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日曜東京〜東京優駿(第88回日本ダービー)(GT)

コース替わりで内枠が圧倒的有利に働くダービーだが、今年は少し様相が異なる。

先週のオークスウィークもそうだったが、とにかく外枠の馬がよく馬券に絡んでいた。例年通り今週からCコースに替わったが、その傾向は先週と同じであり、例年とは明らかに異なる。

多少厳しいペースでも先に行って内に入る・・・これがダービーの必勝パターンであったが、今年はもしかしたらその「鉄則」を崩して検討する必要があるかもしれない。

しかしだからといって、パワーを要し上がりがかかる馬場というわけでもない。時計は相当速い。先週よりも好時計が計測されている。時計の裏付け・・・とまでは言わないが、ある程度時計を詰められる目算が立つ組を狙う必要はあるだろう。

◎ レッドジェネシス(条件ピタリ、スピード感あふれる血統背景)
○ グレートマジシャン(前走の異様な好時計の反動だけが心配)
▲ タイムトゥヘヴン(マイラーかと思ったが、牝系はけっこう重厚)
△ サトノレイナス(コイツは怖い)
△ ラーゴム(血統のスピード感認め)
△ シャフリヤール(距離延長はあまりよくない)
△ エフフォーリア(時計面がネック?)
△ ディープモンスター(スケール感じるが完成は秋か)

エフフォーリアが道悪をこなしてレコード決着もある高速馬場をクリアするなら、これはもうとんでもない怪物登場ということで、それはそれで喜びたいとは思う。

しかし今年のダービーはそんなに簡単には収まらないんじゃないかなぁという気持ちのほうが、現時点ではずっと大きい。最内枠もエフフォーリアにとってはマイナスのほうが大きいだろう。

最終目黒記念は、55kgアイスバブルの復活に託す。
   
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