2014年12月07日
木下大サーカス 福岡公演
明治10年に興行師である木下藤十郎が岡山市西中島に「旭座」を開設したことが起源となる。その後藤十郎に見込まれた矢野唯助が木下家に婿養子入りし、明治35年に大連で曲馬団を創業、これが木下大サーカスの原点となる。しかしその後日露戦争の勃発に伴い、帰国を余儀なくされ、拠点を岡山に移すこととなる。
ショーの内容としては、動物による曲芸、空中ブランコ、オートバイなどを取り入れたものとなっている。また後述のように、日本古来の伝統芸を復古する取り組みも行っている。
日本国内において移動公演を行っているが、海外とのコネクションも大きく、数度に渡る海外公演も行っている。
現在はサーカスの興業の他にも、キノシタグループとしてマンション経営や駐車場の所有、後述する野生動物の保護や環境保護活動等も行っている。年間観客動員数約120万人、団員は11ヶ国の約60人キャスト。スタッフを合わせた全社員数106名。
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