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2018年06月14日

ニキビで悩んでる方と繋がりたい方はこちら

初期段階のニキビケア

男性ホルモンの働き、および角質乾燥によるバリア機能低下によって、毛穴が柔軟性を失い収縮してしまった状態を指します。角栓が毛穴の出口を塞ぎ、内部に皮脂が溜まりやすくなっている段階。ただ、肉眼では確認できないため、この段階のうちに治療を始めることは難しいかもしれません。基本的には角質層の乾燥を防ぐため、保湿を重視するスキンケアでニキビ予防を行っておくことが最善策といえるでしょう。



白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄色ニキビ→紫ニキビの順番でニキビが進行して行く
早い段階での正しいケアが大切

白ニキビ

角栓によって塞がった毛穴の内部に皮脂が溜まりつつある状態。一般にはコメドと呼ばれ、この段階になると肉眼でニキビ発生が確認できるようになります。頻発するようなら根本治療が必要。今後の予防を考えると、女性ホルモン優位の状態が維持できるようにホルモンバランスを整える治療法が最適でしょう。すでに発生したニキビを除去する治療としては、医療機関での面法圧出がオススメ。今の段階なら、すぐに完治させることが可能です。



黒ニキビ

毛穴内部に溜まった皮脂が表皮から顔をのぞかせ、空気中の酸素によって黒く酸化された状態を指します。一般には黒コメド、ブラックコメドと呼ばれることも多いです。まだ初期のニキビと考えて良い段階なので、白ニキビと同じく面法圧出によってすぐに完治します。長期的な予防を考えるのであれば、やはりホルモン治療がオススメ。これ以上悪化すると炎症を起こすので、黒ニキビが頻発するようなら、早めに医療機関にかかるのも賢明な選択といえます。




赤ニキビ

炎症を起こして赤くなったニキビは、正式名称を赤色丘疹といいます。この段階から放置するとニキビ跡が残る可能性も出てくるので、安易に爪で潰したりはしないようにしてください。炎症を止めないと完治しないため、抗生物質、ステロイドといった多少のリスクを持つ医薬品も医療機関で出てきます。根本治療にホルモン療法が有効なのは変わりませんので、方頬に5つ以上の赤ニキビが出るようなら、積極的な治療も視野に入れてください。

黄色ニキビ

炎症が悪化して膿んで黄色くなっているニキビを一般に黄色ニキビと呼んでいます。ここからは重症なので、可能なら皮膚科を受診するのが望ましいでしょう。また、男性ホルモンの作用を抑える薬品を用いることで症状を緩和するなど、強力なホルモン療法によって治療する選択も出てきます。この状態で潰してしまうと跡が残る確率が極めて高くなります。あまりに頻発するようならホルモン療法で肌質自体をケアしたほうが賢明でしょう

紫ニキビ

炎症が極限まで悪化し、毛穴の中に膿と血が溜まって腫れあがっている状態。ここまで悪化してしまうと、治癒後も高い確率で瘢痕(ニキビ跡)が残ってしまいますが、根気強く治療すれば瘢痕の消失も望めます。滞留物を除去するためには切開が必要になることも多く、大がかりな治療になることも。ニキビ跡を大きくしないため、潰さないことが肝要です。ホルモン療法を用いることはもちろん、漢方の併用など手を尽くして治療することをオススメします。

まとめ

ニキビは年代、進行度など諸条件によって必要な対処に差があります。特に思春期ニキビと大人ニキビには決定的な差異が存在。思春期ニキビは皮脂をコントロールする丁寧な洗顔が不可欠ですが、大人ニキビは乾燥肌、男性ホルモン増加が主原因です。女性ホルモン優位に調整するホルモン療法が根本治療としてもっとも優秀であることに違いはありません。“大人ニキビ=ホルモン療法”という等式を覚えた上で、ご自身の症状をご確認願えれば幸いです。




posted by biyouhiketu at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 美容
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