南国メナドの島暮らし　「セレベスの海だより」

お手数ですが、ぜひクリックして拡大写真をご覧下さい。これ、なんと、チャチャの水上コテージを増設移動中。

．．．ではなくて．．．

実は、魚をとるために地元の人が建設した、地元ではラキットと呼ばれている魚監視小屋です。監視人は当然海の上での生活になるので、この小屋は家同然。食料も水も積んで、島から離れた海上にポツーンッと、小さな錨を相当深くまで下ろして、そこで長期生活をしながら、魚が集まって来たらウォーキートーキー（トランシーバー）で大型船を呼ぶそうです。

でも２件同時に移動ぐらいまでは見た事ありますが、５つもロープで結んだだけで、同時に移動してるのを見たのは８年間でこれが初めてです。よほど海況よしと判断があったからでしょうが。

ひとつひとつの監視小屋には、既に真新しい貯水タンクも設置してあり、５軒全部でかなりの投資額。それにチャチャの水上コテージとしても充分使用可能だと判断。

「それっ！あれを乗っ取るのじゃ！」

思わずどん欲な”パイレーツ　オブ　ブナケン”になりたくなるほどの
”お値打ちもの”が、目の前を横切って行きます。

そんなパイレーツが目を光らせてるなんてことはつゆ知らず、運んでる人はロープが絡んだりしないか結構真剣だろうに。
それにしても、なんだかつい笑えてしまう、のどかな光景ですよね。

by rei