2014年02月07日
1970年代 MOVADO DATRON HS 360 Chronograph 自動巻
1970年代と思われるMOVADOのクロノグラフ、自動巻、美品です。
ケースは横幅45mm(リューズ含む)、ベゼル直径39mm、縦幅(ラグの端から端まで)、厚み14mm、ラグ幅20mmのオールステンレスです。
リューズはMOVADOマークの入ったオリジナルでねじ込み式です。解錠した状態で手巻き可能となり、そこから1段引き出して時刻合わせ、2段引き出してデイトチェンジという、変わったタイプです。
ダイアルはブラック+グレー(スモールダイアル)といったお洒落な珍しい色でベゼルはブラックとホワイトです。上から、MOVADO, DATRON, HS 360, SWISS MADE, とあります。 (回転式ベゼルには写真のように擦り傷があります)
グレーのスモールダイアルは3時位置が30分の積算計、6時位置が12時間積算計、9時位置が秒針です。 また、センターの長いホワイトの針がいわゆるクロノ針となります。 風防はプラスチックで、センターに MOVADO のマークが入っていますので、オリジナルと思われます。
オーバーホールは2013年6月に行われています。 その時にゼンマイの交換もしています。 現在、時間は正確で、机上では24時間で10〜20秒位の誤差です。
クロノ機能はもちろん問題ありません。
ムーブメントは名機として有名なZenith El primeroと同じ3019PHCです。 MOVADO FACTORIES, 31JEWELS, 3019 PHC, の刻印があります。 ROLEXのデイトナにも使われているムーブメントとして有名です。
ところで、エル・プリメロの開発は1969年です。製造は1970年代中頃に一時中断し、1980年初頭に復活されました。当初、Zenith(ゼニス)とMovado(モバード)で共同開発されたものですが、現在ではZenithばかりが有名になってしまいました。開発時の機械名称は『Caliber 3019 PHC』。当時、ゼニスとモバードはこの機械のクロノグラフを発売しました。ゼニスはモデル名を“El primero”、モバードは“Datron HS360”としました。つまり現在、ムーブの名称として有名な“El primero”は、『Caliber 3019 PHC』を搭載するゼニス製のモデル名だったわけです。
裏蓋表側に、SUPER SUB SEA, 10 ATM、 裏蓋内側に434−705−501、STAINLESS STEEL, MOVADO FACTORIES, SWITZERLAND, の刻印があります。
ベルトはガルーシャ(スティングレイ)革のブラック、バックル部分は、GUCCIのフォールディング式をつけています。
なお、ご質問のある方はご入札前にお願いいたします。
また、出品の度に自然光で撮影するようにしていますが、モニターによっても微妙に色調が違う場合がありますので、その点ご了承下さい。
また、美品ですがアンティークですので、新品のようなコンディションを期待なさる方、あまりに神経質な方はご入札なさらないで下さい。
基本的にノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。
落札手数料、消費税はいただいておりません。
タグ:モバード
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posted by brandwatch at 09:20| モバード