大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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Prosopocoilus属 その2(D〜G)
(tkyk4 at 02/28 21:12)
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られ、マレー〜ネパール産は端歯が三角状で、カンボジア〜南ベトナム産は頭部の点刻がやや荒い。
マレー〜タイの個体群の中型ではSsp.borobudurのような顎の太い個体が見られる。
上翅はやや光沢がある。


Prosopocoilus girafa borobudur Mizunuma et Nagai,1991:7-14,fig.5,17-18,33 [Prosopocoilus giraffa Borobudur]
Jawa,Bali,S.Sumatra [Mt.Gede,W.Jawa].

顎の太短い亜種群。
上翅の光沢はざらつきながらもやや光沢がある印象。
バリ産はやや小型で顎は短く、体型は幅広で、上翅の光沢がより強い。

野外の最大は103oで通常は99oで止まってしまうが、飼育すると極稀に大型化する血統が存在します。
通常は飼育しても100oに届きませんが、大型血統では簡単に100oを超えてしまいます。
確認できた最大は108oで、真偽は不明ですが聞いた話では110oも出たとかどうとか。
大型血統では100oを超えると形状が変わり、原名亜種とSsp.keisukeiの中間的な印象になります。
ただし、頭楯の形状がどちらとも異なるので区別は可能です。


Prosopocoilus girafa daisukei Mizunuma et Nagai,1991:7-14,figs.11-12,29-30,38 [Prosopocoilus giraffa daisukei]
Philippines;Negros I.,Panay I.,Sibuyan I. [Mt.Canlaon,N.Negros,Philippines].

全体的に光沢の強い亜種。
端歯は無いか極小さい。
パナイ産は顎中央の内歯が横から見ると下方に強く下がり、シプヤン産は端歯が大きい。


Prosopocoilus girafa keisukei Mizunuma et Nagai,1991:7-14,figs.6,19-20,34 [Prosopocoilus giraffa keisukei]
Flores I.,Sangeang I.,Lombok I.,Sumba I.,Sumbawa I.,Tanah Jampea I.,Pantar I. [Flores Is.].

最大になる亜種。最大サイズは産地ごとにばらつきがある。
顎中央の内歯の上の小さな
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