2011年07月03日
イタリア便りPART6 サッシ、世界遺産の石の街へ
まだまだ続きます、ダブダブゴレン夫婦のイタリア便り[E:dog]
SASSI(サッシ)
イタリア語で「石」を意味。
イタリア南、ブーツ型をした底近くのマテラには、世界遺産のサッシという場所が存在します(世界遺産だったとは行く迄知らなんだ)。
岩山の多いこのエリアは、そこから切り出した石を利用して立てられた市街、そして岩山の穴を利用したり、広げたりして、わずか60年前くらいまで、実際に人が洞窟の中で動物と生活を共にしていた、というユニークな場所なのでした。そこが確か1990年代はじめに世界遺産に登録された、と聞いております。
ナポリ駅。治安が良くないとのことで、「アクセサリー類はすべて外すように。」というダブダブゴレン夫の言葉に従うも、
どこからみても、
”あたしらツーリスト(観光客)” にしか見えないだろうなぁ〜
ナポリ駅からマテラにあるフェルランディナ駅まで電車で確か3時間弱。iPadで映画を2本見たら、あっという間に到着でした(o^-^o)
SASSIはこの駅からホテルの送迎車で30分ほど。
SASSI旧市街への車での入り口
独特な旧市街風景
丘の上にあるような街だけれど、中世を思わせるような旧市街はすり鉢状のように下に降りて行く感じでたたずんでいます。今は既に廃墟になっている建物も結構ある様子。
夜の半月とともに... おとぎの国のような光景
さて、イタリアに来たら、軽食やランチ、夕食前のカクテルタイムにオーダーするのは...
アペロールソーダ[E:sign03]
アペロールはイタリア原産、ハーブを使用した、甘さとほろ苦さがまじるアルコール度11度のさっぱりしたリキュールです。これをソーダで割れば、イタリアの夏ドリンク??
で、旧市街と新市街の境にあるカフェでもこのアペロールソーダを頼んだら、アーモンドやオリーブなどのつまみと共に、あらま、ちょっとした軽食まで出てきました。味も美味しい!なんだか相当得した気分。
しかし、この街には洞窟以外にも不思議な特徴が。午後からは殆どの店がクローズ。なんとお店がオープン再開されるのは夕方6時くらいから、そして人々が出歩き始めるのが、午後9時くらいから、なのでした。 その前の時間はどこの店も閉まっており、カフェやジェラテリア(ジェラートなどスイーツのお店)以外はクローズして閑散とします。そのかわり、夜9時からはわんさかと人がまた通りに戻ってくるのです。
音楽でも有名な街のようで、ドゥモ近くの音楽学校近辺ではいつも楽器をかかえた学生、クラシック音楽があちこちから聞こえてきていました。
次回はSASSIのホテル編へと続きます...
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