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2014年02月10日

私がインデックス投資を辞めた理由 その1

私は就職してから2〜3年ぐらいインデックスファンド(TOPIXとブラジル株)を積み立てていたのですが、どうしても耐えきれずにそれを辞めてしまいました。
投資は就職してから始めたので、投資額は大きくなく、また実家暮らしであったため貯金はどんどんたまっていく生活をしていました。
ですので、インデックス運用による損失にはいくらでも耐えれたのですが、どうも納得のいかない点が多くなりすぎて、インデックス投資を辞めました。
その理由について書いていきたいと思います。

まず、疑問に思ったのは、「インデックスとは何か?」という疑問です。
例えば、TOPIXや日経平均という指数がありますが、それはどうやって算出されているのか、本当に分散投資できているのかという疑問が沸きました。
調べてみると、日経平均株価は値がさのハイテク株のウエイトが高く、それらの値動きに大きく影響を受けること、
TOPIXは基本的に時価総額の大きな銘柄のウエイトが高く、その影響を受けることが分かりました。(厳密には時価総額ではなく浮動株数×株価を基準としています。)
つまり日経平均は「日本株式値がさハイテク株ウエイト配分アクティブファンド」と言うことが出来、
TOPIXは「日本株式時価総額ウエイト配分アクティブファンド」ということが出来ます。
これを知り、「本当に、効率的な分散投資が出来ているのか?」という疑問が沸きました。
インデックスの指数は本当に効率的な分散投資できているのかという疑問についてはある程度の結論が得られています。
「銘柄数で言えば分散投資は出来ているが、銘柄選定のウエイトが不適格」という結論です。
銘柄のウエイトが不適格な理由については私はぼんやりと考えていただけで、明確な説明は自分でも出来ていませんでした。
しかし、非常に明確な回答が「続・マーケットの魔術師」 の203ページに書いてありました。

以下は引用で、ジョエル・グリーンブラット というファンドマネージャーの言葉です。
「時価総額で加重した指数では、ある株の価格が高くなるほど、指数に占めるウエイトが大きくなります。
そのため定義上、時価総額加重した指数は自動的に割高な株を持ちすぎて、割安な株は少なくなりすぎる。」
「時価総額による加重が投資家にどれだけ余分な負担をかけているかを知るには、それらの指数を、同じ銘柄で構成した均等加重の指数と比べればいい。」
「過去40年間のリターンによれば、均等加重の指数は時価総額で加重した指数を年率でおよそ2%上回っています。」
引用終

ちなみに過去40年間のリターンが年率で2%違うとは、相当大きな違いです。
例えば時価総額加重指数の40年間平均リターン(相乗平均)が10%、均等加重指数の平均リターンが年率12%であれば、40年間の差は次の通りになります。

時価総額加重指数 当初 10,000円→40年後 452,593円
均等加重指数 当初 10,000円→40年後 930,510円

最終のリターンは2倍強違う事になります。

以上の事より、インデックス投資は銘柄選定のウエイト定義が非常に稚拙であると私は考え、インデックス投資を辞める理由の一つになりました。
次回のその2では、分散投資は有効で、集中投資は本当に危険なのか、という事を述べたいと思います。
その3では、ドルコスト平均法は本当に有効なのか、について書きたいと思います。
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