2014年12月17日
任天堂 ゼルダの伝説、時のオカリナ 64
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』、は、1998年11月21日に任天堂より発売されたNINTENDO64(N64)用アクションアドベンチャーゲーム。直接の続編に『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』がある。2011年6月には、ニンテンドー3DS用に全面的にリメイクされた『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』が発売された。
ゼルダの伝説シリーズの第5作(時系列順に並べた場合2作目)であり、それまでのRPGでは一般的だった2D見下ろし型視点から脱却し、シリーズ初の3D作品となったことが最大の特徴である。これにより、奥行きのある立体的な空間内をよりリアルな視点位置で見渡すことができるようになり、バトルや謎解きに革新的な変化がもたらされた。同時に、3Dゲームに付きものだったカメラワークや操作性の問題点を軽減する「Z注目システム」(後述)や「特殊アクションの自動化(Aボタンアクション)」など、様々な革新的な提案を行った。カットインムービーも数多く盛り込まれ、物語の臨場感を高めるのに一役買っている。シナリオ面でも、大人(青年)リンクと子供(少年)リンクに区分したこと、怪物の姿のみだった魔王ガノンに「ガノンドロフ」という本名と人間の姿が与えられ、以後のスタンダードになったことなど、本作の要素・設定が以後のシリーズに与えた影響は大きい。なお、完成度の高さと革新的な提案は世界中から高く評価され、第3回CESA大賞(現・日本ゲーム大賞)大賞や、第2回文化庁メディア芸術祭 デジタルアート〔インタラクティブ〕部門 大賞など、日米欧で数多くの賞を受賞した(詳細は「受賞・評価」を参照)。
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