宮本武蔵の幼なじみ　本位田又八・・・武蔵と共に村を出てから嘘に嘘をつき重ねて生きてきた。
その又八を追いかけて村を出た年老いた母・・・
又八は母が亡くなる直前に明かした自らの「嘘」・・・明かしてからわかった己の「弱さ」

「弱い弱い嫌いだよ俺のこの弱さが・・・みっともなくて」

年老いた母の意志の強さ、宮本武蔵の剣の強さを近く感じ弱さを隠す為に嘘をつき重ねて生きてきた。
自らの弱さを叫んだ又八に対して母は・・・

「弱いものは己を弱いとは言わん。おぬしはもう弱いものでわない。（強くあろうとするもの）もう、一歩めを踏み出したよ。・・・ただ真っ直ぐに一本の道を進むは美しい・・・普通はそうはいかぬもの。迷い、間違い、回り道もする・・・

それでええ・・・

あっちぶつかり、こっちぶつかり、迷いに迷ったそなたの道はきっと誰よりもひろがっとる・・・道が広がった分おぬしは・・・
誰よりも人に優しくできる。わしも武蔵もなれなかった人間になれる。」


・・・・・・・・。゜(p´ロ`q)゜。


弱さをさらけ出す事はとても難しいけど・・・強くあろうとする者でありたいなぁ


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