2013年02月05日
今週は3重賞!〜ちぎらぁ!
土曜日は府中でクイーンカップ(GV)が、そして日曜日は府中で共同通信杯(GV)が行われ、土日とも府中は牡牝のクラシックに向けた重要なステップレースが行われる。
そして、日曜京都のメインは伝統の京都記念(GU)、もちろん天皇賞・春に向けた古馬の中距離重賞である。
まずは、クイーンCから。
当然桜花賞へのステップレースということになるが、本番と距離も同じマイル戦だけに、この舞台は桜花賞へのステップレースとしては密接なつながりがある、とそう考えるのが普通だろうが、しかしこのレース、桜花賞とのつながりは意外なほど希薄であった。
「あった」というのは、これまで長い歴史がそう教えてくれていたから。
しかしそれにもかかわらず、一昨年のホエールキャプチャ、そして昨年のヴィルシーナとも、いちおう桜花賞は2着に頑張ってしまったから、なんだかこのレースは桜花賞との関係が濃いんだか薄いんだかちょっと微妙になってきてしまった。
それと、ホエールキャプチャもヴィルシーナも、クラシックと秋華賞、さらにはエリザベス女王杯まですべて「善戦しながら勝てず」という結果だったわけだが、それがこのクイーンCの勝ち馬にとっての新たな歴史(?)となるのかどうか、今年も注目である。
印象としては、やはり今年も馬場が速く、前が全然止まらない。
この時期の牝馬のレース、しかも府中で行われるというだけで、どうせ前半は犬かきで泳ぐくらいのスローペースになるだろうから、断然先に行く馬が有利。
今年は日曜の東西メインが馬券的に非常におもしろそうなので、ここは参加してもちょこっとだけというつもりである。
そして共同通信杯。
昨年は変則三冠馬のゴールドシップが優勝、そして当時は圧倒的1番人気に推されていた後のダービー馬・ディープブリランテが2着という結果だった。
そして、私が期待したのが先週かわいそうなことになってしまったストローハット、これが追い込んで4着、コスモオオゾラ(5着)あたりも出走していた。
そういうレースだから、当然今年も先週のきさらぎ賞同様大注目のレースということになる。
今年は全体的に小粒なイメージもある3歳世代で、しかもその中でも「もしやまた三冠・・・」などとちょっとは思わせるだけの競馬を見せた「例の血」が流れるリヤンドファミユが残念ながらリタイヤしてしまったから、このレースで新たな候補生を見つけ出さないと、ファンとしてもちょっとあせりが出てき始める時期でもある。
私の例年のクラシックの楽しみ方として、毎年牡牝とも各世代で3頭くらいずつ「コレ!」という馬を決めて臨むのだが、今年はリヤンドファミユが少なくとも春には出てこられなくなってしまい、どうしたものかと思っていた。
しかしリヤンドファミユよりも実はちょっと早く決めた「1頭目」の馬がこのレースに出走してくるので、非常に楽しみである。
マイルのクイーンCのところでも触れたとおり、とにかく先行有利なこの舞台。
特にこちらは1800m戦で行われるだけに、その傾向はより顕著ということになる。
ちなみに昨年の勝ち馬・ゴールドシップのイメージというと、前半はまったくヤル気がなく、いつでも最後方をトコトコついて回るだけという感じに映るが、しかし昨年のこのレースでは、乗り替わった内田騎手がスタートから鬼の形相でゴールドシップを追いまくり、ゴールドシップはやや驚きながらものっしのっしと「先行策」を決めたことを思い出す。
まあそれくらい「前」にいないと厳しい馬場であったわけで、それは今年も同じこと。
そういえば、昨年のこのレースは、ディープブリランテの岩田騎手は「行くなぁ〜!こらぁ!止まらんかい!頼む!行ったらアカン!アカァ〜ン!!」という感じでディープブリランテをなだめになだめ、対するゴールドシップの内田騎手は「こらぁ!行け!走れ!お前は馬だ!競走馬だ!止まるなぁぁぁ!」という感じの両極端の両雄だったことを思い出す。
おもしろいレースだったなぁ・・・
さて、もうひとレース、いろいろな意味で注目が集まるのが、古馬中長距離路線の王道レースのひとつである京都記念である。
伝統の京都記念は春秋合わせて今年で106回目、歴史を感じさせるレースである。
で、何が注目なのかって、そらぁダンナ、注目でっせ。
ではここからは、「注目度ランキング」と題して無理やり注目していただこうと思う。
第3位・・・日経新春杯勝ちのカポーティスターにとって試金石のレース!
第2位・・・ジャミールがやっと復帰!!
第1位・・・ジョワドヴィーヴルの復帰戦!!!
ってなわけで、どーでっか?注目でっしゃろ?
ただ、ジャミールにしろジョワドヴィーヴルにしろ、このクソ寒い時期に何も復帰しなくてもいいのにという思いが正直あり、どちらも無理せず回避して、上のランキングがまったく意味ないものになったとしても、それはそれで別にいいんだよという気持ちである。
それにしても、ジョワドヴィーヴルはこの距離で復帰戦を叩いて、いったいどこが目標なのか?
おそらくヴィクトリアマイルは間違いないとして、陣営は宝塚記念を目標にするんだろうか?
お姉ちゃんのブエナビスタは確かに距離の融通性が高かったが、ジョワドヴィーヴルは姉ほどではない気がするのだが・・・
まあ、いずれにしても注目であることは間違いない。
馬券的にもこれはおもしろいぞ!
そして、日曜京都のメインは伝統の京都記念(GU)、もちろん天皇賞・春に向けた古馬の中距離重賞である。
まずは、クイーンCから。
当然桜花賞へのステップレースということになるが、本番と距離も同じマイル戦だけに、この舞台は桜花賞へのステップレースとしては密接なつながりがある、とそう考えるのが普通だろうが、しかしこのレース、桜花賞とのつながりは意外なほど希薄であった。
「あった」というのは、これまで長い歴史がそう教えてくれていたから。
しかしそれにもかかわらず、一昨年のホエールキャプチャ、そして昨年のヴィルシーナとも、いちおう桜花賞は2着に頑張ってしまったから、なんだかこのレースは桜花賞との関係が濃いんだか薄いんだかちょっと微妙になってきてしまった。
それと、ホエールキャプチャもヴィルシーナも、クラシックと秋華賞、さらにはエリザベス女王杯まですべて「善戦しながら勝てず」という結果だったわけだが、それがこのクイーンCの勝ち馬にとっての新たな歴史(?)となるのかどうか、今年も注目である。
印象としては、やはり今年も馬場が速く、前が全然止まらない。
この時期の牝馬のレース、しかも府中で行われるというだけで、どうせ前半は犬かきで泳ぐくらいのスローペースになるだろうから、断然先に行く馬が有利。
今年は日曜の東西メインが馬券的に非常におもしろそうなので、ここは参加してもちょこっとだけというつもりである。
そして共同通信杯。
昨年は変則三冠馬のゴールドシップが優勝、そして当時は圧倒的1番人気に推されていた後のダービー馬・ディープブリランテが2着という結果だった。
そして、私が期待したのが先週かわいそうなことになってしまったストローハット、これが追い込んで4着、コスモオオゾラ(5着)あたりも出走していた。
そういうレースだから、当然今年も先週のきさらぎ賞同様大注目のレースということになる。
今年は全体的に小粒なイメージもある3歳世代で、しかもその中でも「もしやまた三冠・・・」などとちょっとは思わせるだけの競馬を見せた「例の血」が流れるリヤンドファミユが残念ながらリタイヤしてしまったから、このレースで新たな候補生を見つけ出さないと、ファンとしてもちょっとあせりが出てき始める時期でもある。
私の例年のクラシックの楽しみ方として、毎年牡牝とも各世代で3頭くらいずつ「コレ!」という馬を決めて臨むのだが、今年はリヤンドファミユが少なくとも春には出てこられなくなってしまい、どうしたものかと思っていた。
しかしリヤンドファミユよりも実はちょっと早く決めた「1頭目」の馬がこのレースに出走してくるので、非常に楽しみである。
マイルのクイーンCのところでも触れたとおり、とにかく先行有利なこの舞台。
特にこちらは1800m戦で行われるだけに、その傾向はより顕著ということになる。
ちなみに昨年の勝ち馬・ゴールドシップのイメージというと、前半はまったくヤル気がなく、いつでも最後方をトコトコついて回るだけという感じに映るが、しかし昨年のこのレースでは、乗り替わった内田騎手がスタートから鬼の形相でゴールドシップを追いまくり、ゴールドシップはやや驚きながらものっしのっしと「先行策」を決めたことを思い出す。
まあそれくらい「前」にいないと厳しい馬場であったわけで、それは今年も同じこと。
そういえば、昨年のこのレースは、ディープブリランテの岩田騎手は「行くなぁ〜!こらぁ!止まらんかい!頼む!行ったらアカン!アカァ〜ン!!」という感じでディープブリランテをなだめになだめ、対するゴールドシップの内田騎手は「こらぁ!行け!走れ!お前は馬だ!競走馬だ!止まるなぁぁぁ!」という感じの両極端の両雄だったことを思い出す。
おもしろいレースだったなぁ・・・
さて、もうひとレース、いろいろな意味で注目が集まるのが、古馬中長距離路線の王道レースのひとつである京都記念である。
伝統の京都記念は春秋合わせて今年で106回目、歴史を感じさせるレースである。
で、何が注目なのかって、そらぁダンナ、注目でっせ。
ではここからは、「注目度ランキング」と題して無理やり注目していただこうと思う。
第3位・・・日経新春杯勝ちのカポーティスターにとって試金石のレース!
第2位・・・ジャミールがやっと復帰!!
第1位・・・ジョワドヴィーヴルの復帰戦!!!
ってなわけで、どーでっか?注目でっしゃろ?
ただ、ジャミールにしろジョワドヴィーヴルにしろ、このクソ寒い時期に何も復帰しなくてもいいのにという思いが正直あり、どちらも無理せず回避して、上のランキングがまったく意味ないものになったとしても、それはそれで別にいいんだよという気持ちである。
それにしても、ジョワドヴィーヴルはこの距離で復帰戦を叩いて、いったいどこが目標なのか?
おそらくヴィクトリアマイルは間違いないとして、陣営は宝塚記念を目標にするんだろうか?
お姉ちゃんのブエナビスタは確かに距離の融通性が高かったが、ジョワドヴィーヴルは姉ほどではない気がするのだが・・・
まあ、いずれにしても注目であることは間違いない。
馬券的にもこれはおもしろいぞ!
【Weekly ちぎらぁ!(今週の重賞レース)の最新記事】
投稿者:ASHIGE2|16:29|Weekly ちぎらぁ!(今週の重賞レース)
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