2016年02月08日
ブームタウン・ラッツ
1975年、ボブ・ゲルドフを中心に、ダブリンで結成されたバンド。
今や、『バンド・エイド』の発起人、ボブ・ゲルドフが属していたバンドという方が
わかりやすくなりました。
デビュー時より、ニューウェイブの先駆者として、クラッシュにも似た、パンク系のサウンドで、
人気を博しました。
ポップなメロディーに、ピアノが、効果的に、かつテンポ良く使われているのが、印象的です。
1979年、大ヒットした「5. I Don't Like Mondays(邦題 : 哀愁のマンディ)」は、実際に起こった、
少女による無差別殺人をテーマにした、ピアノ・バラード曲。
ただ、彼等の曲を初めて聴いたのは、「12. Banana Republic」(1981年)で、
非常にユニークなサウンドとヴォーカルが、とても気に入っています。
(歌詞はともかく、ほのぼのとして個人的に春を思わせます)
https://www.youtube.com/watch?v=OfMwWLnpgGw
その彼等のリーダー、ボブ・ゲルドフが、チャリティ・アルバムを作った時は、やや驚きました。
「哀愁のマンディ」によって、社会の動きに目を向けるようになったと言われ、
ロック・ミュージシャンの枠を越えた活動を行いました。
ライブエイドのきっかけともなった、バンドエイドの『Do They Know It's Christmas?』(1985年)
は、世界的に有名ですね。
そして、その翌年、バンドは解散します。
ジャケットは、日本のみ発売されたベスト盤。
1. Looking After No.1
2. Mary of the 4th Form
3. She's So Modern
4. Like Clockwork
5. I Don't Like Monkeys
6. Rat Trap
7. Someone's Looking at You
8. Elephants Graveyard
9. Diamond Smiles
10. Never in a Million Years
11. Dave
12. Banana Republic
13. House on Fire
(1985年 発売)
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4712997