政府が為替介入するとか、しないとかいってますが、アフィリエイターにとっては円高ドル安の方がサイト運営費が安くなるメリットがあります。
民主党政権下では1ドル80円ぐらいでしたので、ドメイン価格も1ドメイン800円とか900円程度で済んでいました。けれども、その後、アベノミクスの金融緩和で円安へと誘導されており、自動車業界などの輸出型産業は儲かったのでしょうけれども、現在のところドメイン価格が1350円程度まで上昇しています。
円安ドル高でかなりのコスト増につながっており、正直、アベノミクスはアフィリエイターにとって何のメリットもなかったです。
ただ、2016年の動向を考えてみますに、125円の円安から105円の円高まで20円程度は円高方面へと改善してきています。年内に100円を切ってきてもおかしくない流れが続いていますので、来年には90円、80円程度も視野にはいってくるものと思われます。
著名な経済学者のなかには1ドル50円になるとの予測も出されており、もしそのような状況になった場合、1ドメイン500円程度のレートになるものとボクは予測してます。というか、なって欲しいです。
なので、今年のドメインの更新はギリギリまで待った方がよいと思います。ドメイン価格が下落するのは時間の問題と見ており、今の時期に何年分もまとめて更新するのは愚の骨頂です。
もし、英語が堪能でしたら、whois代理公開が無料の海外レジストラへ移管するのもありかと思います。日本のドメイン事業者が価格を下げるまでにはタイムラグがあると思いますが、海外レジストラならpaypal決済で現在のレートで決済できるので現在のレートでも若干は割安で利用できるはずです。
結局、円安でメリットのある輸出産業は海外で販売して儲けている会社ですので、国内でサイトを運営しているアフィリエイターにとっては何のメリットもないのです。広告主も日本での販売している会社が多いはずなので、円高になれば、広告主にとっても原材料のコストが下がって利益を上げやすくなるものと思います。広告主の利益がでれば、アフィリエイターもおこぼれを頂戴できるでしょうし、とにかく円安はダメです。
かといって民主党がよいというわけでもありませんが、少なくとも、数年前の方が稼ぎやすかった状況にあったような気がしております。