2013年10月27日
メナド(マナド)の日本食材事情
うちでも日本の家庭料理などは出しているのですが、メニューボードに”これは日本のレシピ” とは書いていないせいか、日本食といえば「寿司/天ぷら」を食べ慣れた外国人ゲストの方から、「日本人なのに、なぜ日本食を提供しないのか?」 とたまに聞かれたりします。
メナドの反対側にある港、ビトンにお住まいの漁師ひらのさんのところで買って来たマグロや、本当の意味での鮮魚を漁師さんが持って来た場合は、数人でチェックしOKが出た場合のみ、刺身などをお出しする事もありますが、ここは何と言っても南国トロピカル気温。
氷も使わず、長時間炎天下のボートでキープしていたかもしれないおサカナを刺身にするというのはかなり高リスク、 ましてやどんな扱いをしてるか確認できないメナドのスーパーの生魚を使うというわけにもいきません。
管理が甘いメナドのホテルやレストランなどで、刺身もどきを食べてお腹をこわす、なんてことはよくあった事ゆえ、やはりどうしても慎重にならざるをえません。
バリ島で私も経験済みですが、かの有名な”バリ腹”のような事になったら、何も楽しめなくなってしまいますし。
寿司や刺身に安心して利用できる鮮魚が殆どないだけでなく、やはり”輸入食品の値段の高さ”もかなり頭の痛いところ。
マヨネーズは品薄でも、うちでよく使うみりんやとんかつソースなどは最近定番でおかれるようになって来ましたが、先日も売り場でその値段を見て溜息です...
寿司用?食材のようなものがフレッシュマートに並んでいたんで、大喜びしたのもつかの間...
この白ゴマは、とっても小さい御丁寧パケージ入りなのに、日本円だと約500円
「高っ...!! 魔法のゴマか...??」
海苔も並べてましたが、どうも日本製でもなさそう。
既に袋の中で湿気っていたし。 ガリとか、とびことか、赤いタコのあえものもあったけど、色も凄く赤くて、買う気になれないというか、この量でめちゃくちゃ高いというか。
ムムム...
ゲストの方々が時々持参して下さる貴重なブルドックソースですが、このスーパーでは、とんかつソースは通常サイズで日本円610円くらい。
みりんは1本1,000円してます。高いけど使うので買うしかありませんが...
輸入品は300%のタックス(税)がかかるからでしょうかねえ。
使いたいチーズも売ってなかったし、ホイップ用とか料理用のクリームも、古ーいのが二つあっただけ。それも千円してました。 ニュージーランドの会社のものでしたので、やっぱり輸入税ゆえの値段でしょうかね。
こういう輸入食材は、まだまだ高級食材、頭痛は続きます。
日本のさほど高くなくても美味しい寿司が恋しいですねー(*^-^)
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