2023年09月02日
映画「市子」
映画「市子」https://youtu.be/gNU9HCTCjKY?si=2Gg2utjkHsIWJ94 ご案内URL
杉咲花が主演する映画『市子』(12月8日(金)公開)の予告編とポスタービジュアルが解禁された。
原作は、本作の監督である戸田彬弘が主宰する劇団チーズtheater旗揚げ公演作品でもあり、サンモールスタジオ選定賞2015では最優秀脚本賞を受賞した舞台「川辺市子のために」。観客から熱い支持を受け、2度再演された人気の舞台が映画化される。
今回解禁された最新映像では、セーラー服を着た学生時代の市子(杉咲花)が、どしゃぶりの雨の中、天を仰ぎながら「全部流れてしまえ!」と大声で叫ぶ印象的なシーンで幕を開ける。泣いているようにも笑っているようにも見える表情から目が離せない。そして、大人になった彼女は同棲している恋人の長谷川(若葉竜也)からプロポーズを受け涙するが、翌日に忽然と姿を消す。途方に暮れる長谷川は、訪ねてきた刑事・後藤(宇野祥平)から、市子に関して耳を疑う話を聞かされる。さらに、長谷川が市子の行方を追っていくと、彼女が名前や年齢を偽っていた過去が徐々に明るみになっていく…。誰も想像しなかった市子の真実。幸せな暮らしを自ら捨ててでも、彼女が手に入れたかったものとは――?
痛ましいほどの過酷な家庭環境で育ちながらも「生き抜くこと」を諦めなかった川辺市子の壮絶な半生を、 杉咲が凄まじい熱量で体現。「ものすごくシンパシーを抱いて、脚本を読み終えてすぐ『絶対にやりたい』と思いました」と出演を決めた意欲作だ。杉咲は「本番中に手が痺れたり、想像もつかなかった感情に到達してしまうような瞬間に何度か立ち会えたことが、演じ手として忘れられない時間でした。それがどんな風にお客さまのもとに届くかは怖くもあるのですが、すごい引力を持った作品だったと感じています」と語るなど、作品に手応え充分。芝居を超えて役を生き抜く彼女の姿がスクリーンに映し出される。
また、本作が第28回釜山国際映画祭(会期:10/4-13)のコンペティション部門のひとつであるジソク部門に選出されたことが明らかとなった。ジソク部門は新人監督を対象としたニューカレンツ部門と並ぶコンペティション部門で、今年は本作を含む10本の作品がキム・ジソク賞を競う。プログラム・ディレクターを務めるナム・ドンチョル氏は「この映画は、まさに主人公の『市子』という存在そのものに関する映画だ。私たちは市子の過去を辿ってゆくにつれ、その境遇を理解するだけでなく、同時に、彼女を心から抱きしめてあげたい気持ちに駆られる」とコメント。本映画祭での上映が、『市子』のワールドプレミア上映となる。
作家性や個性の際立つ日本映画を発掘してきた釜山国際映画祭だが、中でもキム・ジソク賞は、2017年に設立され、昨年から正式なコンペティションとなった釜山国際映画祭を代表する部門のひとつ。これまで同賞へ出品された日本映画には、杉咲も出演している『楽園』(19/瀬々敬久監督)や受賞を果たした『羊の木』(18/吉田大八監督)がある。その他、本映画祭では、昨年、日本でも賞レースを大いに賑わせた『ケイコ 目を澄ませて』(22)が特別企画プログラム「Discovering New Japanese Cinema」で、また、『岬の兄妹』(18)で業界を激震させた片山慎三監督の商業デビュー作品『さがす』(22)がニューカレンツ部門で出品されるなど、確かな品質を持った日本映画が高く評価されている。
杉咲花が主演する映画『市子』(12月8日(金)公開)の予告編とポスタービジュアルが解禁された。
原作は、本作の監督である戸田彬弘が主宰する劇団チーズtheater旗揚げ公演作品でもあり、サンモールスタジオ選定賞2015では最優秀脚本賞を受賞した舞台「川辺市子のために」。観客から熱い支持を受け、2度再演された人気の舞台が映画化される。
今回解禁された最新映像では、セーラー服を着た学生時代の市子(杉咲花)が、どしゃぶりの雨の中、天を仰ぎながら「全部流れてしまえ!」と大声で叫ぶ印象的なシーンで幕を開ける。泣いているようにも笑っているようにも見える表情から目が離せない。そして、大人になった彼女は同棲している恋人の長谷川(若葉竜也)からプロポーズを受け涙するが、翌日に忽然と姿を消す。途方に暮れる長谷川は、訪ねてきた刑事・後藤(宇野祥平)から、市子に関して耳を疑う話を聞かされる。さらに、長谷川が市子の行方を追っていくと、彼女が名前や年齢を偽っていた過去が徐々に明るみになっていく…。誰も想像しなかった市子の真実。幸せな暮らしを自ら捨ててでも、彼女が手に入れたかったものとは――?
痛ましいほどの過酷な家庭環境で育ちながらも「生き抜くこと」を諦めなかった川辺市子の壮絶な半生を、 杉咲が凄まじい熱量で体現。「ものすごくシンパシーを抱いて、脚本を読み終えてすぐ『絶対にやりたい』と思いました」と出演を決めた意欲作だ。杉咲は「本番中に手が痺れたり、想像もつかなかった感情に到達してしまうような瞬間に何度か立ち会えたことが、演じ手として忘れられない時間でした。それがどんな風にお客さまのもとに届くかは怖くもあるのですが、すごい引力を持った作品だったと感じています」と語るなど、作品に手応え充分。芝居を超えて役を生き抜く彼女の姿がスクリーンに映し出される。
また、本作が第28回釜山国際映画祭(会期:10/4-13)のコンペティション部門のひとつであるジソク部門に選出されたことが明らかとなった。ジソク部門は新人監督を対象としたニューカレンツ部門と並ぶコンペティション部門で、今年は本作を含む10本の作品がキム・ジソク賞を競う。プログラム・ディレクターを務めるナム・ドンチョル氏は「この映画は、まさに主人公の『市子』という存在そのものに関する映画だ。私たちは市子の過去を辿ってゆくにつれ、その境遇を理解するだけでなく、同時に、彼女を心から抱きしめてあげたい気持ちに駆られる」とコメント。本映画祭での上映が、『市子』のワールドプレミア上映となる。
作家性や個性の際立つ日本映画を発掘してきた釜山国際映画祭だが、中でもキム・ジソク賞は、2017年に設立され、昨年から正式なコンペティションとなった釜山国際映画祭を代表する部門のひとつ。これまで同賞へ出品された日本映画には、杉咲も出演している『楽園』(19/瀬々敬久監督)や受賞を果たした『羊の木』(18/吉田大八監督)がある。その他、本映画祭では、昨年、日本でも賞レースを大いに賑わせた『ケイコ 目を澄ませて』(22)が特別企画プログラム「Discovering New Japanese Cinema」で、また、『岬の兄妹』(18)で業界を激震させた片山慎三監督の商業デビュー作品『さがす』(22)がニューカレンツ部門で出品されるなど、確かな品質を持った日本映画が高く評価されている。
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