南国メナドの島暮らし　「セレベスの海だより」

先日、小嵐が過ぎ去った後に日本から手火山会員（当リゾートも会員です）の皆様がこちらを訪れて頂きました。あんなに悪天候だったのが嘘のように、この日はギラギラの快晴。皆様をガイドすべく島のウォーキングツアーに出かけました。寒い日が多かったので、こんなに汗をかくのは久しぶりです。毎日1回行ってたらメタボも解消？！数日で２キロくらいは落とせるかもなー [E:coldsweats01]
こんな猫じゃらしみたいなものが生えてました。今迄見た事あったかなー。名前がわかりませんが、色がドピンク！

先日久しぶりにメナドへ行って来ました。港に入ってすぐ目に入ったのが、この船の上に載っている車！！時代は変わりました。北方のビアロ島行きの船でしょうか。

この日は雨でパッとしませんでしたが、どこも建築ラッシュです。今年5月にある（らしい）海洋博に備えてでしょうか．．．実際の海洋博では何をやるのかイマイチまだよくわからないのですが。街だけはホテルが乱立、やたらと活気づいているようにも見えます。

なぜか"JAPAN"のステッカーが斜めに貼ってあるトヨタ小型車が。所有者が日本人？ってわけではないと思うんですが、たまにこういう親日派の車を見かけます。

＜緊急速報！！＞

サンゲ諸島で昨夜から地震が数回起きているようですが、当地は幸いにも全く被害無しですので、ご安心下さい。どうもメール、お電話をいただいたようなのですが、通じなかったのはバッテリーが昨晩切れてしまっていた事、今朝はダイビングに行っておりましたゆえ、通じませんでした。ご心配いただいた方、有り難うございました。
かなり近くは見えるのですが、メナド及びブナケン島は全く無事でーす[E:smile]

本日から改築作業が始まりました〜！！
今迄のダイニングエリアにバイバーイ！

身長180くらいあるリピーターゲストのブラッドさんと踊るように遊んでいるのは、うちのチコ（グレードデン雌）です。来月１歳のバースデーを迎えるところです。

ところが先日、実は彼女、バルコニーでくつろいでいたゲストの椅子に体をくっつけて眠っていて、ゲストが椅子を引いた拍子に、ねぼけていたのかビックリして飛び上がり、手摺の下の部分に４０数キロある巨体で体当たりしたため、その部分が壊れて外れてしまい、そのままマンガのように、ヒューッと海へ転落。

大潮で海があって良かったね、チコ。かすり傷だけで済みました。なんとラッキーな事だったか。さすがにその日だけはショックでうなだれてましたが [E:catface]

Yoshiさん（写真左）、ダイブマスター終了！！
おめでとうございました [E:crown] [E:smile]
これで海のオトコとしてまた大きく成長されたのでは?!　あとはイングリッシュとインストラクターを制覇して、海外進出ですねー[E:airplane]　今後が楽しみです。ガンバって〜[E:sign03]

レインフォーズゴビー (オールドグローリー)
ハゼ科サラサハゼ属

チャチャカラー（うちのロゴカラー）系オレンジの5本線がとっても鮮やかなハゼ。ブナケン周辺にはあまり数多くはないですが、気がつくとひっそりホバリングしていて、個人的に好きなハゼです。アルンバヌアやタワラポイントで見れますが、先日潜ったタンジュンポイントの壁ぞいの棚にいたので久しぶりに撮ってみました。

オールドグローリーってのは、アメリカ合衆国の国旗、つまり「星条旗」の意味があったんですね。確かにデザインからみれば....。でも最初は、「魚に”過去の栄光”ってのはいったいどういうこっちゃ？」と勝手に俗な意味にとらえていたんですが...(￣○￣;)! 　←バブルの黄金時代経験者なもんで。

うちのマスコット犬第一号フライデー
最近、やっぱりお年のせいもあってか、イマイチ調子悪そうでーす。メナドには以前二人ほど獣医さんを見つけたんですが、忙しすぎるのか、ジャカルタに行ってしまったり、年中不在でいないも当然。
フライデーは何しろ恐がりなので、一昨年のチロの時と違い、ボートに乗せてメナドに行き、車で移動、なんて絶対ムリ。というわけでこうなったら、島で手術などやってくれてしまう獣医さんを募集します！（なんちゃって。）　

でも実はけっこうシリアスに、うちでの宿泊と引き換えにお願いしたいくらいなんです。どなたかそんな事が可能な獣医さんがいらしたらぜひ。ま、フライデーの年も考えますと、後はこのまま手術などもせずに、彼女の好きなものを食べさせて、可愛がってあげてるしかないかなー、とも思うのですが。メナドでは犬猫は食用。２年前まで獣医さんなんて存在しなかったので、今もまともな獣医さんを見つけるのが難しいので仕方ありません。フライデー、何とか今年も頑張って生き延びてくれるよう、ぜひみなさんも遠くからパワーを送って応援してやって下さいねー。

今日は調査ダイビング。ティウォホとウォーリーの中間にある、沿岸に大きく突き出たリーフでダイビングしてみました。あまり珊瑚礁天国ってわけではなく、どちらかというとガレているような部分の多いこのリーフ。でも１mを越す海綿がいきなり生えていたりで圧巻。
ふとそんな一つの下に眠っていたのが、この和名 ネムリブカ（Triaenodon obesus 、英名: Whitetip reef shark、ホワイトチップ・リーフ・シャーク）メジロザメ目メジロザメ科

リーフシャークなのでダイビングで見慣れたサメではありますが、Wikiで改めて調べてみると、日本では伝統的なネムリブカ漁が行われている地方があって、昼間海底で休んでいるネムリブカの尾鰭に、先端が輪になった縄をくくりつけて船上から引っ張るという単純な漁により捕えられたネムリブカは食用にされてしまうんだそうです。

この日みたネムリブカは体長１m弱の、顔つきもまだどこか”あどけなさ”？が残る子供ザメ。休んでいる所を邪魔しないよう気をつけて撮影したつもりです。でもまあ寝てるとこいきなり尻ビレから引っぱり出されて食われてしまうってのは、さすがにちょっと同情したくなりませんか？(^-^;

2月ですが、なんだか快晴です。