南国メナドの島暮らし　「セレベスの海だより」

ゲストの少ないこの時期は、時折り調査ダイビングなどをしているのですが、先日のダイビングで、とんでもなく珍しいモノを見つけてしまいました。

写真で少しはわかるかな？

そうです、イザリウオです。

夕方で暗くなってきて、ようやく寝床から出てきたのか、お腹が空いているのか、かなりアクティブに動いていたので目に留まりましたが、でなかったら絶対識別できないんじゃないかと思うくらい、側に寄ってよォーく観察しても、なんだかよくわからない。

あえて手のようなヒレと尾ヒレくらいは確認できるけれど、全体的に砂のようなものに覆われているので、顔とかはよくわからず、ついてるハズの小さな目も、あんまりよくわからない。体全体の独特なカモフラージュ模様のせいもあるのでしょうが。

エスカイヤはかろうじて何かのアンテナみたいにニョロニョロしてましたが。

「よいしょッ、よいしょッ、どっこらしょッ.....」といった具合に、突き出た珊瑚礁の山頂目指して山登りするかのごとく、手？を使って登ってきました。

全長6センチくらい。

果たして、再びお目にかかれるのはいつのことやら。
彼らも意外に移動が激しいようで．．．。

以前、うちの浜辺の波打ち際にも1センチくらいの真っ黒イザリーちゃんが、ビーチコーミング中に白いイザリーちゃんが、いずれも歩いて散策中に見つけたりもしたんですが、なかなか同じ場所に留まっていてくれるわけでもないので、すぐに姿を見失います。

マーカーブイでも掲げておいてくれるといいのになあ？？．．．なんて（笑）。

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