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日曜東京〜第55回アルゼンチン共和国杯(GU)

2週連続の不良馬場で行われた東西の馬場、今日金曜日は東京開催がなかったので、京都が参考の馬場になる。時計自体はそこまで遅くなかったが、例年の同時期にくらべてかなり上がりがかかっていた印象。2歳牝馬のGVファンタジーSでは上がり33秒台が計測されたが、ほかのレースは軒並み35秒台。良馬場でも非力なタイプにはおそらく不向きな芝だった。

府中は明日の競馬を検証してみないとなんとも言えないが、京都の結果を見た現時点では「この2週の不良馬場の影響は今後残りそう」。キレ味勝負になることが少なくない府中の芝2500m戦のAR共和国杯だが、今年はハンデ以上に馬場の判断が難しいかもしれない。

ダービー2着のスワーヴリチャード(父ハーツクライ)ははじめから菊花賞は想定せず、結果論とはいえ、あのドロドロの馬場での競馬を回避できたのは今後大きなプラス。そして無類の府中巧者でここまで府中芝はダービー含む3レースすべてが重賞で1勝2着2回。56kgだから3歳馬にとって決して有利なハンデではないが、ダービーが57kgであることを考えれば56kgにとどまったのは幸運の部類だろう。

アルバート(父アドマイヤドン)も長丁場に特化した、近年では珍しいステイヤータイプ。58.5kgと、明らかに次のステイヤーズS3連覇を意識した「ひと叩き」の可能性を考えると、アルバートは必ずしも万全ではない。ただ、パワータイプのアルバートにとって肝心の馬場がプラスに働く可能性もある。

馬場、ハンデを考えたときに今回魅力を感じるのが、シュミノー騎手に乗り替わったプレストウィックというダイワメジャー産駒の芦毛。大柄だが、キレがない代わりにバテないのが強み。不良馬場の影響を受けているならその恩恵を受けそうな気配はある。

相手はディープインパクト産駒のこちらも芦毛ソールインパクト。新潟記念も一時重い印を打つつもりだったが、この馬の評価を下げたのは、ディープインパクト産駒にしては珍しくキレよりも持続する脚を長くつかうタイプだから。軽い馬場の新潟よりは、ダラダラと長い坂が続く直線の府中でこそのタイプ。例年よりも多少力が要る馬場にシフトしそうだから、53kgならチャンス。

押さえは、2走目で一変することが多いカレンミロティック(父ハーツクライ)、3戦3勝が注目の54kgセダブリランテス(父ディープブリランテ)は将来性と非常に大きな可能性を秘める。ここで勝つようならだれもが色めき立つ。

穴っぽいところでは、馬場を考慮すればハービンジャー産駒の54kgマイネルサージュの変わり身にも少し期待してみたい。あとはデニムアンドルビー(父ディープインパクト)の取捨が難しいところだが、ここは意外とレースが流れそうなだけに、頭となると果たしてどうか。いちおう押さえるが。

◎ プレストウィック
○ ソールインパクト
▲ スワーヴリチャード
△ カレンミロティック、セダブリランテス、アルバート、マイネルサ〜ジュ、デニムアンドルビー
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