今さら聞けない初心者の為の為替・FX

ちゃお〜♪　今さら聞けない初心者の為の為替・FXの「僕、ドルえもんです。」

　一般的なトレード方法には自分で判断する裁量トレードと、システムによる自動売買があります。

為替・FXのトレードスタイルには、スキャル（スキャルピング）・デイトレ・スイング・外貨貯金のような金利狙いがあります。
スキャルから順にポジションの保有時間が長くなります。なので、スキャルは高いレバレッジ（ハイレバ）がメリットですが、保有時間が長くなるトレードスタイルになるにつれて、ハイレバはリスクになっていきます。

　スキャルピングとは、もっとも短時間での売買のトレードをする方法で、言葉の意味では薄く皮を剥ぐという意味があり、わずかなレートの差ですぐに取引をしていく方法です。具体的にいいますと、数十秒から数分の間に数PPS（数ピプス・数銭）を抜くといった具合です。入るタイミングは一日に何度もあり、トレードスタイルの中では一番トレードが多く出来るスタイルです。
　
　デイトレードというのは基本的に一日のあいだで売買取引を完了さる方法です。デイトレードでは数十PPSを抜くといった感じです。入るタイミングは一日に数回程度で、レートが動かない時には入れません。
　
　スイングは基本的には数日から数週間のあいだで取引をする方法です。入るタイミングは長期的なトレンドを把握して安値圏で入らなければいけないので多くはありません。また日をまたいで持ち越すことや、小さな為替相場の変動に左右されないようにすることを考えると、ある程度の証拠金で、それに合ったレバレッジにしなくてはいけません。そこを無視すると相場の変動についていけずにロスカットによる強制終了ということにもなりかねません。それとポジションを長期間持つわけですから、通貨ペアを考えなければ、毎日わずかながらもマイナス金利が発生する場合もあるので注意をして下さい。
　
　外貨貯金のようなスタイルはプラス金利を重視する方法です。なので金利の高い通貨ペアを選ぶのがいいと思います。金利分の利は為替相場の変動で消えてしまう可能性があるので、入るタイミングは長期的なトレンドの底値を狙わなくてはいけないことから、最も少ないといえるでしょう。さらにスイングと同じように証拠金とレバレッジには気をつけなくてはいけません。

補足ですが、入るタイミングとしましては、トレンドに乗った順張りと、トレンドの転換期を狙った逆張りの二通りがあります。