TYPES命令などで、事前に定義された構造や変数を参照する」のに対して、LIKEオプションは「プログラム内で先に宣言されている構造や構造・変数」を参照します。

LIKEとは英語で「好き」という意味もありますが、ここでは副詞の「〜のような」という意味です。冒頭で出した、コード例をもう一度見てみましょう。

DATA B001 LIKE A001.

ここで定義されているB001は、A001と同じ変数・同じ構造ですよ、という意味です。
つまりA001と全く同じ変数・構造をB001が受け継ぐということになります。


3 LIKEオプションの注意点


結論、LIKEオプションはあまり利用しないほうが良いです。
LIKEオプションを多用した場合、参照先の変数・構造が変更された場合、自動的に自らも変更されてしまうからです。

以下の2つの構文を再度見てみましょう。

@ DATA A001 TYPE i.

A DATA B001 LIKE A001.

「i」とは4桁の整数という意味です。
この場合、A001もB001も両方のデータ型は「4桁の整数」です。

では、以下のようにコードを改修したらどうなるでしょうか?

@ DATA A001 TYPE D.

A DATA B001 LIKE A001.


Dは、日付型です。もうわかりましたね。
この際、Aのコードは一切いじっていないのにも関わらず、B001も日付型の変数に修正されるのです。
なので、改修を行う際の影響分析が困難になってしまうため注意が必要です。

あまり、多用するコードではありませんが、両者の利用方法の差異・使い分けは頭に入れておきましょう。

タグ:ABAP

【ABAP】TYPES命令―データ型定義


TYPES命令は、データ型(基本データ型/構造化型データ型)を定義する命令です。
初心者にとっては、DATA命令との区別が難しく、とっつきにくい印象を受けてしまうかもしれませんが、TYPES命令をマスターせずにABAPをマスターすることは不可能です

このページで学べる内容

・TYPES命令とは?
・TYPES命令の使い方・書き方
・基本データ型と構造化型データ型とは?
・TYPEオプション/LIKEオプションの使い分け


ABAPを学習中の人であれば、絶対に知っておきたい内容ばかりですので是非最後までご覧ください。

最初に構文ルール(TYPES命令の基本形)を解説し、その後深堀していく形でTYPES命令を学習していきます


目次

1 構文ルール:TYPES命令

2 TYPES命令とは?
 2.1 「基本データ型」とは?
 2.2 「構造化型データ型」とは?
 2.3 TYPES命令とDATA命令の違い?

3 LIKEオプション



1 構文ルール:TYPES命令

@基本データ型の場合

TYPES (データ型名) TYPE (データ型) .

A構造化型データ型の場合

TYPES:
 BEGIN OF (構造化型データ型名),
    (項目名) TYPE (データ型),
    (項目名) TYPE (データ型),
    ・・・・・・・・・・・・・・
 END OF (構造化型データ型名).


2 TYPES命令とは?


TYPES命令は「基本データ型」と「構造化型データ型」を定義する命令です。
まず、最初に「基本データ型」について解説します。


2.1 「基本データ型」とは?


基本データ型を簡単に説明すると「変数」の元となるデータ型です。

DATA命令を用いて変数を定義する際に、TYPEオプションで指定するデータ型は、「基本データ型」に分類されます。

SAP標準で事前に定義されているデータ型(ABAPデータ型)には、限りがあります。
例えば、「C(テキスト項目)」や「D(日付)」といった基本的なものしか用意されていません。

CやDといったデータ型だけでコーディングしていくことも不可能ではありませんが、例えばデータ型自体に意味を持たせたい場面などが出てきます。
こんな時に、TYPES命令を用いるのです。

D(日付) →  Birth_D(生年月日)

ただの「日付」ではなく、「生年月日」を格納する「データ型」を作成する場面が出てきます。

こんな時に

TYPES Birth_D TYPE D.

とコーディングすることで、新しいデータ型を生み出すわけです。


2.2 「構造化型データ型」とは?


では、「構造化型データ型」とは何でしょう。
答えは、その名前から推測できる通り「構造」を定義する際の基となるデータ型です。

構造は1行に並んだ変数の集合です。
構造 
変数 変数 変数 変数 ・・・・・

この構造のデータ型を定義する際にも用いることができるのがTYPES命令なのです。
TYPES:
 BEGIN OF TYPE_FT001,
  RBUKRS TYPE ACDOCA-RBUKRS,
  GJAHR TYPE ACDOCA-GJAHR,
  BELNR TYPE ACDOCA-BELNR,
  DOCLN TYPE ACDOCA-DOCLN,
  BLART TYPE ACDOCA-BLART,
 END OF TYPE_FT001.


このようにコーディングすることで、構造化型データ型を定義することができるのです。

もし、上記サンプルコードで定義した「TYPE_FI001」型の構造を宣言したい場合は、
DATA HENSU1 TYPE TYPE_FT001.

というようにコーディングしてあげればOKです。


2.3 TYPES命令とDATA命令の違い?


ここまでの内容を理解できていれば、TYPES命令とDATA命令の違いは明確です。

・DATA命令  ⇒ 変数/構造/内部テーブルを宣言
・TYPES命令 ⇒ 変数/構造/内部テーブルの基となる「型」を定義

となります。

したがって、基本的な流れは、
@「TYPES命令で型を定義」を行ったあと、
A「@で定義したデータ型に基づいてDATA命令で変数/構造を宣言」するという流れになります。

ABAPを学習して間もない方は、この点で混乱してしまう方が多いのですが、一つ一つ丁寧に考えれば決して難しくはありません。


3 LIKEオプション


TYPES命令では、LIKEオプションが利用できます。

TYPES A TYPE D. → TYPES B LIKE A.

TYPES命令のオプションTYPEとLIKEの使い分けについても、この機会に学んでみましょう。
タグ:ABAP

不労所得を得るチャンスが訪れる理由。


時代が大きく変わるとき「不労所得」を得るチャンスが生まれる。


今の世の中給料は上がらないけど、消費税は上がる

その上2000万円貯めろとか言ってるし

挙げ句にAIに仕事を奪われるって脅されるし


お金への不安」がてんこ盛り。

2020年から「5G」の世界に突入して、世の中大きく変わるらしい。

お金の不安を抱えながら新しい時代にも対応しなきゃいけない。


一体どうすればいいんだ・・・

どうすれば「お金の不安」から開放されるんだ・・・



未来への不安が募るばかり。


しかし世の中悪いことばかりじゃない。

時代が大きく変わる時は大きなチャンスも訪れる

変化とチャンスはいつも「ワンセット」だ。

新しい「お金の流れ」が生まれ、手付かずの「金鉱山」が姿を現す。

この時ばかりはスタートラインはみんな一緒。

最初に飛び込む勇気があるものが「金」をゲットしていく。

4G時代はヒカキンが代表的だ。


今までそんな大きなチャンスをものにして、不労所得生活を謳歌している人も数多い。

「あの時やっとけば良かったな〜」的な経験誰しもあるんじゃないだろうか。


そこで今回は

今現れている「2020年の大きなチャンス」は何か確認しつつ、

それに乗っかって「不労所得を得る方法」も明らかにして行こうと思う。

それを知ってしまえば

お金の不安を解消するためのアイディアが今なくても

スタートラインにいち早く並べるし、大きなチャンスを見逃して「悔しい思い」をしなくて済む。


「えーーー!でも
 どうして潜んでいる大きなチャンスがわかるんだよ?」

「不労所得生活なんて無理だろ!」

「わかってりゃ世話ないよ!」



確かにその通り。

と言いたいところだけど、でも「その答え」ってどうしてもわかる様になっている。

誰にでもわかってしまう。

なぜなら変化は突然起こるんじゃなくて、必ず「前振り」があるからだ。

例えば明日「自動車がいきなり自動運転」になったりしない。

変化の前に兆しがハッキリと現れてくる。

その変化を冷静にニュースを観察して見つけるだけだ。


自分ごとを加味すると

昔、お金に超困った時期に必死に追いかける「お金って何だ?」とふと考えた。

お金を研究しまくった。

そのお陰で「お金の本質」を理解して大きなチャンスをニュースから読み解けるようになった。

「お金に困った経験」はまさにピンチの裏にチャンス有りだった。


ではその大きな変化に裏に潜む「大きなチャンス」とは何なのか?


答えから言うと


「アフィリエイター社会の到来」だ。


みんなが「仲介報酬」を気軽に得る社会。



そんな社会が本当に訪れるのか?

その「変化の兆し」について見ていこう。

@ 5G時代の到来

市場規模を拡大する追い風が5G時代の到来だ。

ネットの滞在時間は信じられないくらい劇的にアップする。

それで割を食うのがマスメディアの「テレビ」。

大きく視聴時間を減らすでしょう。

A 広告費がテレビからネットへ

5G時代の到来により当然ながら

広告費がテレビからネットへ流れる。

もう誰もが認めざるを得ない「確定した事実」だ。

この流れを受けて、Youtubeにチャンネルを開設する「有名芸能人」も目立ってきた。

「ARASHI」ですら早々と場を確保しているぐらいだから

これからは「ネットにテレビコンテンツ」が入り込んでいく感じになって行くでしょう。

事実、広告費が四大メディア(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)からネットへもう変化は加速してる。

アフィリエイト市場が成長する土台はもうしっかりと築かれてると言える。

あとは広告費が移動する流れにアフィリエイト市場が対応出来るかどうかだ。

その「受け皿」としてアフィリエイターとメーカーのアフィリエイト対象商品が増えることが必要になってくる。

広告費という需要が増えても供給体制が出来ていないとまずいからだ。


しかしこの点についても時代は追い風で後押しをしてくれている。

まず「アフィリエイター」だけど今はあんまり評判が良くない。


「大変な作業の割に儲からない!」

「時間がいくらあっても足りやしない!」



など、ブラック扱いされる事が多い。

アフィリエイターに参入する人は増えるのだろうか?

B AIの進化

しかし今後はAIの進化によって

作業が簡単になって、検索マッチング機能も格段に上がり効率化され

作業的ブラックはいずれ解消し参入障壁は下がるだろう。

C 働き方改革

そして世の中の働き方にも大きな変化が生じている。

働き方改革によって

・残業禁止
・副業の推進
・定年延長
・非正規雇用増
など

本業以外「時間に余裕」が生まれ、
本業以外「収入を増やす」必要が生じてきた。

D 大企業のリストラ

さらに言えば、世界同時不況の煽りで輸出業績が厳しくなる中、大企業のリストラも増加傾向だ。

リストラ数は6年ぶりに1万人超え。

2020年、大企業の40代・50代を襲う「大・早期退職時代」が来る。

なのに老後資金2000万円問題もある。

投資しろと言われても、お金はかかるしリスクも高い。

「初期リスクのないお金を稼ぐ方法はないのか」

となるのは自然の流れだ。


なんか「働き方改革」がサラリーマンをアフィリエイト市場へ「無理矢理」追い込んでるようにも思えてしまう。

E SNS

そんな状況で

SNSという自分メディアを持つことが簡単になった今。

作業も簡単になっていくアフィリエイトは匿名でも取り組めるし副業」に最適だ。

アフィリエイターの爆発的な新規参入はもはや必然と言える。

F 個人

そして「アフィリエイト対象の商品」だけど

これは、個人がキーワードだ。

なぜか?

個人は消費のプロだから。

「消費しないで生きられる人間」は存在しない。

個人は消費を毎日繰り返す。

嗜好性は専門性を高め、仲介役としての技術が磨かれ、現場のプロ・紹介のプロになっていく。

自社製品自腹で買ったことのないマウント上司より確実に商品の特性を理解している。


そんな紹介のプロが「自分メディア」を持ってれば、費用対効果を考えても広告主は出稿したくなってしまう。

そして「報酬を見据えた消費」はさらに洗練さを増していく。

G マスメディア(TV)から個人メディア(SNS)へ

なので広告出向対象はマスメディア(TV)から個人メディア(SNS)へ

成果報酬スタイルがほとんどだし、マッチング機能も高まるので費用対効果も広告の反応スピードも高まる。

広告主はキャラ立ち個人への広告依頼を増やし、個人メディアにあわせた商品も増やしていくでしょう。

H クラウドファンディングの浸透

クラウドファンディングの浸透により商品作成前に需要の有無を確認できるようになった。

売れる商品を見極められ、売れるお客様の属性もわかる。

その後拡販したいときは商品の属性に合ったアフィリエイターに広告を出せばいい。

需要が読めるので、アフィリエイト対象商品も増やしやすい環境が整う。

最後に


以上「9つの変化の兆し」を見て言えるのは


大きな時代の変化は

・アフリエイト市場規模
・アフィリエイター参加人数
・アフィリエイト商品数(広告主)


すべてにおいて「増える後押しを」していると言うことだ。


そんな遠くない将来にアフィリエイト市場に「人が押し寄せる」タイミングが来ることを示唆している。


この参入者が一気に増える時こそが、まさに「不労所得を築く」絶好のタイミング。


増える前に準備して待った人だけが受け取れる大きな果実だ。


ここを逃すと次の「6G」の時代まで待たないといけなくなる。


・どうやってこの絶好のタイミングに乗っかるか?
・どうやって大きな果実を手にするか?
・その方法は何か?



ポイントとしては
・アフィリエイト活動の中で紹介報酬を「一回切りで終わらせない

・自分の成果が「積み上がっていく」資産構築型の活動を行うこと



ここさえ外さなければ、上り市場のアフィリエイトで不労所得を得られる可能性は格段に高まる。





すでに私が「その時を待つ準備」で実践しているアフィリエイトのASPは

WebAboutアフィリエイトセンター
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ここのサポートは無料で集客方法などをレクチャーしてくれます。


Web Aboutは2ティア報酬のあるASP

今回紹介するASPは、
クローズ案件を取り扱うASPのWeb AboutというASPです。
 

2019年3月にオープンしたばかりのASPなので、今がチャンスです!!

 
なぜ、チャンスなのかというと、他では取り扱っていない案件を紹介出来るからです。
 

運営間もない会社なので、取り扱っている案件を紹介している人数も少ないので
 

商品名のキーワードで上位表示できるチャンスです。
 

しかも、2ティア制のなので、紹介した方がその物件を売ってくれれば、さらに何もしないでいても売り上げが付いてくるというオマケ付きです。
 
 
数年先には「え!」っていうような金額が毎月入ってくることは予想出来ます。

 
よく、アダルト系のASPが2ティア制で毎月数万円、何もしないでも入って来るという話を聞いたことがありますが、このWeb Aboutさんの取り扱う物件も、どちらかというと特殊な案件が多いので、収益も多く期待することが出来ます。
 
 
このWeb Aboutという会社は2019年3月16日にオープンして、8ヶ月くらいでの登録数が1842人ということでした。

 
これから、成長してくれれば、今のうちに仕込んでおいた人は嬉しい報酬が待っているという事です。

 
また、取り扱い案件は、物販のように一度売ってしまえばあとは報酬はもらえないというようなシステムでは、アフィリエイターも増えてくれないということから、短期的な利益の物件は取り扱わないことにして、そのような物件は断っているという事でした。
 

取り扱い物件は、アフィリエイターに毎月安定した継続報酬が上がるような物件をえりすぐんでいるので、どれを選んで紹介しても、報酬が期待できるという事ですね。
 

Web Aboutさんには、出来るだけこれから成長してどんどんお客さんを増やしていただいて、私にもその一部を毎月いただけることを期待します。
 

LINEでの交流もあるそうなので、たぶんこれから、様々な案件の紹介や、これから売り上げを上げるためのアドバイスなどもいただけるのではないでしょうか
 
 
これをお読みのアフィリエイターさんも、今後を期待してご登録してみてはいかがですか。



最後までお読み頂き有難うございました。

興味のある方はこちらから
→ WebAboutアフィリエイトセンター 不労所得アフィリエイト

もっと詳しく知りたい方は
→ 無料メール講座(全7回)WebAboutアフィリエイトとは?

2020年02月05日

【ABAP】ABAPプログラム開発の基本3つの知識


このページでは、ABAPのプログラミングに関する予備知識を解説しています。

コーディングの話ではありませんが、1からプログラミングを開始する際などに知っておくと便利な知識を紹介しています。

ABAPのプログラムにもいろいろな種類があることは知っているでしょうか。
同じABAPプログラムでも、レポート・バッチインプットなど、異なる呼び方で区別されます。

このページでは、プログラムを大きく分類した場合の機能的な側面からの区分と、システム的な側面からの区分「プログラムタイプ」について解説していきます。


目次

1 ABAPプログラムの種類

2 レポート:REPORT
 2.1 レポートプログラムはさらに3つに分類される

3 バッチインプット

4 Dynpro(ディンプロ)

5 プログラムタイプ
 5.1 プログラムタイプとは?
 5.2 実行可能プログラム
 5.3 INCLUDEプログラム
 5.4 モジュールプールプログラム

6 この知識はどこで役立つか?



1 ABAPプログラムの種類


ABAPと一口に言っても、処理の内容や対象の機能によって大きく3つに分けられます
もっとも基本的な「レポート」、同様に使用頻度の高い「バッチインプット」、そして画面を作成していく「Dynpro」です。

他にも何種類かプログラムが存在しますが、上記3つの開発が9割以上を占めるので、ここでは上記3つについて解説しています。
※上記3つを知っていれば、大体の開発現場で生きていけます。

まず初めに、もっとも基本的な「レポート」について説明していきます。


2 レポート:REPORT


レポートは日本語に直すと「報告書」となりますが、ABAPにおける意味は微妙に異なります。
ABAPでレポートと言われるものは「データを出力することを目的としたプログラム」を指します。

レポートプログラムと言われたら、そのプログラムはデータを取得して一覧表示するプログラムのことだ、と理解しておけば問題ないでしょう。

業務側から考えるとわかりやすいですが、普段行っている業務の約半数ぐらいはデータの取得や照会に基づいたものです。

例えば、予算に対する実績値の照会や、他の人が入力した値のチェック。
会計業務で言えば、財務諸表の作成も「データを照会・取得して」報告書にまとめる業務と言えます。

これらを実現しているのが「レポート(REPORT)」と呼ばれるプログラムです。


2.1 レポートプログラムはさらに3つに分類される


ここら辺は応用知識ですが、レポートプログラム(REPORT)は、その実行方式の観点からさらに3つに分けることができます。

1つが、プログラムの実行条件をユーザーに選択させた後にプログラムを実行させるもの。
2つ目が、実行条件などの入力なしにいきなり「プログラム」が実行されるもの
そして3つ目が、データを出力・表示した後にデータの更新などを行うことができる「インタラクティブレポート」と呼ばれるものです。

まず1つ目と2つ目の違いは「選択画面」の存在です。

選択画面があると、プログラミングを実行後、ユーザの画面入力を待つことになります。
画面入力完了後、再度プログラムの処理に進む形です。

3つ目のインタラクティブレポートは、選択画面はもちろん、ユーザとの対話形式で処理が進むプログラムです。

これらの種別はイベントブロックの重要性につながる部分なので、あまり重要視しなくてもよいでしょう。
あくまでもこの章では「レポートプログラム」というものの知識が重要です。

レポートは主にデータ出力を目的としたプログラムで、動作によって大きく3つに分類される、ことを理解しておきましょう。


3 バッチインプット


バッチインプットとは、いわゆるバッチ処理を実現するプログラムのことを指し示します。

バッチ処理というのは、超簡単に説明すると「まとめて処理すること」です。
例として、伝票の登録で考えてみましょう。

普通、伝票は取引の発生都度入力を行いますね。
「売り上げがあった」「鉛筆を買った」「給料を払った」など、そのタイミングごとにシステムにデータを入力していくのがもともとの形です。

このもともとの形を、バッチ処理に対してリアルタイム処理と言います。
リアルタイム処理では、その名の通り一つひとつリアルタイムにシステムにデータが反映されていきます。

一見デメリットはなさそうに見えるリアルタイム処理ですが、
@利便性とAシステム性能の観点から限界があります

例えば、「口座への入金情報」に関する伝票を入力する場合、A商店に対する伝票を1件、B商社に対する伝票を1件、C株式会社に対する伝票を1件・・・・というように、大量に伝票を登録しないといけない場合。

100件単位で入力が必要な場合もありますし、10000件・100000件などの処理もあります。

バッチ処理では、この大量のデータをまとめて一度に処理します
例えば、だれもシステムを利用していない夜中3時頃に、その日に行われた取引データを一気に連携したりするのです。

バッチ処理は、@一度で大量のデータをさばけるという利点に加え、A作業自体を自動化できること、B処理自体を夜中などのユーザが利用していないタイミングで実施することでシステム負荷を下げることができるなど様々な利点が存在します。

バッチ処理は、旧システムからの移行データを新システムに登録するときや、外部システムから連携されたデータ登録などを行う際に利用されること主な利用シーンになります。


4 Dynpro(ディンプロ)


DynproとはDynamic programming」の略称です。
そのまま日本語に訳すと「動的プログラミング」となりますが、SAPでは対話型の画面入力に関するプログラムのことを指し示します。

対話型というのは、ユーザの入力に応じて画面が遷移していくような画面制御のことを指します。
「こっちがこうすれば」「画面がこうなる」、つまり画面と人と対話するようなイメージで次々に変わっていくような画面制御を「対話型の画面入力」と呼んでいます。

Googleも、検索スペースに「SAP」と入れれば、画面にキーワード:SAPを含む検索結果を出し、ユーザが表示されたリンクを押せばそのページを、戻るボタンを押せば前画面を表示するなど、対話型の画面を備えていると言えます。

SAPも同様に、画面を作成しユーザの操作内容に応じて処理の内容を変えるような画面遷移を実現することが可能で、この処理を実現するのが、Dynproプログラムです。

Dynproについては、レポート・バッチインプットと比較して開発数は多くありません。
基本は、レポート・バッチインプットの開発が主です。

しかし、開発数は少ない一方で、難易度は他の2つに比べて高くとっつきにくいプログラムなので、Dynproが自由自在に書ける人材はかなり重宝されます。

これまで解説してきたように、ABAPのプログラムは主にこの3つに分類され、それぞれのプログラムで必要とされる知識も微妙に異なってきます。
基本的な思想は同じですが、細かい部分が異なるため、トライ&エラー、そしてグーグル先生に助けられながら、ノウハウを付けていくことになります。

前提知識がある状態で開発していくのと、そうでないのとではスキルの向上という観点で大幅に異なります。
上記で解説した内容については最低限、会話についていけるレベルの知識を身につけておきましょう。

さて次の章で、上記分類とは別に技術的な観点からプログラムを分類する「プログラムタイプ」の解説に移ります。


5 プログラムタイプ


これまでの分類してきたABAPの分類はあくまでも「機能的な観点」からの大分類です。

ここから解説するプログラムタイプというのは、よりシステム的な分類となります。


5.1 プログラムタイプとは?


プログラムタイプとは、プログラムを作成する際に選択が必須となる項目です。

プログラムを登録しようとするとポップアップが表示され「タイプ」という選択肢に、プログラムタイプを埋める必要があります。

このプログラムタイプによって、直接実行の可否など「プログラムが実行されるときの処理」を制御しています。
最終的に行いたい処理を正しく理解し、それに応じた正しいプログラムタイプを選択する必要があります。

以下では、「これだけ覚えていればOK」なプログラムタイプを説明しています。


5.2 実行可能プログラム


前の章で解説した「レポート」「バッチインプット」プログラムがこれに該当します。
作成したいプログラムが、レポート・バッチインプットであれば「実行可能プログラム」に該当します。

実行可能プログラムの名前からもわかる通り、トランザクションコード:SE38、もしくはSE80にてプログラム名を入力すればその画面から直接実行することができます。


5.3 INCLUDEプログラム


インクルードプログラムを作成する場合に用います。
インクルードを知っていればなんとなく想像がつくかもしれませんが、直接実行ができません。

他のプログラムで展開できるプログラムを作成する場合は、このプログラムタイプが該当します。


5.4 モジュールプールプログラム


Dynproを作成する際に選択するプログラムタイプです。
このプログラムタイプは、トランザクションコードを利用して実行することが可能です。


6 この知識はどこで役立つか?


ここまで解説してきた知識は、ABAPerの超・前提知識です。
コードの内容もそうですが、まずこの前提知識がないとチームメンバーの話の輪に入ることができません。

ある日いきなり、インクルードプログラムを作成してください、なんて言われても焦りますよね?
焦らないために、前提知識としてここで解説した内容については頭に入れておくことが必須です。
タグ:ABAP

2020年02月04日

不労所得アフィリエイトをやってみた!

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アフィリエイトで不労所得。

「WebAboutアフィリエイトセンター」

既に登録している登録者数は2020年2月2日時点で

「2623人」

毎日登録者数が増えている状態で、今後ますます伸びていく新しい形のアフィリエイトASP会社です。

っと言っても、
・webaboutアフィリエイトセンターって危険?
・実際の口コミや評判は?
・不労所得って詐欺っぽいし、信用できる?
・実際の報酬画像みせて!

登録前は不安で疑問だらけかと思います。

そこで、この記事では実際に登録してわかったことや内部の事をお伝えします。

目次

1 WebAboutアフィリエイトセンターの評判は?

2  継続的な報酬が出る案件がある

3 コピペでOK!専門知識不要で簡単作業!

4 WebAboutアフィリエイトセンターの口コミは?
 4.1 良い口コミ
 4.2 悪い口コミ

5 WebAboutアフィリエイトセンターって危険なの?

6 WebAboutアフィリエイトセンターを運営している人物は?

7 WebAboutアフィリエイトセンターの詳細は?

8 WebAboutアフィリエイトセンターに登録するにはブログやサイトは必要?

9 WebAboutアフィリエイトセンターに登録する手順は?【図解】



1 WebAboutアフィリエイトセンターの評判は?


まずは、紹介された通りのことをやっただけで報酬が出た方たちがかなり居ます。

以下はほんの一部ですが、ご覧ください。

実際の実績者たちの報酬画像↓
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やり方次第ではこのように実績が出るのです。

この実績が出せる理由のひとつに、まだ新しいASPで競合するパートナー(ライバル)が少ないから成約しやすいというのはあります。

それだけでも紹介者にとってはかなり良いメリットですが、真のメリットは、表の中をよく読むと所々に見える「2回目以降の支払い」という案件。

この案件がWebAboutアフィリエイトセンターの真髄なのです。


2 継続的な報酬が出る案件がある


この「2回目以降の支払い」という案件は、アフィリエイトで紹介したお客様が案件の商品の利用が続く限り、紹介したアフィリエイターに報酬が継続して発生することを意味します。

この表の中にある承認済み報酬額5000円の案件は、ひと月5000円の報酬を獲得できる案件です。

これはこの商品を購入者が使い続ける限り、翌月も翌々月も5000円の報酬が入り続けるのです。

表の中の「成約ステップ」に書かれた「2回目以降の支払い」となっているのは2ヶ月目以降の支払いのことです。

このような購入者を10人成約できれば毎月5万円、100人なら50万円の報酬が入り続けます。

不労所得アフィリエイトと謳っているい根幹はコレにあります。

紹介する商品も継続利用してもらう前提のものが多いので、
成約になれば【継続利用してくれる=継続報酬が発生する】という構図が成り立ちやすいのです。

WebAboutアフィリエイトセンターはこの継続的に報酬が出る案件があるのが最大のメリットです。


3 コピペでOK!専門知識不要で簡単作業!


アフィリエイトってセールスライティングが重要みたいな話をよく目にしませんか。

もちろんそんな文書を自分で書けるならそれが一番ですが、慣れないうちはブログの1記事で1000文字書くのに3〜5時間とか、書き終えて見直してみると内容がぼやけて何を伝えたいのかわからない、なんてよくあります。

そんな方にこそ、このWebAboutアフィリエイトセンターをオススメします。

なぜならコピペでOKなんです。

WebAboutアフィリエイトセンターにログインして、載せたい文をコピーして自分のブログやTwitter、Facebookなどにペーストするだけの簡単作業。

ほんと、それだけ?ってなります。

これまではブログだと、キーワード選定だったり、SEOだったり、Googleの順位だったり、とにかく気にしなきゃいけないことが多く、そしていろいろと難しかったのですが、これならちょっとした副業をはじめたい方や、自分の時間が少ない主婦さんでもできてしまいます。

しかもスマホがあれば、どこでもいつでも出来る仕組みです。

毎日空いた時間に30分程度、作業すれば報酬も夢ではありません。


4 WebAboutアフィリエイトセンターの口コミは?

以下、実際に登録しているアフィリエイターさん達の声です。

4.1 良い口コミ

・継続報酬が発生しやすい案件がメイン
・オススメの案件のピックアップ、変更があった案件にはその変更理由が述べられていたりと、他のASPと比べると親切な印象
・LINEグループでのサポートが充実している
・一度の成約で不労所得ができる


実際、LINEグループのサポートは充実しています。

登録後に招待されるLINEグループで質問すると、WebAboutアフィリエイトセンターの運営者である中村さんから、すぐに返事が来ます。

あるいは同じグループ内の同胞からもアドバイスがあったりもします。

どんな初心者的な質問でも丁寧に回答してくれるので不安は薄れます。

さらに、ほぼ毎日、中村さんからのちょっとしたお得情報やアフィリエイトのノウハウ的な情報が共有されるので、手段に行き詰まった時には非常に有益です。

色んなアフィリエイトのやり方を教えてくれます。

こんな風にしたら収益上がったとか、こんな風にするのがおすすめなど。

そんな中村さんに関してはこのようなエピソードがあります。

現在、アフィリエイト業界では、ごく一部の業種を除いて、毎月の継続報酬が得られる案件に特化して、アフィリエイト ASPを運営しているところはありません。

企業は、例えば、毎月継続的に役務を提供するサービス(サプリの定期購入やウォーターサーバーの毎月利用)をアフィリエイト案件として、大手ASPに登録していますが、そのどれをみても、一番重要な集客という大仕事をして下さったアフィリエイターさんに、たった1回の報酬をお支払してそれでサヨナラという事例が多いのです。
つまり、広告主はアフィリエイターをボロ雑巾のように、使い捨てしているのが現状です。

これは許しがたい行為です・・

これでは、時間、労力、お金をかけて集客活動をしてくれているアフィリエイターさんが一生報われません。アフィリエイトというのは今や立派な仕事として確立しており、会社員を辞めて専業でアフィリエイトをしている方もいるのですから、仕事内容に応じた相応の報酬を得てしかるべきなのです。

そこで、WebAboutアフィリエイトセンターでは、継続的にサービスを提供する広告主の案件を集中的に取り扱うことで、紹介者であるアフィリエイターさんにも毎月の十分な報酬を受け取ってもらうべく、サービスをスタートいたしました。

こんな中村さんのエピソードを読むと、登録者に対して懇切丁寧に対応してくれる姿に納得がいきました。


4.2 悪い口コミ

・登録料金が有料である

登録料は1,000円です。

A8やバリューコマースといった大手ASPは登録無料ですので、有料というだけで身構えちゃう気持ちもわかります。

しかし逆を言えば、一部の人にしか知られていないクローズド案件のような美味しい話があるから有料。

継続報酬の案件を持ってて、新進気鋭でライバルもまだ少ない。

これをチャンスと感じて気になるなら、思い切って始めてみませんか?


5 WebAboutアフィリエイトセンターって危険なの?


結論から言いますと、『危険ではない』です。

私は登録してからこれまで変な勧誘や詐欺的なことに一度も遭ってないです。

最初は不安でしたが、アフィリエイトリンクの反応が出はじめて、それが増えてゆき、さらに初報酬が確定しだしてからは、すっかり不安はなくなりました。

とはいえ、一歩を踏みだせていない方には不安でしかないと思いますので、WebAboutアフィリエイトセンターの運営情報を詳しく紹介します。


6 WebAboutアフィリエイトセンターを運営している人物は?


WebAboutアフィリエイトセンターを運営している人物は中村聡さん。

直接会ったことはありませんが、LINEグループで毎日のように発信される有益情報や、グループメンバーとのやりとりなどを見ているので、とても親近感があります。

とにかく質問に対するレスが速い。

とくに怪しいものを勧められたり、料金を請求されたり、意味不明な事を発言したりというようなことは一切ありませんのでご安心ください。


7 WebAboutアフィリエイトセンターの詳細は?


Web Aboutアフィリエイトセンターを運営している事情者はこちらです。

先程、ご紹介した中村さんの職場になります。
事業者名 :Web About株式会社

HP   :https://www.web-about.net/

所在地  :京都市中京区北小路町112両替町ビル2F

TEL   :075-708-8666

Web Aboutアフィリエイトセンターは2019年3月に始まりました。

今までのASPにあるような、商品をアフィリエイトして一回売れたら一回の報酬という方法が普通でしたが、WebAboutアフィリエイトセンターは、その商品を買った人が毎月続けて購入している間は私たちアフィリエイターにも継続的に報酬が入って来る仕組みを採用しています。

この継続報酬が発生するアフィリエイト案件を持っているという1点だけでも、このWebAboutアフィリエイトセンターと繋がっておくのはかなり有益だと思います。


8 WebAboutアフィリエイトセンターに登録するにはブログやサイトは必要?


答えは『いいえ』です。

WebAboutアフィリエイトセンターは自分のブログが無くても、アフィリエイト活動ができます。

もちろん自分のブログやサイトを持ってる方は、そのブログに紹介記事をガッツリ書いて掲載してもいいですし、持っていない方はTwitterでツイートしたり、インスタにリンクを貼ったりするのもありです。

登録後に案内されるLINEグループに入ると、主催者の中村さん自身がこれまで実際に実践して効果があった方法などをシェアしてくれるので、それを真似するのもありです。


9 WebAboutアフィリエイトセンターに登録する手順は?【図解】


@紹介リンクやバナーを踏むと、WebAboutアフィリエイトセンターについての紹介説明ページに跳びます。

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Aページの下の方にある、「ご登録はこちら」ボタンを押す。


B名前とメールアドレスを入力し、確認するボタンを押します。

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C案内メッセージが届きます。

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D案内にしたがい登録。

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この登録完了メールは大事な情報が載ってるので保存しておきましょう。

併せてLINEグループ申請しておきましょう。

すぐにLINEグループに案内してくれます。

このLINEグループはとにかく有益な情報が次々出ますので、登録しておいて損はないです。

登録は以上です。



最後までお読み頂き有難うございました。

興味のある方はこちらから
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もっと詳しく知りたい方は
→ 無料メール講座(全7回)WebAboutアフィリエイトとは?
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