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2014年08月22日

防災の日は毎年9月1日ですが、今では1年中防災の心がけを。

毎年9月1日は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだ防災の日ですが、近年では1年中が防災の日といっても過言ではありませんね。



台風は9月末あたりに襲来しますが、梅雨の時期や真夏の夕方の局地的な豪雨、秋の初めの集中豪雨。あるいは交通機関がストップする地震など、天地異変が続発していますがそれらは全て突発的です。

特に今年2014年8月は天候不順で、西日本では豪雨の被害が続き、多くの被害者や被災者の方がおられます。その惨状を映像で見るたびに胸が締め付けられる思いです。

わたしも同じような目に遭いました。中学生の頃の9月末でしたが、発生した台風が真夜中に急接近し、突然の増水で近くの日通(日本通運)の倉庫へ近所の人たちと避難しましたが、蒸し暑い夜なので寒さは感じませんでした。

しかし周辺は道路が冠水し、家々は倒壊したり停電、断水していました。交通網も遮断し、商店も流されていました。(伊勢湾台風のときでした)。

被害は港湾地帯だったので、消防や警察かボートで救助に来たのは翌日の夕方でしたが、そのあいだ食料はなく、また 粉ミルクを溶か水も火もないので、飢えた赤ちゃんの泣き声が響いていました。現在の被害地の状況もまったく同じです。

また、2011年の東北大震災のニュース映像では、3日ぶりに配られた、たったひとつのおにぎりを、涙を浮かべ、両手で包み拝んでいる被災者のシーンもありましたね。

そして東京では交通機関が寸断され、帰宅困難者が徒歩で自宅を目指す長い行列もあり、その中にはハイヒールのヒール部分を石でたたき折って履いていた女性も見受けられました。

防災の日は被災者になる心構えが必要で、いつニュース映像の中にあなたが映っているからも知れないのです。

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