2018年05月07日
ダイハツミゼット 後期型 No.11 プラモデル
ダイハツミゼット 後期型 No.11 プラモデル
ミゼットとは、ダイハツ工業が生産していた三輪自動車である。Midgetは英語で「超小型のもの」という意味の単語で、小型、チビな車という想いを込めて名付けられた。ダイハツは戦前から長くオート三輪業界の上位メーカーであり、太平洋戦争後は当時の小型自動車規格枠に収まる750cc-1000ccクラスのオート三輪を製造していた。1952年頃から、1949年制定の軽自動車規格枠に収まるより小型のオート三輪が、新興の中小零細メーカーで製造され始めた。ダイハツは軽オート三輪に着目していなかったわけではないが、1950年代初頭は朝鮮戦争による特需景気で通常クラスのオート三輪需要が高く、ダイハツ等既存メーカーはそちらの増産に重点を置いていたため、当初の軽オート三輪の市場は中小メーカーに占有されていた。
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