2018年05月17日
楽しそうなことから省かれていた記憶
嫁になって
弱い立場でおとなしくしているしかない時に
私からしたら他人だけど
親族の集まりがあって
飲んだり食べたりするときに
酒をついだり、料理運んだり、女中さん扱い
みなさんがカラオケで盛り上がろうというときに
私の存在なんか誰一人気にすることもなく
いないのと同じ
嫁である私は、しゃしゃり出ていくのも遠慮して
楽しそうにカラオケの本を次々回しているのを
眺めながら
姑も夫も義理の姉夫婦も、だれひとり
だれひとり
私に声をかけることはなかった
カラオケは好きだけど
こういう場所で、他人である私を認識している人もいないし
姑はわざとかもしれないが
視野に入れなかったんだろう
夫の同僚夫婦との旅行先でも
カラオケを部屋で楽しむことになったが
夫は私にひとことも声をかけず
自分だけ歌って飲んでいた
同僚の人は、奥さんに「歌いなよ」と本を渡したが
私は歌えなかった、不機嫌にしていると
「別に、歌いたいなら歌ったらよかったじゃん」と言った
あの頃に、終わってしまえばよかった
私のことを蔑ろに扱って当然なのは
姑がそうしていたからだ
私は、その相手の生死に関係なく
恨むよ、ずっと、「恨んではいけない」なんて
さらさら思わない
許すことなんかしなくていい
それだけ私は嫌な思いしていたんだなと
だけど、頑張ってきたんだなと
自分のこと褒めてあげるよ
嫁になると、妻になると、母になると
歳をとると
どうして、楽しそうなことから省かれるんだ
どうして、楽しいことを制限されるんだ
おかしいよ、「もうそんな歳じゃないでしょ」って
いったい、なんなの?
楽しいことを楽しむのに、年齢制限とかあるの?
参加条件とかあるの?
勝手に思い込んでるだけでしょ
ばからしい
あほくさ
楽しいことを無意味に制限されるなら
生きてなくていいや
我慢だけの人生なんか、今すぐ消えろ
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