2012年03月03日
”そうは問屋が卸さない”日々
もう3月に突入。日本では雛祭りですね。
雪の日本から帰って来たその日から一息いれる間もなく出来事が盛りだくさんの日常です。
お土産を渡したばかりの掃除人スタッフの子が退職。 原因は明白で、同じ村出身で同年代のチームリーダーに、自分のさぼり癖により、掃除ができていない部分を頻繁にレポートされた事が気に食わなかったから。ご本人の判断で退職したものの、その後が大変でした。
以前同じようにさぼり癖があってやめた同じ村の元スタッフと一緒になって、仕事帰りのチームリーダーをつかまえて文句をいっただけではおさらまず、二人で村じゅうにウソ八百の話題をバラまき、リーダーを悪者にしたてあげたそうで...┐(´д`)┌
そのおかげでチームの別のスタッフの母親までが、「この話は本当なの?? だったらうちの子も退職させたい。」 と、チームリーダーに迫ったそうで。
おやおや...ここはPTAだったかなぁ...こんな離島においても、最近では”同僚いじめ”はわりと盛んッ?!なのかもしれませんね。 今回のように親や親戚、近所の村人までクビをつっこんできて大事になる事も。
教育制度がまだまだで、学校の先生すら授業に来ない、来ても大幅遅刻するような、のーんびりとした島では、いい歳でもまだまだ働いた事もない村人がわんさかいるので、多大な自由時間があり、常に退屈し、ゴシップに飢えている為、こんな事件は格好の話題。
信憑性はないにしても、誰がどこのリゾートの何号室の掃除をしている、とかまで把握している村人もいるそうなので、まったく空いた口が塞がらない...( ゚д゚)
今迄の経験では、誰かがこんな事をはじめたら、そのスタッフの手前、リーダーを含めチーム全員が”体裁を保とう”と辞めてしまう、というのが常でしたが、リーダーの怒りはしばらく収まらなかったものの、私達がきちんとサポートした事で、辞めるまでには至らずに済みました。やれやれ。
村の中でも特にさぼり癖や飽きっぽい癖その他、リゾートで何らかの事件を起こしそれが原因で仕事にありつけない人達は、超ゴシップ好きでなおかつ基本的に、働いている人の足を引っ張り、自分たちと同レベルに引き下ろす、的な行為に走る人が多い、というのが実情です。
今回、事を起こした張本人も自分の事は棚にあげ、他のスタッフまで一緒に道連れにし、”辞めた原因をつくったのはリーダーの悪行にある”、という大事にしたかったようですが、そうは問屋が卸しませんでした(笑)
こういう時はチームリーダーへの啓発教育ができているかどうかが勝負の分かれ目でもあります。 良いスタッフ確保、彼らの実力を伸ばす為には、ゴシップに左右されるなんて程度低過ぎ!と投げてばかりもいられず、精神的サポートの小さな積み重ねが大切なんだと改めて認識した出来事でした。
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