伊豆山神社
別名
伊豆山権現(いずさんごんげん)
伊豆大権現(いずだいごんげん)
伊豆御宮(いずおんみや)
伊豆山(いずさん) - 略称。
走湯権現(そうとうごんげん、はしりゆごんげん)
走湯大権現(そうとうだいごんげん
主祭神
火牟須比命
天忍穂耳尊
拷幡千千姫尊
瓊瓊杵尊
千手観音菩薩
社格等
式内社(小)論社
旧国幣小社
別表神社
創建 孝昭天皇治世
縁結びのパワースポット伊豆山神社:歴史とご利益の秘密
静岡県熱海市の東側、山頂に佇む伊豆山神社。
美しい熱海の景色を見下ろすこの神社は、
今では恋愛運のパワースポットとして、
多くの人々に親しまれています。
しかし、その魅力は縁結びだけに留まりません。
伊豆山神社は、深い歴史と多様なご利益を持つ、
訪れるたびに新たな顔を見せてくれる特別な場所なのです。
神社の創建と歴史
伊豆山神社の歴史は、紀元前5世紀、
孝昭天皇の時代に遡ります。
当時、中国では孔子や老子が活動していた時期であり、
日本でも古くからの信仰が息づいていました。
神社の最初の鎮座地は、
伊豆山のさらに奥にある日金山(十国峠付近)で、
ここは古来より伊豆地方の霊が集まる霊山とされていました。
平安時代に入ると、
この神社は推古天皇の勅願所として
「走湯(そうとう)権現」という名を授かり、
仏教と修験道の聖地として確立されていきます。
源頼朝と伊豆山神社の縁
この神社の歴史の中でも特に有名なのは、
源頼朝との深い関わりです。
平安時代末期、頼朝が伊豆に流された際、
伊豆山神社は北条政子との出会いと逢瀬の場は
この神社の一角であったとも言われています。
さらに、伊豆山神社は頼朝を支えた
伊豆の武士団や修験道勢力の精神的な支柱です。
石橋山の戦いで敗北した際、
頼朝を匿ったのが近隣の箱根神社であり、
これにより伊豆山神社と箱根神社は
「二所権現」として鶴岡八幡宮とともに
武家の守護神とされ、武運長久や家運隆昌を祈願する対象となりました。
縁結びと夫婦和合の神様
伊豆山神社は、
火山の神様と死者の神様を祀るります。
火と水が合わさって生まれる温泉の力を象徴し、
夫婦和合や縁結びのご利益があるとされています。
近年では、特に恋愛運アップのパワースポットとして注目を集め、
訪れる人々が後を絶ちません。
訪れるたびに、伊豆山神社は異なる一面を見せてくれます。
最初は、田舎に根ざした古い社のような、
穏やかで優しい印象を受けました。
しかし、最近は縁結びの影響もあってか、
華やかさが感じられるようになっています。
そして今回は、古社の力強さを一段と感じさせる場面がありました。
梛(なぎ)のご利益:夫婦円満と縁結びの象徴
伊豆山神社は古くから梛(なぎ)の神社としても有名です。
梛の木は、その葉が裂けにくいことから
「夫婦円満」「縁結び」の象徴とされてきました。
現在では森林保護のため「梛の葉守り」の授与は行われていませんが、
かつては伊豆山神社の強力な恋愛お守りとして親しまれていました。
実は、私自身もこの神社で「梛の葉守り」を授かり、
恋愛成就のご利益を頂いた経験があります。
その時の感動は今でも忘れられません。
いまのお守りも授与後、神殿でお願いされるとよいですよ
まとめ:訪れるたびに新たな発見がある伊豆山神社
伊豆山神社は、歴史と自然、
そして現代的な縁結びのパワースポットとして、
さまざまな顔を持つ神社です。
訪れるたびに異なる魅力を感じられるこの場所は、
恋愛成就を祈願するだけでなく、
歴史に触れながら心身をリフレッシュできる場所でもあります。
ぜひ、伊豆山神社の神秘的な力を体験してみてください。
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