せっかくの3連休が2回とも台風に襲われ、楽しみにしていた旅行なども延期や中止に追い込まれて方も多いのではないでしょうか?
被害に遭われたところもあるので、もうこれ以上台風には来てほしくないな〜と思うのですが、まだまだ台風シーズンが続くので頭が痛いです。
その台風の合間を縫って「超歌舞伎2022」を観に京都南座へ行ってきました
昨年よりもパワーアップされていて、歌舞伎観劇というよりライブ会場さながらの盛り上がり方です
今年は千穐楽を迎え、他の場所も終わっているので行けなかった方は来年の公演があることを祈ってください(笑)
共演者が初音ミクということで、いつもの歌舞伎公演とは客層が全然違うんです。
やはり歌舞伎というと年配の方が多く落ち着いた雰囲気がありますが、本公演は若い方が多いのが特徴かな
一番最初に南座で公演された2019年の時は、法被を着て両手にペンライトをいくつも持っているお兄さんが居たり家族連れの方がいたりしたのが印象的でした。
2020年はコロナ過ということで公演自体が中止になってしまいました。
昨年は開催されましたが、大向こう(歌舞伎の掛け声)をかけることが出来ないためにペンライトに仕掛けされてます。
それは、ペンライトから声が出るんです
主演である中村獅童さんの屋号の萬屋や澤村國矢さんの紀伊国屋、初音ミクさんの初音屋にNTTさん電話屋などが声高らかに発せられます。
超歌舞伎のみかたでは、歌舞伎を知らない方への解説やペンライトの使用方法を解説したりしてやはりいつもとは会場自体の雰囲気が違っていました。
今年からはイヤホンガイドも登場し、いつも通り舞台の解説はもちろんのこと、大向こうのタイミングも教えてくれるのでたくさんの人が一緒に掛け声をかけるので少しは演者の方々に届いていたかもしれません。
ただ、残念だったことが一つ。
獅童さんのご子息の小川陽喜くんが京都での出演が少なかったことです。
どんな風に演じられたのか、観たかったな〜と思います。
そうそう、今年から指導さんのお弟子さんの中村獅一さんが舞台に出演だそう。
今までは裏方をされていたそうですが、今回はリミテッドバージョンでは蘇我入鹿役にも挑戦されているとのことです。
残念ながらこちらを拝見することは出来ませんでしたが、若手の役者さんが活躍できるのがこういった本公演と違うところかもしれません。
確かに舞台全般は値段が高くて早々行くことは出来ません。
でもちょっとだけ歌舞伎に興味があるけど難しいんじゃないかな?って思う人も多いと思います。
だとしたらこの超歌舞伎はおすすめです
お芝居自体は古典物をアレンジされているのでとっつきやすいというのもあり観やすいのも初めての方も観やすいんじゃないかな?
来年こそは皆さん、超歌舞伎に足を運んでみてください(決して松竹の広報ではございません笑)
ラストはこうやって写真を撮ることも出来るなんて珍しいでしょ
来年は一緒に盛り上がりましょうね
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