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2017年11月17日
【シミ】を改善するには美容液選びが重要?!ポイントや注意点は??
しっかり対策をしていないと顔中にできてしまう『シミ』…。
シミがあると老けて見えてしまうし、美しい肌に見えません。
紫外線やスキンケアによって、シミはできやすく、しかも、一度できてしまったシミを化粧品で消すのは難しいとされています。
シミのない美しい素肌を保つには、「シミ対策の美容液」がおすすめ。
さまざまな種類があるシミの美容液の中で、自分にピッタリな美容液を見つけましょう。
今回は「シミを改善する美容液の選び方、ポイントや注意点について」紹介します
美容液に含まれる成分に着目!!
お店やネット上には「シミに効く」と言われている美容液がたくさんあります。
その中でどれをチョイスすればよいのかを考える前に、『なぜシミに効くのか?』を考える必要があります。
美容液に含まれる成分は主にシミができる原因を取り除く
シミに効く、シミ対策になるという美容液には、主に「シミを予防ができるもの」「シミができる原因となるメラニンの生成を排除する働きをするもの」と、美白成分には「できてしまったシミを漂白・還元して薄くするもの」もあります。
シミ対策をするには、予防をしたいのか、できてしまったシミを薄くしたいのか、両方の効果を期待するのかを考えて選ぶことが大事です。
美白化粧品に含まれる成分は、メラニンの働きをあらゆる過程において、ストップさせる働きや、メラニン色素を薄くする成分があります。
メラニン生成をストップさせる成分
シミを改善する美白化粧品に主に含まれている成分には次のようなものがあります。
アルブチン
コケモモや梨などの『植物から抽出される成分』です。
チロシナーゼに作用し、メラニンの生成を抑えてくれて、メラニン色素を取り除く働きもあります。
肌に吸収されるとハイドロキノンとなるという性質がありますが、ハイドロキノンと比べると「肌の刺激が少ない」です。
ハイドロキノン
チロシナーゼの働きを阻害し、『メラニンを薄くする漂白作用と還元作用』があります。
肌の漂白剤と言われるなど、美白効果が高い成分です。
ただし、美白効果が高い分、「肌への刺激が強い」のがデメリット。
低濃度で化粧品に配合されていることもあります。
ビタミンC誘導体
抗酸化作用が高く美白効果も期待できるビタミンCですが、「壊れやすく不安定な性質」というデメリットがあります。
それを安定させ、『肌に浸透しやすくした』のがビタミンC誘導体。
新陳代謝を促すとともに、生成されたメラニンを還元し「色素沈着を防ぐ効果」「皮脂分泌をコントロールする効果」などが期待できます。
トラネキサム酸
『メラニン色素が生成されるのを抑制』します。
「炎症を抑える作用」や「肝斑」「肌荒れ改善効果」も期待できる成分です。
リノール酸S
『紅花油から抽出された成分』で、チロシナーゼを分解し、「メラニンの生成をストップ」させます。
カモミラET
『カモミールから抽出した美白成分』です。
メラノサイトに指令を送るエンドセリンを抑制し、メラニン色素ができないように働きかけます。
ルシノール
『チロシナーゼの生成を阻害してくれる成分』です。
安定性が高く、肌への浸透性も高いです。
プラセンタエキス
『動物の胎盤から抽出される成分』で、チロシナーゼを抑制します。
血行をよくする、新陳代謝を高める働きもあります。
コウジ酸
味噌やしょうゆに含まれる『麹菌由来の成分』です。
「シミ予防する効果」や、「糖化による黄ぐすみに効果」があると言われています。
肌質や生活スタイルによる美白美容液の選び方!!
シミができる原因は、「紫外線」や「生活習慣」などか大きく関係しています。
自分は何が原因でシミができるのかを考え、それを予防する美白ケアが必要です。
スキンケアによってもシミができやすい場合も…。
『肌質に合った美容液を選ぶことが重要』です。
肌の弱い人が注意したい美白成分
ビタミンC誘導体やハイドロキノンは、美白効果は高いものの、「肌への刺激が強い」ので注意が必要です。
敏感肌や乾燥肌など、肌荒れをしている場合は避けたほうがいいでしょう。
特に『ハイドロキノンは濃度によって肌荒れしやすい』ので注意。
ただし美白美容液の中には、ハイドロキノンなどの美白効果が高いけれど刺激が強い成分をカプセルに包んで肌への影響を軽減させているものもあります。
また、低濃度であれば肌への負担も軽くなるので、「敏感肌や乾燥肌の人はパッチテスト行ってから使う」といいでしょう。
美白美容液の中には、天然由来成分のみで作られている美容液もあります。
肌に負担のない成分かどうかを確認してから使うのがおすすめです。
肌が黄色くくすんで見える黄ぐすみには
通常のくすみと言えば肌が黒ずんで見えることですが、「肌が黄色くくすんでしまう」場合もあります。
それは糖化による『黄ぐすみ』かもしれません。
黄ぐすみにはタンパク質が血液中の余分な糖と結びつき、老化を進行させてしまう「糖化」によって起こります。
コラーゲンやエラスチンなどのタンパク質と糖分が結びつくと、体温によって加熱し、茶色(黄色)くなってしまうのです。
黄ぐすみに効果的なのは、
ビタミンA
ビタミンE
コウジ酸
コウキエキス
カモミール
ドクダミ
ビタミンC誘導体
といった成分です。
肌が全体的に黄色い
肌に弾力やハリがなくなった
スイーツや脂っこい食べ物が好き
血糖値が高い
肌がごわつく
メイクのノリが悪い
といった人は、黄ぐすみを改善する美白美容液がおすすめです。
肝斑が気になる人には油溶性甘草エキス
30〜40代になると、「目の下の頬骨にそって左右対称にできるシミ」です。
閉経になると自然と消えると言われていますが、それまで放置しておくのはイヤですよね。
しかし、肝斑は女性ホルモンやストレスが関係しているため、化粧品ではなかなか改善できないとされています。
皮膚科での治療をおすすめしますが、自分で行うケアとして、
ビタミンC誘導体
ハイドロキノン
プラセンタ
などが配合されている美白美容液がいいでしょう。
ニキビ跡を薄くしたい人には
ニキビ跡のケアとして、『炎症を抑える』『メラニン色素の発生を抑える』『炎症を起こさない』といった美容液選びが大切です。
おすすめは「ビタミンC誘導体が配合されているもの」。
さらに乾燥しやすい場合は、「保湿成分が配合されている美容液」を選びましょう。
さらに、新陳代謝を促すためにも、「プラセンタ」もおすすめ。
色素沈着が酷いようであれば、「ハイドロキノン配合の美容液」もチェックしましょう。
加齢による乾燥肌をケアしたい人には
加齢とともに肌の水分量が減り肌は乾燥しやすくなります。
肌にうるおいを取り戻し、美白もしたい、という人は『保湿成分』もしっかり配合されているかどうかをチェックしましょう。
セラミド
コエンザイムQ10
アミノ酸
ビタミンE誘導体
などが配合されていると、「乾燥を防ぐ」とともに「肌をやわらかく」してくれるでしょう。
間違った美白美容液の選び方に注意!!
美白美容液を選ぶ際に、知名度や価格だけで選んでいませんか??
間違った選び方をしていると、効果がでません。
自分の美白美容液の選び方をチェックしてみましょう。
効果の高い成分が配合されていてもダメ
美白効果が高い成分が配合されているものは、確かにシミを薄くしてくれる効果も期待できます。
ただし、配合されている成分は肌に刺激となることがあります。
美白効果が高くても、肌に刺激があると肌が「乾燥したり」「赤くなったり」肌トラブルのリスクが…。
美白効果の高い化粧品に手を伸ばしがちですが、肌質に合ったものを選ぶことが大切です。
特に肌が弱い人は、パッチテストで試したりしてから本格的に購入するようにしましょう。
美白効果の高い成分が配合されていても、肌に効果的だとは限りません。
大事なのは『浸透力』です。
成分だけではなく、浸透力があるかどうかも確認しましょう。
価格の高い美容液だから効果的とは限らない
価格が高いのはブランドだから、ということも。
コマーシャル費用にお金がかかっているため、それが化粧品に反映されてしまっているかもしれません。
もちろん、中には効果の高い成分が凝縮されているから値段が高いということもあります。
「安すぎる美容液は成分の配合量が少ないことも」。
化粧品には配合されている成分の量が多い順番に記載されているので、きちんとチェックしましょう。
美容液はたまにつけても効果が期待できません。
毎日使用することで効果が得られるものなので、無理せず適量を使える価格のものを選びましょう。
毎日コツコツが大事!!
美白効果が高い成分が配合されていても、塗った次の日にシミが消えた!なんてことはほとんどないでしょう。
美白ケアは基本的には「シミ」や「くすみ」を増やさないものです。
できてしまったシミを薄くする美容液でも、すぐに効果がでるとは限りません。
それでも『毎日続けて使うことが大事』です。
肌に合った美容液を見つけ、継続してケアをするようにしましょう