2011年09月24日
ゴンゾー血だらけ重体事件
ゴンゾー君(うちのチロちゃんの息子犬)、またも大負傷。村から、腰から足にかけて血だらけ瀕死状態で逃げ帰ってきました。
確か昨年だったか、おととしだったか、ちょうど同じ頃に、村人に食われそうになったらしく、体の半分に頭から熱湯をかけられて瀕死状態で帰ってきて、あの時も片目が解けて失明するかと思ったほどの重体になり、そこからようやく奇跡の復活を果たしたのが記憶に新しいのに、動物の本能にはかなわず、また村に夜な夜なガールフレンド目当てに村に入り浸っていて、数日姿見せないなーと思いきや、この血だらけ事件。
村で人んちの犬を追っかけてるだけでなく、おそらく鶏なんかも追っかけたりと悪さしてる可能性もあるのですが、なにしろココ、北スラウェシのミナハサ人は、犬や猫、コウモリ、ネズミ、大トカゲ、等々を食べる習慣があり、村人にとって犬猫は単なる家畜にすぎません。相手(村人)が悪ければ、どこんちの犬であれ、とって食われる可能性は十分あるわけです。
ゴンちゃんにはそのことは言い聞かせてはいても、管理人の犬語は100%とはいえず、彼は理解してんだかしてないんだか、”雄犬ゴンゾー”の本能の赴くまま、危険を犯しても村へ。結果、最悪の状態を迎えてしまうわけです。
先日、夜血だらけになって帰ってきた彼はぐったりして、そのままショック死してしまう様にも見えたほど衰弱状態。どうやら誰かに斬り付けられ、1カ所は鋭いもので刺された様な穴があり、この2カ所から大量に出血しているようでした。
ミルクや食べものを与え、抗生物質も食べ物に混ぜて飲ませ、人を近寄らせないゴンゾーに出来るだけの介抱を施し、ようやくつかまった獣医さんと翌日の往診アポをとりつけることに成功。
一夜明けたら、ゴンゾーは足をやや引きずりながらも、何事もなかったかのように、雌犬であるお母さん犬、チロちゃんの後をストーカーしてました。なんとか大丈夫そうで、皆でホッと胸をなで下ろしました。
恐がりなゴンゾーは麻酔注射すらなかなかうたせてくれないので、せっかく呼んだ獣医さんもさほどの診断もできず終い。抗生物質の薬をおいていくほかありませんでした。
幸い、ゴンゾー君、時間が経つとともにどんどん食欲も復活。デニーやYUKOさんはもとより、うちに来た頃は犬が苦手だったサム君まで相当心配してくれて、みんなに相当可愛がって介護してもらっているゴンゾー君、まったくラッキーな幸せものです。
でもこのまま本能に従っていたら、いずれまた危うい事件、取り返しのつかない事にもなりかねません。彼も少し成長して、いい加減、もうちょっと落ち着いてくれるとよいのですが( ̄◆ ̄;)
コメント:管理人
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