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2023年09月17日

スマートウオッチで健康管理を行い「がん」に゙勝とう

「1日5分の高強度運動」は13種類の発がんリスクを最大3割減ら


日刊ゲンダイDIGITAL
小走りで横断歩道を渡るのも侮れない?(C)日刊ゲンダイ

【Dr.中川 がんサバイバーの知恵】

 少しは体を動かさないと……。運動不足を気にしている人にとっては、朗報でしょう。豪州の研究者がわずか数分の運動でもがんの発症を減らす効果を突き止め、報告したのです。

 シドニー大学の研究者らは、英国のデータを用いて運動習慣のない成人2万2398人を抽出。ウエアラブルデバイスをもとに日常生活で断続的に行われる高強度の運動(VILPA)を記録。VILPAが計測されなかった人を基準に、計測された人のがん発症リスクを前向きに調査しています。

 VILPAとは、階段を駆け上がったり、早歩きをしたりしたときの運動で、1〜2分以内の高強度運動のこと。研究では、1分または2分以内のVILPAが対象で、1日あたりの合計時間を算出。すべてのがんと特に運動不足との関連が指摘されている運動不足関連がんの発症リスクを評価しています。

 運動不足関連がんとは、食道がん、肝臓がん、肺がん、腎臓がん、胃がん、子宮体がん、白血病、骨髄腫、大腸がん、頭頚部がん、直腸がん、膀胱(ぼうこう)がん、乳がんの13種類。追跡期間は平均6.7年。新たながんの発症は2356件で、そのうち運動不足関連がんは1084件でした。

 追跡の結果、VILPAが計測されなかったのは6.2%。計測された人のうち92%は継続時間が1分以内で、合計時間の中央値は4.5分、最長は16分。2分以下については、中央値4.5分で最長は16分ですから、信号や電車に乗るときに走った程度の運動時間といえます。
                     
 その結果、1分以内のVILPAで中央値に相当する1日合計4.5分の人では、計測なしに比べてすべてのがんでは2割低く、運動不足関連がんでは31%低い結果に。2分以内では、同様にそれぞれ21%、32%の発症抑制効果でした。今回の報告は、世界5大医学誌のひとつJAMAの腫瘍部門が採択。信頼できると思います。

 一方、米メイヨークリニックは、週1回以上筋トレをする人は、まったくしない人に比べて、がんの死亡リスクが33%低下することを報告しています。わずか週1回でも効果があるのです。

 東北大の研究では、週30〜60分の筋トレが、総死亡や心筋梗塞・脳卒中、がんについてリスクを最も低下させることを報告。しかし、週130〜140分では、これらのリスクがむしろ高くなるとしています。

 過ぎたるは及ばざるがごとしで、コペンハーゲンのジョギング愛好者1000人のデータもその傾向を後押ししています。軽度、中等度、高強度に分けて、ランナーの死亡率を調べたところ、中等度までは走らない人に比べて死亡率の低下が認められましたが、高強度では何と2倍に増えていたのです。

 ちなみに適度な運動は世界的に1日30分、週5回以上とするのが通例。運動不足の人は、まず5分程度のちょこまか運動から始めて、1日30分を目指すとよいと思います。

(日刊ゲンダイDIGITAL引用編集)






タグ:健康管理
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