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2016年12月28日

私の知らない鎌倉へ―静寂の“竹寺”から始まる休日の過ごしかたについて

私の知らない鎌倉へ―静寂の“竹寺”から始まる休日の過ごしかた
ゆるやかな時の流れに包まれ、多くの人を魅了する鎌倉。多くの人で賑わう小町通りや鶴岡八幡宮の先に、美しい竹林に囲まれた静寂なお寺があるのを知っていますか?そのお寺で坐禅体験ができると聞き、伺ってきました。週末にちょっぴり早起きして始まる、いつもと違う鎌倉をすごしてみませんか。 午前6時45分。いつもは待ち合わせで人だかりができる鎌倉駅前も、この時間帯は静かです。坐禅会があるお寺まではバスで向かうこともできますが、徒歩がおすすめ。おみやげ屋さんや飲食店が並ぶ小町通りも、昼間の賑やかさとは異なり、鎌倉本来の静けさが感じられます。 鶴岡八幡宮へ通じる参道・若宮大路(わかみやおおじ)をひとり占めできることも。500mの直線距離を悠々と歩けるのは早起きの特権。凛とした朝の空気を感じながら、遠くの本殿を目指します。 鎌倉駅から歩くこと40分。坐禅会が開かれる「報国寺(ほうこ
くじ)」に到着です。こちらのお寺では、毎週日曜7:30より一般の方も参加できる坐禅会が行われています。(事前予約は不要)早朝にもかかわらず、お寺では掃除や石庭の整備など朝の仕事が行われていました。 受付後、袴を借りて着用することになりますが、ベテラン参加者の方が優しく履き方を教えてくれます。袴を身につけたら姿勢も良くなり、気持ちもピシッとなるのを感じました。 坐禅会が始まるまで、 枯山水の庭を眺めながらリラックスして待ちます。晩秋が感じられたこの日は、最後の紅葉日和。すぐ目の前が崖に面してるため、木々が迫ってくるような雰囲気が味わえます。春は新緑や桜が美しく、四季折々の草花を楽しめます。 坐禅は3回に分けて行われます。最初は初参加の人のみ集められ、指導役の方から座り方や全体の流れなどを教えてもらえます。足の組み方が難しくてもクッションなど使うことで、少し楽になるなど色々なアドバイスも頂けました。1回目の15分、2回目の20分の坐禅が終了したら、“歩く禅”とも呼ばれる経行(きんひん)を行います。 一定の場所を歩\xA4
唎海箸B亶圓任垢❶∧鷙饂萁任話殞咾亮類蠅鯤發C泙后右矢印2好辰箸泙辰垢阿某C咾臣櫃硫左向き三角1鯤發韻弌△舛腓辰箸靴慎なⓔ彰垢砲覆蝓⊃匹ǂ辰慎咾皺麌詎任后⦿疏気寮鼎ǂ紛昰屬砲い燭Ľǂ欧如⌆漚悩萁ⓜ匹譴覯擦蘯ɺ海伴Ľ貌類辰討C泙靴拭\xA3 最後の坐禅はベテラン参加者の方々と合流し、迫力ある雰囲気に。その後は読経が行われ、お粥をいただきます。お粥の温かさが体に沁み込むのを感じつつ、坐禅会終了です。その時の状況次第では住職のお話を聞けることも。分かりやすい言葉を選び、ユーモアを取り入れたお話はとても聞きやすく、思わずうなずいてしまうことも。 坐禅会は10:30までに終わりますが、せっかくなので2000本も生えているという竹林をゆっくり堪能しましょう。通常200円かかる拝観料も坐禅会の参加者は無料で入ることができます。はるか頭上まで覆った竹のアーチをくぐり、奥までいけば茶席「休耕庵(きゅうこうあん)」が見えてきますよ。 目の前に並ぶ竹林の青々しさも美しいですが、耳を澄ますとすぐ横で流れる滝の音が。時間を気にしない、のんびりとした空間に包まれます。 坐禅会が\xBD
Ľ錣辰討癲∋驒屬呂泙世泙世Ő訌亜8畍紊呂燭辰廚蠅△襪里如〳y「気鵑櫃惱个ǂ韻泙靴腓ΑJ鷙饂萁ǂ蘚綿\xE23分にある「浄妙寺(じょうみょうじ)」は枯山水のお庭が有名なお寺。また、境内の坂をのぼったところにある洋館「石窯ガーデンテラス」は、その名の通り石窯で焼いたパンが評判のレストラン。お昼には多くの方が訪れ、テラス席の雰囲気を楽しめます。 報国寺から鶴岡八幡宮へ戻る際に通る「二階堂エリア」も散策におすすめ。獅子頭のお守りで有名な鎌倉宮(かまくらぐう)の目の前には飲食店やギャラリーが並んでいます。中でも「Atelier Kika(アトリエ キカ)」は、ギャラリーとカフェが併設している落ち着いた雰囲気のお店。展示品が替わると、それに合わせてカフェで出すケーキも替えるこだわりようです。 この日は白やグレーなど優しい色合いの焼き物を展示。その次はガラス食器の予定だとか。 お寺や神社、かわいい雑貨巡りを楽しんだ後は、鎌倉の“海”へ。夕方になると由比ガ浜海岸は観光客だけでなく、地元の人たちも家族や犬の散歩で訪れ、一日の終わりを見守る人気スポットになります。規
則正しい穏やかな波の音が響き、それに合わせて自分の呼吸も穏やかに。まるで静止したような落ち着いた気持ちになれたのは、朝早くの坐禅体験のお陰かもしれません。坐禅から始まる休日の鎌倉。一日をゆっくりゆっくりと味わってみるのはいかがでしょうか。



posted by arashiyama33 at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行
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